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我が家のやり部屋 続編6

  • by 元リーマン武 at 10月2日(火)00時54分
  • Number:1002005422 Length:5875 bytes

A君にカミングアウトしお互いに楽に会える。しかしその反面ではゲイ故にの課題とチンコフェチのA君だけに、何かと心配な思いはあった。
僕の周囲のゲイ仲間が、昌士もその一人だがセックスに対してダラダラとしてる。付き合って来た人、通りすがり的な相手もだ。僕自身も他者の事は言えない、過去にさかのぼると同じ事を繰り返してた。繰り返してたから言える事でもある。
ノンケ同士がキスをする動画も多く見る。股間を触るなどの悪戯やオチャラケも多く見る。
少し話はそれるが、今年も職場体験学習として地元の中学生を寺院で預かり、寺院での業務と保護観察所と連携し、更生保護学習と保護司体験学習をしてる。
本年度は男の子ばかり8人だった。女の子ばかり、男女混合と毎年違うが、今年はおとなしい子からヤンチャな子まで様々にいた。
驚かされたのは群れると言うよりイチャつくと言う感じ。肩を寄せ合う事をしたり、手を繋いだりもしてる。身体に触れさせる事も当然的にある。思わず出来てんの?と聞いたくらい。
男の子のコミュニケーションが女子化してる。彼女の居る子もいたが、男の子同士が手を繋いだりする事も平気。そんな子供達のコミュニケーションを見てると、女子化コミュニケーションの問題を考えながらも、ノンケ同士だから何の意識もせず平気なんだと感じながら、ノンケが羨ましくも感じられる。そうだ、来てくれてた一人がヤンチャで休憩中にマジックで身体に落書きした。他の何人かもその子に落書き。そのままで帰らせる事も出来ず、アルコールの入ったウエットティッシュで落とすのに、他の子にも手伝わせた。乳首とかにも落書きで、他の子に乳首弄られ思わず勃起した。ジャージで来てたからモロに勃起がわかる。他の子に指摘されても平気で、あげくは他の子らに突かれてた。意識しないって凄いとも思うし、弄られて笑ってる子も弄る子も平気なんだ。僕らの時代には有り得ない事だ。キスだって手を繋ぐにしても、ホモ扱いだしキモイとかとなってた。
話を戻しますが、ゲイ故に意識をしてしまう。
A君は僕に対する想いがあった。とりあえずは解消し僧侶仲間としてとなったが、とにかくチンコフェチはどうしようも出来ない。恋愛感情よりチンコが優先してる。
僕のたっちゃんは、A君に取ってはムフフな逸物の持ち主。言ってたが最低限は顔もそれなりはと。そう考えると顔もチンコもOKとなる。よだれモノだ、ノンケ同士のように触り合っても気にならないなら良いのに。
A君が取ってくれてた宿泊先に荷物を預け、颯太をたっちゃんのご両親に預け、僕とたっちゃんはA君の自坊、お寺に向かった。
颯太とたっちゃんのご両親は楽しいところに言って、別の温泉に入り別の良いところで夕食も済ませて来るとの事で、僕とたっちゃんはA君のお寺のお接待を受け、最後までお付き合いする事とした。招かれた寺院のお接待を受けるのも仕事だ。
A君の自坊、お寺に到着し間もなく一座目の法話だ。昼食は御住職が仕出し弁当でお接待下さった。
御住職「意味ある意味深い法話有り難う御座いました。しかしその若さでお弟子さんが居るとは。うちはこの息子、不詳な弟子だけです。笑 さて、本来なら私が夜までお接待しなければならないのですが、研修所の同期との事も聞き老体がいますより若者同士の方が話しも弾みますでしょうから、私は夜は失礼し副住職に任せますね。」
幸か不幸か?微妙な夜の接待だ。確かに御住職が居ない方が気が楽だが、反面ではゲイトークになったらと心配した。
午後からの法話をさせて頂き片付けも手伝わせて頂いた。
A君「今日は本当に有り難う御座いました。さて、住職が言った通り接待させて頂きます。とりあえずホテルに送らせてます。温泉最高なんで先に入ってて下さい。夕食はホテル近くの店を予約してます。まだまだ時間あるし俺も後から追っかけます。」
檀家さんにホテルに送って頂いた。
武「どうする?温泉入っちゃう?」
たっちゃん「そうだな。6時に予約って言われてたな。」
武「じゃあ行こう。」
まだ夕刻でも早い時間で空いていた。
たっちゃん「武、良かったよ!流石って思った。」
武「研修受け学んだし、弟やたっちゃんの弟の事もあるから、実体験も踏まえて話しが出来た。」
たっちゃん「格好良かった!」
武「有り難う。たっちゃんに言われるとヤバイな〜!」
たっちゃん「せっかく誉めたのに!」
武「仕方ないだろ、惚れた相手の美しい姿を見たら当然でしょ!」
たっちゃん「ギャップ激しいな!」
そんなこんなしてたら扉が開き人の気配。
A君「遅くなりました。ここの風呂どうですか?」
武「あ、最高。」
A君「何もしませんよ!ここ檀家さんが経営してるんです。」
武「そうなんだ!」
A君「今日は有り難うございました。そしてようこそですね!。」
武「ごめんね、家族で夫婦で来ちゃいました。」
A君「良いのですが、ご両親も一緒にでビックリです。」
たっちゃん「すみません。」
A君「カミングアウト本当何だって事と、家族になってるんだってビックリしますよ。しかも実物の彼氏さんイケメンだし。マジで武さんより上なんですか?」
武「そうだよ。」
たっちゃん「こう見えて残念な中年男なんです。」
A君「俺よりも下にしか思えません。」
たっちゃん「童顔なオヤジも困りますね。」
A君「お会いできて良かった。ところで甥っ子さんとご両親は?」
武「たっちゃんのご両親が牧場とか楽しいところに連れて行って下さってるんだ。夕食もお父さんが行きたかったと言う店があるらしく、今日はお預けしっぱなし。」
A君「凄いな!そんなに仲間良いんだ。」
たっちゃん「両親も孫の一人として見てます。」
武「ところでA君、どさくさ紛れにどこ見てんだよ!」
A君「イヤーその〜!ごめんなさい気になっちゃって。」
A君の目がついついたっちゃんの股間を見てる。湯槽から出たいが僕は僕でやや勃起だ。
湯に浸かったり段差に腰掛けたりしながら話をしてた。
たっちゃん「露天風呂行ってみようかな?」
武「そうだね。」
たっちゃん股間隠さず立ち上がるから、A君はたっちゃんの股間をガン見した。
たっちゃん「先に行くね。」
武「行く!」
先に行くたっちゃんに遅れて立ち上がる。股間をおさえてたがA君はニヤリと笑う。
A君「たっちゃんさん凄い!武さんも勃起?」
武「さっきのは僕のもの、これはたっちゃんのもの。」
A君「解ってますって!」
遅れてA君と露天風呂へ行った。
A君「ホントに仲良いんだ。」
武「当然でしょ!たっちゃん、遠慮して僕の大切なもの隠してよ!」
たっちゃん「いつも通りじゃない?」
武「そりゃあそうだけど、A君チンフェチだっ!」
A君「目の保養だけですから。しかしご立派ですね。」
たっちゃん「厄介ですよ!」
武「大変何だよ!」
甥っ子のなんで?なんで?どうしてどうしてどうして?を話した。
A君「ハハハ、子供は正直言うんですね!武さんだって決して、、、、」
A君は思わず黙った。
武「もう全て話した。」
A君「ごめんなさい。本当にごめんなさい。」
たっちゃん「武も悪いんですから、気にしなで下さいね!でも一応出した物も俺のものって事でお願いしますね。」
A君「は、はい。」
着替えて食事に向かった。



掲示板で知り合ったおじさんと(sm

  • by とも at 10月1日(月)18時43分
  • Number:1001184346 Length:540 bytes

夏休みに大学の課題もある程度終わって暇になったので、掲示板で連絡とってたおじさんと遊ぶ事になりました。ホテルに着いてまず全裸に剥かれ、身体中をまさぐられた後にベッドにブルーシートを引かれたので何かと思ってたら目隠しと枷をはめられ横にさせられました。突然お腹に熱い感覚がきたと思ったら、太ももや乳首にも次々と同じ感覚がきてびっくりしました。蝋燭は初めてで熱くて呻いてたのですが、きちんと勃起はしてたらしく、何とも言えない気持ちに…蝋燭をお尻もくまなく垂らされ、一息ついたと思ったら電マ責めが始まり、長々といたぶられたあとイカされて終わりました


我が家のやり部屋 続編5

  • by 元リーマン武 at 9月30日(日)22時35分
  • Number:0930223519 Length:1944 bytes

発展場でイチャイチャは、やり目的や出会いを求める方に申し訳ない事だけど、堂々とマッタリとイチャイチャ出来る最高な場所だ。見せ付けと思われても仕方ないが、周囲の目を気にせずに様々な所でイチャイチャ、チュッチュさせて頂いている。

小学生となった甥っ子の颯太だが、どうして?どうして?なんで?なんで?が多くなった。
できる限り諭すように伝え応じてやる事はしてるが、返答に困る内容も少なくは無い。
最近では颯太から身体的ななんで?どうして?がある。
颯太「武はどうして大きい(背が高い)のに、たっちゃんのオチンチンの方が大きいの?」「たっちゃんの方がお兄さんなのに、どうして武のお顔はたっちゃんよりお兄さんなの?」「たっちゃんのオチンチンは、武よりお兄さんだから大きいの?」「僕は子供だからオチンチン小さいけど、武はどうして大きいのに小さいの?」などなど。
たっちゃんと比較されてのなんで?どうしてだ。武も平常時は普通だけど勃起したら大きいって言われるんだよ〜!と言えたらな!。膨張率はたっちゃんより凄いんだぞ!って言いたい。
平常時でも10センチ超えのたっちゃんには敵わない。颯太のなんで?どうして?そうだよな、僕の方が背が高いし、たっちゃんに比べれば大人顔だし、チンチン逆なら颯太の思うバランスなのか?。確かに可愛い顔にスリムな身体に想像出来ないチンチンは、誰もがビックリだろう。
スエットパンツ履いてるとモロにわかる。思わず勃起と思われても仕方ない。平常時でも小さい方の勃起以上はある。スリムパンツ履いてる時はかなり押さえつけて履いてるようだ。もっこりを目立たせ無いように苦労してる。スエット素材のスーツパンツをたっちゃんの為に購入したが、かなりのもっこりアピールとなってしまった。

A君から法話の依頼が遂に来た。
連休でもあった為に、家族旅行を兼ねてお邪魔する事にした。
当初は母親もと考えたが、寺を留守に出来ない用も入った。そこでたっちゃんのご両親をお誘いした所、ぜひともとなってご一緒し家族旅行が叶った。
颯太もたっちゃんじいじ、たっちゃんばあばと呼ぶ。たっちゃんの実家へ何度もお邪魔し、農作業を一緒にさせて頂いている事も大きい。たっちゃん居なくても、たっちゃんのご両親と一緒に寝たりもしてる。
たっちゃんは僕の付添人。てか、僕の監視役と言った方が良い。


我が家のやり部屋 続編4

  • by 元リーマン武 at 9月29日(土)01時33分
  • Number:0929013359 Length:4780 bytes

4日間留守をしてようやく帰宅した。
たっちゃん以外の相手によっての射精は数年ぶりだった。罪悪感が頭を過ぎる。
男ってバカだよな!そしてこの世界ってセックスはしてないにしても、簡単に射精してあっさり。過去に自分も平気でやって来てたのに、たっちゃんを愛しまくってからはたっちゃんしか無いんだ。
もしたっちゃんが他の人に射精をさせられたら僕は?。
勿論の事で怒るだろう。しかしどうだ?僕は嫉妬深いのか?
たっちゃんが仕事を終え帰って来た。
甥っ子の颯太の手前もあるのかごく普通だった。
食卓を囲み、研修の事や留守中の事を和気藹々と話し過ごした。
たっちゃんを見ながら、自慢する事じゃ無いが、でも、でも、容姿に関わらず嫉妬するくらいモテる、人気のある彼氏の方が良いと思った。
留守中、たっちゃんが颯太と風呂に入ってくれてた。
武「颯太、今日は一緒に入ろう。」
颯太「はーい(^O^)/」
颯太を洗ってやり一足先に風呂から出す。身体を拭いてやってるとたっちゃんが入って来た。
たっちゃん「颯太、テレビ始まるぞ!ばあば待ってるよ。」
颯太「たっちゃんは?」
たっちゃん「たっちゃんは勿体ないから先に入るよ。ばあばが遅くなるからね。」
颯太「うん、わかった!」
本来なら僕がもっと親になってやらないといけないのに、自分自身の不甲斐なさや愚かさ、優柔不断さが情けない。颯太に対する思いは持ってるが、やはりたっちゃんに対する甘えも強い。相変わらずの甘えたな自分を反省する。
たっちゃんが服を脱ぎ風呂に入って来た。強くは無かったがビンタ!
たっちゃん「バカ!」
武「ごめんなさい(>_<)」
たっちゃん「仕方ない、この世界って仕方ないがもう少し考えて行動しろ!」
武「はい」
たっちゃん「モテ無いヤツよりモテる相手の方が良いに決まってるが、辛いよな、心配するよな!弄られる程度で抑えて欲しかったな。」
武「何も反論出来ません。」
たっちゃん「ああっ!お仕置きどうするかな?」
たった4日だが、僕が惚れ込んだたっちゃんの全裸見てるだけで勃起してる。怒られながらもたっちゃん綺麗!イケてる!っと頭の中はキラキラ。
反省しつつも煩悩が先だっち、たっちゃんの裸を見るだけで弄られなくても勃起してしまう。
たっちゃん「あのな〜!俺は怒ってんだぞ!」
武「いや、その〜あの〜!仕方ないですよ−!」
思わずたっちゃんに抱きついた。
たっちゃん「ヤレヤレ、何の為に勉強に行ってんだ?これが布教師って先が思いやられるな〜!言っとく!」
武「はい」
たっちゃん「出すなとは言わないが、大と小以外は俺に物だからな。」
武「はい。」
思いっきり抱きしめ返され、めちゃくちゃ熱いキスでした。
そして勃起チンコはお預け、寸止めで洗われまくられた。

甥っ子の颯太の部屋が出来、徐々に独り寝もするようになった。週数回は一緒に寝るが、颯太の部屋でしばらく過ごしてやってると眠る。朝起こすまではシッカリ眠ってくれる。
午後9時を過ぎるとたっちゃんと2人っきりの時間も多くなった。
イチャつく時間も多くなったということでもある。ただ、葬儀が続くとそうはいかないが。
毎晩でもOKとはいえなくなったが、週3回はOKの僕に対したっちゃんはセックスに対しては淡泊になりつつある。
仕事が忙しいのもある。今年は災害に猛暑で被災地への事務的応援にも借り出されてた。
流石に毎日射精と言う年齢でも無い。しかし僕は少しでもたっちゃんと接触しておきたいヤツ。
やり部屋はやり部屋だが、最近はトレーニング器具が導入されたりと、徐々に変わりつつある。プロジェクターも音響も少し性能を上げた。
やり部屋では全裸が基本としている。セックスしなくても常にここでは全裸。
たっちゃんが全裸で仕事をしている姿を眺めながら、僕は勃起状態でトレーニングしたりしてる。そんな僕を見ながら時にたっちゃんも勃起。僕はすかさずパソコンに向かってるたっちゃんの下から顔を出してパクリと食べるのだ。お互いに我慢しないでと決めてはいるが、僕から仕掛けて行く事が多い。
颯太が小学校に入学し変化した事も幾つかある。
母親の部屋の隣を部屋としたのが最大の理由となるが、時々に二人して飲みに行くようにもなった。時には夜のドライブも楽しむ。
母親と交互の子育て。母親が出掛ける機会も作り、母親が居ない時は僕たちと颯太は川の字で眠る。
飲みに行くようになったと書いたが、交互になるが2軒のゲイバーだ。
全く違う店で、1軒はママが檀家となった。ゲイバーだから店子数名もゲイだが、お客さんは男女混合でありゲイもノーマルも来店する。過去に行ってたゲイバーでママと知り合ったのだが、人伝に僕が坊さんになった事を聞かれ、親族の不幸があり葬儀をさせて頂いた縁。
それでその店にもお邪魔するようになった。もう一軒はゲイオンリーのバーだ。
やり部屋でゲイライフに徹してたが、今では時おりにゲイバーにてもゲイカップルとしてたっちゃんと過ごしてます。
ゲイオンリーのバーでは堂々と肩を寄せ合い、顔を近付け飲む事が出来る。
バカップルだ、手を繋いだりキスなんかも。時に邪魔もあるが余計にイチャつく事で撥ね除ける。
檀家のママの店では、ゲイに偏見の無いノーマルと仲良くなったり、女性とも仲良くなったりしてる。
さて夜のドライブだが、TSUTAYAカフェで一時を過ごし、とある公園に車を走らせる。
僕たちの出会いは発展場の公園だ。発展に行くにでは無い。
車で20分ほどの位置に運動公園がある。山の上にある為に午後11時を過ぎるとゲイ、発展目的の人だけしか来ない。週末は女装のオッチャンらも居るが、その公園のベンチでメチャクチャイチャイチャする。ちょっとだけ夜景が見えるのだが、夜景眺めながらのキスは最高だ。
時にフェラチオをいたたまれずにする事もある。とにかく何がって堂々とカップルが出来る事に興奮だ。


「高1の夏休み」の数年後の話(2)

  • by 雄太 at 9月28日(金)21時31分
  • Number:0928213145 Length:6858 bytes


俺はその次の年の3月、大学を卒業し、そのまま院に進んだ。
そしてその年の9月に斎藤先生は新しいキャリアを積むために、カリフォルニアの病院に研修医として二年間勤めることになった。

その頃、俺たちは、ひそかに結婚をしようとお互い思っていた。

それで俺のほうも日本を離れて、カリフォルニアで斎藤先生と暮らしたいと思い始めた。
斎藤先生もその気持ちは同じらしくて、先にカリフォルニアに行って、勤めをしながら俺の留学先を探してくれた。
それで俺も大学院のほうを二年間休学して、斎藤先生の勤める大学に留学することになった。

先に出発していた斎藤先生を追いかけて、俺は1月遅れてカリフォルニアに向かった。
12時間の飛行の後、昼夜が日本とはほぼ反対のロスの空港に俺は降り立った。
入国管理に時間がかかり、迎えの斎藤先生をけっこう待たせてしまったようだった。

「雄太、よく来たね。」
「少し前まで匠海、仕事だったんだろう。迎えに来なくてもよかったのに。」
「だいじょうぶだよ。」

俺たちは斎藤先生の運転する車で、混雑するフリーウェイを通て、斎藤先生の住んでいるマンションまでいった。
しずかな住宅街の通りにあるちょっとしゃれたマンションだった。

入口を入るとまず広いリビングがあり、その奥にダイニングキッチン、その向かいにバスとトイレ、さらに奥のほうにベッドルームがふたつあった。

「うわあ、すげえ広い。」
「前は子供のいる家族が住んでたらしいんだけど、家族連れだと狭くなって引っ越したらしい。俺たちふたりにはじゅうぶん過ぎる広さだね。ああ、俺が広いほうの部屋を使ってるけど、雄太が広いほうが良ければかわるけど。」
「俺はべつにこっちの部屋でいいよ、じゅうぶん広いし。」
「まあ、寝る時は俺の部屋のベッドがキングサイズだから、こっちでいっしょに寝ればいい。」
「俺の使う部屋のベッドのシーツ、なんかすげえ子供向けのデザインなんだけど・・・」
「ああ、前に住んでた家族の息子が使ってたものがそのまま残されてててね。いちおう洗っておいたけど、他人が使ったのが嫌なら、新しのを買いに行こう。」
「洗ってたらいいよ、他人が使ったシーツが嫌だったらホテルとか泊まれないじゃん。」
「でも、そのシーツふつうよりごわついてるだろう、どうも防水シーツみたいだね。」
「げっ、それってひょっとしてオネショシーツってこと?」
「前の住人の息子さん、けっこう大きくなってもオネショしてたみたいだね。」
「さすがに俺もオネショはしないけど、べつに使ってもいいよ。」
「じゃあ、そのまま使ってくれると助かる。」
「まあ、だいたいは匠海のベッドで寝るつもりだけどね。」
「俺もそのつもりだ。」

俺たちはしばらく休んだ後、斎藤先生の運転する車で近くのダイナーに夕食を食べに行った。
量は多いが大味な食事をけっきょく俺は全部は食べられなかった。斎藤先生も少し残してしまったようだった。
帰りに日系スーパーに寄って、食材をいくつかかってから帰った。

マンションに帰ってからは、斎藤先生が買っていたカリフォルニアワインをいっしょに飲んだ。

「もう、雄太にワインを勧めてもだいじょうぶだろう。」
「もうとっくに成人してる。」
「なんか最初にあったころから年を取ってないよね。いつも初々しい表情だからね。」
「俺的にはすげえ大人になってるつもりなんですけど、先生。」
「うそうそ、雄太ったら、顔だけじゃなくて、チンコも真性包茎のままなんだけど。」
「それを言うな、俺のこといくつだと思ってんだよ。」
「はいはい、わかってるよ。」
「ったく、いつまでも子供あつかいして・・・」
「雄太がかわいすぎるからだよ。」
「今まではしょうがないけど、これからはかわいいじゃなくてカッコいいと言えよな。」
「はいはい、仰せの通りに。」

俺たちはサンフランシスコの近くで作られたというおいしいワインを飲んだ。
そして俺は長時間の飛行機での移動で疲れていたのか、ものすごい眠気におそわれていた。

「ほら、雄太、ここで寝るなって、ベッドまで行こう。」

斎藤先生に支えられて俺はベッドまで何とか移動して、ベッドの上に倒れこむように横になった。
そして横になると同時に眠ってしまっていた。

朝目覚めると、すぐ前に斎藤先生の顔がドアップであった。

「雄太、起きたね。」
「ふわああ、よく寝た、匠海、おはよう。」
「雄太の寝顔はホントかわいいよね、しばらく見とれてた。」
「だから、かわいいっていうなって言ってんだろう。」
「ゴメンゴメン、雄太の寝顔があまりにもカッコよくて見とれてた、これでいいだろう?」
「まだ、俺、顔も洗ってねえんだぞ、そんなに見るなよ。」
「こっちもすげえ元気みたいだし。」
「こら、そこを触るなって。」
「出してあげようか?」
「いい、それより、俺、トイレ。」
「やれやれ、イロっぽくないなあ。」
「しかたねえだろうが、そろそろガマンの限界なんだから。」

俺はトイレに行って、酒臭いションベンをぶっ放した。

斎藤先生の作ってくれた朝ご飯をいっしょに食べて、その後俺は斎藤先生の車で大学まで行った。
そして大学への履修登録を、斎藤先生は英語の勉強だと言って、自分でやるようにと言った。
とりあえず俺はあまり豊富ではない英語の語彙を使って、必死で手続きをしたのだった。

慣れない英語での交渉等に俺は疲れ果てて、夕方斎藤先生のマンションに戻ってきた。

それでも疲れて帰っても、斎藤先生といっしょに住んでいるとういうだけで、心強かった。
俺たちは、新婚のようなちょっと甘い生活をしようと思っていた。

しかし斎藤先生の仕事は夜勤もあるシフトで、昼間講義を受けている俺とは、やはりすれ違いが多かった。

それでも休日が重なることがあると、俺たちは車でカリフォルニアのあちこちを順番に訪ねていっていた。

ある時、斎藤先生の患者さんの一人が、週末の別荘パーティーに誘ってくれた。

土曜日の午後、斎藤先生の運転する車で、混雑するフリーウエイを抜けて、東南の方向に進んでいった。

斎藤先生の知り合いの別荘は、ブドウ畑が点在する斜面を一望する丘陵地帯に建っていた。

眺めのいいテラスでバーベキューパーティーが始まった。
参加者は、まずは別荘の持ち主で、斎藤先生の患者であるパブロさん、年齢は見たところ30歳代後半、そしてそのパートナーの男性、名前はフリオさん、25歳くらいのイケメン。
パブロさんの友達のカップル、ジャンさんとエクトールさんだった。
パブロさんの祖先スペイン東部のカタルーニャから来たらしい。フリオさんはメキシコ出身ということだったが、見かけは西洋人だった。
ジャンさんとエクトールさんはカナダ出身だということである。

男だけのパーティーだったが、みんなゲイということで、和気あいあいと過ごすことができた。
とはいえ、パブロさんもちょっと前は家族からのあまりの結婚攻撃で鬱になって、斎藤先生の患者になったそうである。

近くのワイナリーで作られたというワインが出てきて、とてもおいしかった。

俺はパブロさんに話しかけた。
「このワイン、おいしいですね。」
「そうかい、気に入ったんだ、うれしいな。実はこのワインのできたワイナリーでフリオは働いてるんだよね。な、フリオ。」
「ワインが気に入ったなら、明日でもワイナリーに案内しようか? もう今年のブドウの収穫は終わってるけど、今仕込みの最中だからね。」
とフリオさんが嬉しそうに答えてくれた。
「ぜひぜひ、行ってみたいです。」
話がまとまり、翌日はフリオさんの車でワイナリーに出かけた。

天気も良くて、ワイナリーの前にはブドウ畑の斜面が一面に広がっていた。

「ブドウはちょっと前に摘み取っちゃったから、木だけけど、とりあえず見てもらおうかな。」

フリオさんの案内でブドウ畑の間のあぜ道を歩いて行った。
しばらく上ると、斜面の上に出て、ブドウ畑が一望できた。
そして醸造所を見学してから、眺めのいいテラスに座って、ワインを何種類かテイスティングした。

そして斎藤先生が、俺の気に行ったワインを何本か買ってくれた。

「匠海、ありがとう。」
「どうせ、俺もいっしょに飲むんだし・・・」
「ワイに会う料理を作らなきゃね。」
「ああ、楽しみにしてる。」

こんなふうに俺たちは、海外での経験を広げていったのだった。
これはふたりの絆を深めることにもなっていた。