H体験?談 過去ログ(L-98)
美緒さんの体験?談 (カミサマ、アリガトゴザイマース)


カミサマ、アリガトゴザイマース

  • by 美緒 at 6月11日(土)23時54分
  • Number:0611062346 Length:3866 bytes

初めまして。
こういうトコに初めて書き込みします。

僕は、今年19になる“主婦”です。
こう言うと変に思われるかもしれませんが、ホントにちゃんとダンナ様がいて、ちゃんとオク様してるんです。
今日は、ノンケだった僕が人妻になった経緯を書こうと思います。



* * * * *



当時僕は、私立高校に通うごく普通の高校生でした。

美緒は“みお”と読み、本名です。
高校入った辺りから、自宅には女性目当てのDMが沢山来てました。
外見は、自分でも嫌になる位女性的で、いっぱい牛乳飲んだのに一向に伸びてくれなかった身長は163pしか無くて、食べても太れない体質の所為か45kgから増えた事がありません(今は43kgです)。
(顔は、ラ○クの○イドさんに似てるとしょっ中(初対面の人にも)言われます)

この外見の所為で、電車通学だった僕は散々痴漢に遭いました。
最初は嫌で嫌で懸命に抵抗したのですが、悔しい程男の人の力には敵わなくて、でもぎゅうぎゅう詰めの車内には勿論逃げ場も無く…。
月の内数回はイカされて、ハンカチなんかで受け止めてくれるのはまだマシな方で、ベチョベチョになった下着のまま、途中の駅で降りてトイレで悔し泣きしたのも、両手の指で足りない回数になりました。

学校行くのもどんどん憂鬱になりました。
けど友達には会いたかったので、
(今日は痴漢されない!)
って思い込んで、でもやっぱりいっぱい触られ乍ら、何とか通学してました。


「何だ美緒、また痴漢されたのか?」
聞いて来るのは親友のJです。
トイレで泣いても顔を洗えば、他の友達には大抵バレませんが、Jは必ず見破って、その後2人きりになれる場所(屋上とか空いてる教室)で慰めてくれました。
「可愛いもんなぁ、実際。オンナだったら俺がもらってる」
「…オトコだし……」
「だから手ぇ出してないじゃん」
笑い乍ら、僕の頭をイイコイイコしてくれるJ。
上目で睨み乍ら、けど内心は、支えてくれる彼の優しさがホントに嬉しかった事を憶えています。

そのうちに、痴漢にもある程度は慣れて(気持ち悪さは健在でしたが…)、通学が前ほど憂鬱ではなくなったある日、僕は“彼”と出逢いました。




冬休み少し前の、テスト期間中。
ぎゅうぎゅう詰めになる前の、それでもかなりな密度の中で、僕はまた痴漢に遭いました。
学校指定の分厚いコートの前を割って、グローブみたいな毛むくじゃらの手が入って来るのが見えました。
(また……)
嫌悪感を覚えつつ、あまり動くと変に思われるし、されるがまま、カバンを持ってない方の手で男の手を押さえるのがせめてもの抵抗でした。
(終わればやめるだろ…)
唇を噛んで耐えていました。
でもそこで、信じられない事が僕を襲ったのです。

今までの人は、生地越しでも直接でも前を触るだけで、お尻に手を伸ばしても全部ズボンの上からでした。
けどその日の人は、コートを隠れ蓑にしてズボンを少しズラすと、おちんちんを触っていた手をグッと奥まで突っ込んで、太くてヌルヌルの指でお尻を割って、それをほんの少しですがアナルに挿れて来たのです。
僕は恐怖で身動き出来ませんでした。
痛みは無かったのですが、ウネウネと動く指先に、まるで何かの幼虫が身体に侵入しようとしているかの様な嫌悪感に襲われて……。



数分か、もしかすると数十秒だったかもしれませんが、僕には終わらない拷問に思えて来た頃、
「君、処女だね…。次で降りるよ。優しくしてあげるからね…」
耳の中に、熱い息が入って来ました。
僕は、周りの人に分からない様に、それでも精一杯首を横に何度も振ったのに、毛むくじゃらは僕の手首を掴むと無理矢理引っ張って、ホームにあった男性用トイレに僕を引っ張り込みました。

怖くて怖くて声も出せませんでした。
「ラッキーだった」とか「前から狙ってた」とか、男はそんな事を言ってたと思いますが、その時の僕には、その小太りサラリーマンが世界一恐ろしい存在に思えて、いろんな事が混ざり過ぎて真っ白になっていた脳には、男の言葉は残りませんでした。
一番奥の個室に押し込められそうになるのを、タイルの壁と敷居用のクリーム色の板に手をついて必死で抵抗していた次の瞬間、
「あいててて!」
僕を押していた力は無くなって、代わりに背後から毛むくじゃらの、悲鳴みたいな叫び声が聞こえました。

驚いて振り返ると、モスグリーンのコートを着た長身の外国人が、毛むくじゃらの右腕をひねり上げ、その腕一本で毛むくじゃらをタイルの壁に押し付けていました。
「コノコイヤガッテル、ヤメロ」
お世辞にも、上手いとは言い難い日本語力でしたが、いい感じに低くて、物凄くいい声でした。


主人が帰ったので、機会があればまた続き書きます。


カミサマ、アリガトゴザイマース(2)

  • by 美緒 at 6月12日(日)02時46分
  • Number:0611235127 Length:3456 bytes

こんにちは。
昨日こちらに書き込みさせて貰った“主婦”の美緒です。
続き、書きます。




毛むくじゃらから僕を助けてくれた“彼”は、ルーファスという名のドイツ系アメリカ人でした。
背が高く(193p)、緑とグレーが混ざったような瞳の色で、髪はそれに濃い金色を加えた感じ。
鼻筋がスッと通っていて少し鷲鼻、肌の色はホント小麦色って言葉がピッタリで、よくトム・○ルーズに間違えられる(外で座ってるとしょっちゅう(汗))顔立ちは、ノンケの僕でも見惚れちゃう位でした。
(勿論後での印象で、その時はそんな観察する余裕は無かったのですが…)


最初は僕を女の子だと思っていたそうです。
隣の車両の扉の所にいて、無理矢理引っ張って行かれる僕を見過ごせずに追いかけて来てくれたと、上手じゃない日本語で話してくれました。

「モウダイジョブネ」
そう言って微笑んでくれた彼の雰囲気に、僕は一気にホッとして、トイレの床に崩れそうになった所を支えてくれた彼の腕にしがみついて、みっともない位ボロボロ泣いてしまいました。
朝の通勤時で時間が気になる筈なのに、彼は僕の泣き顔を隠すみたいに抱きしめて、大きな手でずっと背中を撫でてくれました。



やっと涙が止まると、下着の気持ち悪さに気付きました。
急に恥ずかしくなって 、
「ありがとうございました。大丈夫だから行ってください」
ルーファスから身体を離しました。

彼は暫く黙って僕を見ている様でしたが(顔を上げられなかったので、ハッキリとは言えませんが…)、
「OK、キヲツケテネ。goodruck」
そう言って、ポンと肩を叩かれて見上げた僕にもう一度微笑んで、トイレを出て行きました。


何度も痴漢に遭っていた僕は、カバンに予備の下着を入れていて、先走りで濡れていたボクサーを履き替えビニール袋に包んで代わりにしまうと、そのまままた電車で、今度は無事に学校まで行けました。
思った程時間も経ってなくて、遅刻せず、テストも無事に受けられました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その日はテスト最終日で、選択科目の1時間だけで終わった僕は、
「昼メシ一緒に食おう」
って誘ってくれた親友・Jの二時間目が終わるのを、空き教室で待っていました。
そこは第一図書室で、第二図書室が新設されてからは殆ど誰も行かなくなって、だからJは痴漢に遭った僕を、大体ここで慰めてくれました。
(窓の鍵が一ヶ所壊れてて、何時でも入れたんです)

ケータイいじるのにも飽きて、退屈になった僕は、何か珍しい本でもないかと本棚を見て回りました。本を読むのは好きなんです。

そして、一番奥の本棚の、壁に向いている面の一番下に、雑誌を見つけたのです。
不思議に思って取り出したそれは、ゲイ雑誌でした。
もう完全に、好奇心しかありませんでした。
初めて見たゲイ雑誌の中身は、外国人が裸で抱き合って、お互いのおちんちんを咥えていたり、信じられない位大きなおちんちんをお尻の穴に挿れられて、でも凄く気持ち良さそうな顔をしていたりして、僕は痴漢への嫌悪感も忘れて見入ってしまっていました。





「美緒は外人が好きなんだ」
「うわぁっ!!」
後ろからの声に、心臓が飛び跳ねました。

とっくにチャイムは鳴ってたみたいで、迎えに来てくれたJが後ろでニヤニヤ笑っていました。
雑誌に夢中になり過ぎて、僕は全く気付いてなかったのです…。

「こんな所でコソコソ読まなくても、言ってくれりゃあ俺も付き合うのに、んもぉ水くさいんだからぁ ♪(´ε` )」
「ちがっ…! ここで見つけて、好奇心で」
「じゃあ、コレは何かなぁ?」
「ひゃうっ!」

後ろから抱きついて来たJに股間を掴まれ、僕は悲鳴をあげました。

「しっかりデカくしてんじゃん♪」
Jの言う通り、僕のおちんちんは完勃ちしてたのです。
「離してよJ!」
「やっぱ男だよなぁ。マジで可愛いのに…」
「ほんっとうに怒る…、やあぁ…っ!」



僕のこの声に、Jの手はピタリと悪戯をやめました。
「嫌だ、J、ホント、離して…」
もがいても、186pでバスケ部の彼の腕からは逃げ出せませんでした。
「……離したくない…」
「冗談やめて、早くお昼行こ?」
誘っても、彼の力は強くなるばかりで…。


(続きます)


カミサマ、アリガトゴザイマース(3)

  • by 美緒 at 6月13日(月)22時35分
  • Number:0612214035 Length:3895 bytes

「同じ沿線だったら、護ってやれるのに…」
息苦しそうな小声で、絞り出す様なJの言葉の真意が、その時の僕にはよく解りませんでした。

後ろから抱きしめられたまま、けど痴漢に感じる様な嫌な思いは無く。
背中にじんわり伝わって来るJの体温も心地よくて…。



「なぁ、美緒」
とても優しい声でした。
「友達がさ、お前と同じ沿線で、お前んトコから3つコッチの駅に住んでてさ」
「友達……」
いて当たり前なんですが、僕の知らない人が僕の知らないJを知ってると思うと、見た事も無いJの“友達”に何故かヤキモチを覚えました。
「そ。そいつがさ、こっちに就職するって言うから、休み明けからお前のお守り頼んどいた」
「オモリって…。もう子供じゃないし、僕だって男なんだけど?」
むぅってふくれて言いましたが、
「痴漢にイカされて、ピィピィ泣いてんのは誰でしょうか?」
「それは……」
こう言われると、返す言葉もありませんでした。


急に背中のあったかさが無くなり、振り返ると、Jは笑い乍ら真剣でした。
その時、廊下に足音が聞こえました。Jはこれに気付いたのでしょう。
ここの扉が開き、人が入って来たみたいでした。

「J?」
「おう、こっちこっち」
呼ばれたJが返事をすると、足音はこっちにやって来ました。

「あ…!」
その人を見た僕は、思わず声を出していました。
濃い金色に緑とグレーの混じった髪。
毛むくじゃらから僕を助けてくれたルーファスが、驚いた様子で立っていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「まさか知り合いとは思わなかった」
昼食に入ったうどん屋さんで、Jはこればかり言ってました。
僕を驚かせようとしてたみたいで、心底ガッカリしたと拗ねています。

バスケット大好き…と言うより、もはやバスケ中毒のJは、「本場に見に行く!」と夏休みにアメリカに行き、そこでルーファスと出会って、あっという間に意気投合……だったそうです。
当時27歳のルーファスはアメリカの医師免許を持つお医者さんで、日本に帰化して医師免許が下りるのを待つ間、うちの学校でバスケ部の臨時コーチとして働くという話でした。



「yes、ワタシタチ、オシライネ」
「“お知り合い”だろ? 後、お前に“ワタシ”は合わねって言っただろが」
「oh、sorry。オラタチ、オシリアイダゼ!」
「はははっ! 何処の田舎モンだよ」


2人のトンチンカンな会話の間も、僕はそれどころじゃありませんでした。
図書室で見たゲイ雑誌の外国人が、完全にルーファスとダブっていました。
特にあの、男の人のお尻に大きすぎるおちんちんを挿れていた男性に見えて…。




何とか食事を終えた僕はルーファスと、メアドとケータイ番号を交換して、暫く三人で遊んだ後Jとは駅で別れ、電車に乗りました。
勿論ルーファスも一緒に…。


「Jが言った事、気にしなくていいから」
オモリなんて申し訳なくて、僕はルーファスに断っていました。
相変わらず雑誌の写真が、頭の中でグルグルしてる状態で…。

顔を伏せたまま、今日まともに目を合わせなかった僕に、ルーファスは、
「美緒ハオレガキライデスカ?」
「いや、そんな、そうじゃない…っ」
顔を上げた瞬間、満員電車で密着状態だった彼とバチッと目が合って…。


…僕のおちんちんは、見事にピンピンになっていました。
恥ずかしくて恥ずかしくて、でもどう仕様もなかった。
離れられないルーファスの脚に擦られて、どんどん収まりがつかなくなってしまい……。

「はぁ…ん……」
気持ち良くなって、泣きそうになって、俯いたまま唇を噛んで。
「美緒…」
頬に触れたルーファスの手に、僕は縋ってしまいました。
「ダイジョブデスカ?」
「ルーファスは…、ん…、このまま帰って…」
見上げた目は、きっと涙目だったと思います。

彼は二、三度、首を振りました。
「ツギデ、オリマショウ…」

* * * * *

「あ…ん…そこ、だめぇ……」
トイレの壁に、僕のエッチな声と、くちゅくちゅとおちんちんを扱く音が響いていました。
ズボンを脱いで、洋式トイレの便座にM字開脚で座らされた僕の、ピンピンのおちんちんを、ルーファスが手でこね回します。
自分でもあまりオナニーした事がないのに、他人に喘がされている状況で、でも痴漢みたいに嫌悪は感じません。
どころか、メチャクチャ興奮していたんです。

「ルーファ…ダメ…、恥ずかしぃ…」
「ハズカシイ、no。カワイイペニスネ」
やっぱり彼は、お医者さんでした。
右手の親指で先っぽをさすり、人指し指と中指でサオを挟んで上下に動かし乍ら、左手はタマを揉み空いた指で会陰やアナルをくすぐって……。
確実に男の子が感じるやり方で、僕は追い詰められて行きました。
「あっあっ! いやぁ、ダメ、…出ちゃう…っ……!!」


カミサマ、アリガトゴザイマース(4)

  • by 美緒 at 6月13日(月)22時48分
  • Number:0613145338 Length:3890 bytes

叫んだ瞬間、頭が真っ白になりました。
「はあぁ…! はぁっ…、あっ、あっ…やぁぁ…」
タマがきゅうってなる感覚。
頭のてっぺんに電気が走って、ビクビク痙攣する僕のおちんちんは、何回も何回も精子を吐き出し続けました。
おちんちんを覆ってくれたルーファスの左手には、吹き上げた精子が沢山付いていて、彼の右手はおちんちんを握ったままドロドロになっていました。

「ごめん…なさい…」
はぁはぁ言い乍ら謝る僕に、彼はニコッと微笑んでくれました。
「don't warry。シシュンキノオトコノコハ、シカタナイトキアリマス。ガマンハカラダニヨクナイネ」
おちんちんを綺麗に拭いてくれて、手を洗う彼を見乍ら、まだはっきりしない頭で僕は思っていました。
(こんなにキモチイイの、初めて――…)
でも、男の人にイカされたのに、嫌悪感どころか何の違和感もありませんでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・

冬休みの間、僕たちは三人でよく会いました。
Jに彼女がいない事は知っていましたが、ルーファスにもいないと知った時はとても驚きました。
「モテそうなのに」
と言った僕に、
「美緒ガ、ナッテクレマスカ?」
とルーファスは笑い、
「んじゃあ三人で付き合うか」
ってじゃれてくるJに、僕のグーが飛ぶ…。
そんな、一見“仲良し三人組”な僕たちでしたが、ホントは少し違いました。

「…だから僕は、オトコだって…」
言い乍ら、内心バクバクになる位、僕は“2人”を意識していました。
キッカケは勿論、ルーファスにイカされた“あの夜”ですが、何度も見るエッチな夢には何時の間にか、必ずJも出て来るようになっていたんです。
あのゲイ雑誌で見たみたいに、あの夜僕はルーファスに抱かれる夢を見ました。
朝起きると夢精していて、その夜もまた同じ夢を見て…。
四日目ぐらいから、僕を泣かせるおちんちんが2人分になりました。
ルーファスだと思ってたらJで、「Jっ…」てしがみついたらルーファスになっていて……。
「欲求不満みたいじゃない? しかも抱かれる方って…」
朝起きて、何回も落ち込みました。

オナニーの回数も増えました。
いつも、ルーファスがやってくれたみたいにやるんです。
でもどうしても、彼の様に上手くは出来なくて…。
ゲイ雑誌の男の人が浮かびました。
アナルをくすぐる指を先走りでたっぷり濡らして、そのままナカに挿れてみると、痴漢にやられた時はあんなに気持ち悪かったのに、ルーファスとJを思い乍らしたそれは、僕の身体に電気を走らせました。
指を動かすとクチュクチュ言って、そのぞわぞわする感じがないと、おちんちんだけじゃイケなくなっていました。

* * * * *

クリスマスも三人で過ごしました。
僕もJも、他の何人かの友達に誘われたのですが、ルーファスと三人がいいって言った僕に、Jも合わせてくれたんです。


当日は僕の家に2人が来てくれました。
両親は未だにラブラブで、結婚記念日のその日はここ数年必ず旅行で、正月明けまで留守。
8歳上の兄は一人暮らしを満喫していて、僕は毎年Jや友達数人と、僕の家でお泊りパーティーしていたんです。


「美緒ハ、nicecookネ。ホントウニ、オイシュウゴザイマシテ」
「ありがと (o^^o)。お粗末様でした」
相変わらず微妙な日本語だけど、ルーファスに料理を褒められてスゴイ幸せでした。

「何かゲームやらね?」
Jの提案で、男三人のゲーム大会が始まりました。
勿論罰ゲーム有りで。


一回戦、勝ったのは僕でした。
2人への罰ゲームのつもりで、
「今日は泊まって下さい」
思い切って言ったのに、
「そのつもりだけど? なぁ」
「yes。美緒ヲヒトリニハデキナイネ」
2人にはキョトンとされてしまいました。
けど、明日まで一緒にいれると思うと、物凄くテンション上がりました。

二回戦はルーファスの勝ち。
自分の頬を突つき乍ら「美緒」って言うので、意味が解らずキョトンとしてると、
「kiss me、美緒」
僕はルーファスのホッペタに、チュッて軽く触れました。
顔が熱くなりました…。

三回戦もルーファスの勝ち。
僕は膝に抱っこされました。
「ルーばっかズリィ ( *`ω´) 」
Jはブーブー言いましたが、ルーファスは笑っていました。
「I’m winnerネ」



四回戦で勝ったJに僕の居場所は移り、そのうちゲームもお開きになって、夕食後、僕たちはお風呂に入りました。
僕は一番最後に入ったのですが、前に2人が入ってると思うだけで、自分の家のお風呂場にドキドキしました。

リビングに行くと、2人の様子が変でした。
二人ともじっと黙って、部屋の空気が凄く重かった。
「oh、美緒。come on」
僕に気付いて微笑んでくれたルーファスにホッとして、ソファーの彼の横に座りました。
すぐにJが隣に来て、僕は二人に挟まれました。


カミサマ、アリガトゴザイマース(5)

  • by 美緒 at 6月14日(火)00時45分
  • Number:0613224457 Length:3641 bytes

また重い空気……。
「美緒」
呼ばれて、僕はJの方を向きました。
真剣な彼の目に、僕は何も言えませんでした。
「美緒…、好きだよ、美緒…」
Jに抱きしめられて、
「I love you、美緒…」
背後から、ルーファスにも抱きしめられました。

突然の事に、何が起きたのか暫く解らず、動いちゃいけない気がしました。
「ごめんな」
言ったのはJです。
呼吸をしていなかった事に、僕はやっと気付けました。
「…何で謝るの?」
「お前がこういうの嫌がるって、充分知ってる。男だって事も知ってる。でも俺は、美緒が好きだ」
「me too」
後ろから、首筋に熱い息を感じました。
「美緒オトコノコ、シッテマスシ、オレgayジャナイデス。but、スキハ、ウソニナイネ」


「嘘じゃない…だよ」
やっと笑えて、身体の力が抜けました。
そのまま立ち上がって、冷えたお茶を一杯…。
戻って、まずルーファスに抱きつきました。
何か不思議な程落ち着いていました。
「僕もゲイじゃないよ。でもありがとう。僕もルーファスが好き…」
Jにも抱きついて、
「Jの事も大好き…」
2人が座るソファーの前の、カーペットに座って二人を交互に見て、
「だから二人ともごめんなさい。どっちかなんて選べません……」
苦しかったけど、誤魔化したり逃げたりしちゃいけないと思い、ハッキリ言ってから頭を下げました。

でもルーファスがすぐに僕を膝に抱き上げました。
「no problem。エラブ、noネ」
Jもニコニコして、
「告りたかっただけで、そんなしんどい事お前にさせるつもり無いって」
Jの手が、僕の髪に触れました。
「玉砕覚悟で、嫌われるかもって思ってたから、受け容れてくれてマジ嬉しい…」
ルーファスは僕のホッペタにキスしてくれて、
「We love you、美緒。オレトJ、美緒ノモノネ…」
彼の唇はすごく自然に滑って、僕の唇に重なりました。

生まれて初めてのキスを男の人とし乍ら、ノンケだった筈の僕はドキドキしていたのです…。



唇って、誰のも同じ感触だと思っていました。
ぷにゅって軟らかくて弾力があって…。
でもルーファスの唇は、弾力はあるのですが少し硬めで、男性的な、筋肉質な感じでした。

唇を包み込むみたいに、啄ばむみたいに何度か吸われ、その度にする“ちゅっ…ちゅっ…”って音が物凄く恥ずかしくて、いつの間にか僕は、彼のルームウェアの胸の部分をぎゅうって握っていました。
高い鼻が僕の鼻に触れ乍ら行ったり来たりを繰り返して、感じる彼の吐息にエッチな気分になりました。
キスの合間に彼が囁きます。
「I love you…美緒…、so very…very cute……」


「ルーばっかズルイって…」
身を乗り出したJが、ルーファスの唾液で湿った僕の唇を、彼に代わって塞ぎました。
「んん…!」
いきなり舌でなぞられて、身体中の毛がゾワッと快感に立ち上がる感覚…。
「美緒…、口、開けて…」
言われるままうっすら開くと、Jの舌はにゅるっと入って来ました。
「ん…ん…むぅ…ぅん…」
初めてのディープキス…。


Jに押し倒された僕を右腕に抱いたまま、ルーファスは、空いていた左手で僕の胸を、パジャマの上から撫で始めました。
気付いたJが、僕の唇に吸い付いたまま、ソファーから下りました。
円を描くみたいに暫く胸を撫でていた手は、パジャマの裾から潜り込んで直にお腹を撫で、そのうち下から順番に、ゆっくりと一つずつボタンを外して…………。



前は全開にされ、上半身の肌が二人の目に晒されました。
「beautiful……」
そう言ったルーファスの指先が、触れるか触れないかの微妙さで胸を撫でました。
「ん……」
乳首に触れられて、キスされ乍ら声が漏れます。
殆ど無い乳輪の周りをすぅーっと何周かなぞられて、プクッと起った乳首も爪の先で優しく何度も弾かれました。
「はぁ…ルー…何かヘン……」
たまらず唇を離した瞬間、右の乳首にJが吸い付きました。

「イヤだ、J…!」
Jはそのまま、僕のパジャマのズボンを、下着ごと一気にずり下ろしました。
ビクンと弾かれたおちんちんは既にピンピンで、先走りで光っていました。
「やぁぁ…!」
慌てて前を隠そうとした僕の手を、ルーファスがそっと持ち上げて、
「美緒ノゼンブ、ミセテクダサイ……」

彼の、あの不思議な色の瞳に見つめられると、身体から力が抜け、僕はボーっとなります。
抵抗しない僕のパジャマを、ルーファスは難なく脱がせました。



煌々と明るいリビングのカーペットに、僕は全裸で寝かされました。


カミサマ、アリガトゴザイマース(6)

  • by 美緒 at 6月17日(金)00時36分
  • Number:0615132453 Length:3493 bytes

カーペットの長い毛足に、首筋や背中、腰にお尻の谷間までくすぐられて、微妙な快感に身をよじりました。
普段家族が集まる場所で、何気なく踏んでいたカーペットに寝かされ、こんなに明るい中で二人に見られてる…。
この状況に興奮して、隠す為に覆った手の中で、先走りを溢れさせたおちんちんは更に大きく成長していました。
ルーファスは僕の横に座ると、僕の手に自分の手を重ねました。
「美緒ノペニス、マタ、ミセテクダサイ」

「“また”ってどういう事だ?」
僕を挟む様に座って、聞いたJに、
「libraryデ、アッタヒニ、stationノトイレデ美緒ノmasturbation、オレガシマシタデスネ」
「言っちゃヤダ…」
頼んだ僕に、ルーファスは優しいキスをくれました。
「オレタチニ、ヒミツ、イケナイ」

「あー、“あの日”か」
今度はJが、キスして来ました。
「美緒はゲイ雑誌に興奮して、ガマン出来なくなっちゃったのか」
「oh、美緒、very sweetネ」
恥ずかしい僕を、二人は共有していました。




「おいで、美緒…」
Jはソファーに座り直し、膝に抱き上げた僕の両脚を後ろから抱えて、思いっきり開かせました。
「イヤだ、J、離して…下ろしてよ…」
あまりの恥ずかしさに、僕は泣きそうでした。
「駄ぁ目。カワイイチンポビンビンじゃん」
「カワイイって言うなぁ…」
「美緒…、すげーエロくて、マジでめちゃくちゃ可愛い…。なぁ、ルー。その時みたいにやってみせろよ」

「美緒、ダイジョブネ」
覆い被さるみたいに唇を塞いで、今度は最初から舌を挿れて来ました。
「ん…ん…ふぅ……」
ルーファスの唾液を飲み込む度に、おヘソの下辺りがズンとなりました。
彼は右手でおちんちんをこね回し、左手はタマを揉みアナルをくすぐる…。
相変わらずすごく上手くて、ずっと腰が浮いてる様に感じました。

けれど、その日は更に攻められたんです。
先走りでビチョビチョになった右手中指を、アナルに滑らせ押し乍らこねると、指は自然にヌルンとナカに入って来ました。
「ンンン…! ん、フゥン、むうぅぅ…!」
最初はアナルを拡げるみたいに円を描いていましたが、少しずつ奥に進められても、痛みは全然ありません。
オナニーの度に少しだけ指でくちゅくちゅしてたからでしょう。
勿論指の太さは全く違いますが…。

「可愛い美緒…。子犬みたいに鼻鳴らして…」
Jの言葉が、更に僕を煽ります。
指は何かを探すみたいにナカで動いていましたが、ビクンと僕が仰け反った瞬間、何度もソコを刺激し、唇も解放されました。
「あっ! あっ! ソコ駄目ぇ…、やぁぁ…!」
思わず漏らした自分の声にビックリして、慌てて口を両手で覆いましたが、アナルから広がる気持ち良さにはムダな抵抗…。
絶妙のタイミングで、左手はおちんちんを激しく上下に扱きました。
「はぁっ! ルー、ダメ…出る…」
「美緒、“イク”って言ってみて…?」
Jの指は僕の両乳首を摘み上げていました。
「ああっ、イクぅ、ルー、J……イ・・クぅぅ……!!」





信じられない位飛びました。
噴き上がった精子は胸とかお腹にいっぱい落ちて、ソファーやカーペットも汚してしまいました。
「美緒はエッチだなぁ。お尻の穴でイッちゃったのか?」
何回も何回も出てた精液がやっと止まると、耳元でJが言いました。
僕は息をするのがやっとで、ダルい身体をJに預けたまま反論出来ませんでした。
「prostate…uh〜ゼンリツセン。オトコノコノweak spot。キモチイイ、アタリマエネ」
手に付いた精液をティッシュで拭いて、僕のおちんちんやアナルも綺麗に拭いてくれて、ルーファスが庇ってくれました。

「I love you、美緒…。you'er allーーuh〜オレノ、イチバンタイセツネ…」
瞼とかホッペタとかにいっぱいキスをくれるルーファス。
一生懸命日本語で言ってくれる彼に申し訳なくて、僕は言いました。
「ルーファス好きぃ…。ごめんね。僕も英語、覚えるから…」
「Don't worry。Englishオボエル、イイコト。but、オレニホンジンニナルノデ、ニホンゴ、オボエナイトイケナイ」
優しく微笑んで、少し長めに唇を吸われました。
「Thank you美緒…、very very sweetネ…」





「僕だけ恥ずかしいのイヤだ。二人も脱いでよ」
僕が言うと、二人とも全裸になり、ソファーに座りました。


カミサマ、アリガトゴザイマース(7)

  • by 美緒 at 6月17日(金)12時17分
  • Number:0615234017 Length:3999 bytes

物凄い光景でした。
ソファーに浅く座って、上体を背もたれに預けた二人の股間で、先走りで濡れたおちんちんが反り返って光っていました。

ルーファスのは、小麦色が少し濃くなった感じでした。完全に剥けている先っぽはカリが張って真っ赤。25p位あって、太さは5p位です。
雑誌で見た外国人のおちんちんはもっとグニャッて見えましたが、彼のは筋肉の塊みたいではちきれそうで、お腹と繋がった皮膚が重そうに引っ張っていました。
タマも大きくて重量感がありました。(髪とおんなじ色だ)ってちょっと感動した茂みの下で、どっしり構えてソファーに乗っていました。

Jのは赤黒い感じ。隣に座るルーファスのよりは小振りでしたが、それでも20p位あって、太さも4p位。日本人にしたらかなり大きいと思います。
カリはルーファスより張り出していて、先っぽも剥けて真っ赤。
黒々とした茂みの下のタマも大きくて、僕と同い年とは思えない程完全に大人のおちんちんでした。

ルーファスのはホンの少しだけ上に反っていて、Jのはまっすぐな感じでした。



僕は女の子がよくやるみたいに、正座した膝下を八の字に開いてカーペットにぺたんと座っていました。
タマの下やアナルを長い毛足にくすぐられて、射精したばかりなのに、僕のおちんちんもまたピンと勃っていました。
「触っていい?」
こう聞いた僕に、二人とも頷いてくれたので、左人差し指でルーファスのを、右人差し指でJのを、ドキドキし乍らチョンチョンつついてみました。
突つく度に、どっちからも透明な液体が溢れて来て、だんだん面白くなります。
盛り上がった部分に沿ってツーっと指でなぞったり、浮き出た血管をクリクリ動かしたり。
先走りを延ばすみたいに真っ赤なアタマをくすぐると、二つのおちんちんがビクンビクンて生きてるみたいに動きました。
握ると熱かったサオは、どっちも太過ぎて、僕の親指と中指の間は2、3pは離れていました。
先っぽに指を掛けてこっちにグイって倒しても、ビンッ! て戻るのがバネみたいで面白くて、僕は暫く二人のおちんちんで遊んでしまいました。


だんだん可愛くなって来て、
「キスしてもいい…?」
って聞いたのですが、ルーファスに「No」って言われました。
がっかりしていると、
「HIVノケンシン、next timeマデニ、ウケマスネ」
あの優しい笑顔で、頭を撫でてくれました。
この時僕は、何か大事にされてるなぁって感動していました。



「美緒…、そのまま握ってこすってみて…」
Jがうっとりとつぶやきました。
Jのをこすり出すと、ルーファスは僕の後ろに来て、腰を持ち上げて犬みたいにお尻を突き出させました。
「ルー、イヤ、こんなカッコ…!」
「みーお」
振り向こうとしたらJに引き寄せられて、キスで黙らせられてしまいました。
閉じた太ももの間から、僕のタマを上に乗せて、ルーファスのおちんちんがぬぅ…っと差し込まれました。
「はあぁ…、なに…アツい…」
キスの所為で頭がクラクラして、最初は何か分かりません。
離れたJの唇から僕に伸びた糸が、雫になって落ちました。

「美緒ト、オレト、J。イッショニ、キモチヨクナリマショウ……」
背中にひっついた大好きな香りに耳元で囁かれて、内腿に感じるビクビクに興奮して、僕のおちんちんがビクンとして、アナルがキュウッとなりました。



僕のおちんちんは、完全に剥けてはいますが、ピンピンになっても10p位しかありません(涙)。
ルーファスの大きな手で握られると、すっぽり隠れます。
彼の腰の動きに併せて僕のおちんちんも擦られ、彼の右手はあっという間にビショビショになりました。
おちんちんを左手に持ち替え、ビショビショの指はアナルに挿れられました。
「はぁー…! ダメ…、出来なくなるぅ…!」
蕩けそうになる上体を、Jの首に掛けた左手で何とか支え、Jのおちんちんを一生懸命擦りました。
「気持ちイイよ、美緒…」
「ふうぅぅん……」
またJに唇を塞がれて、中で快感がグルグルしている身体を滑った手に、また両乳首をキュウッて摘ままれます。
…ビリッて電気が走りました。


「イクぞ美緒!」
「oh――mnn!」
「イクぅ! イ・く……あああん――…!!!」

一度射精していたお陰で僕も結構持って、イったのは恐らく三人ほぼ同時だったと思います(たぶん…)。

Jの精子を胸やお腹や顎に受け、ルーファスのはお尻や腿の裏にかけられて、僕はルーファスの手の中にいっぱい射精してから、Jのお腹にぐったり倒れ込みました。
まだキュンキュンしているアナルは、もう完全に性器に変わっていました。

「I love you,My darling 美緒……」
背中に降るルーファスのキス。
「好きだよ、美緒…、愛してる…」
髪や頬に感じたJのあったかい手。
物凄い倦怠感の中で、僕はとにかく、めちゃくちゃ幸せでした。




そして次の日。
二人が出かけちゃった後で、僕は保健所に行きました。


カミサマ、アリガトゴザイマース(8)

  • by 美緒 at 6月16日(木)20時22分
  • Number:0616202222 Length:3453 bytes

二人と初体験もどきをした次の日、僕は保健所でHIVの即日検査を受けました。
結果は無事に陰性。
これで、最悪二人が陽性でも、コンドームを使えば二人と繋がれるのです。
(愛する人を護るって、きっとこんな事から始まるんだろうな…)
帰り道、そんな事を考え乍ら、ルーファスのお陰で凄く大切な事を学んだ気がしていました。
自分が病気になるのも辛いですが、相手が病気になって、苦しむ彼らを見る方が僕には何倍も辛いです。
検査を受けると言ってくれたルーファスは勿論、Jも病気じゃないように、僕は心から願いました。



帰って、もう薄暗くなっていたリビングに入った時、何とも言えない怖いような寂しさに襲われて、僕は一階の電気を全部点けて回りました。
家に一人で居るのは慣れていた筈なのに…。
テレビ相手に夕食を済ませ、お風呂も終わらせて、ガラ〜ンとしたリビングを見て
「やっぱり独り…」
ソファーに座って、夕べの事を思い出してるうちに、右手はパジャマのボタンを外し、左手はおちんちんをズボンの上からなぞったり揉んだりしていました。

前が開くと寝そべってズボンを脱ぎ、左手で乳首を触り乍ら、右でおちんちんの先っぽをつついて・クリクリ撫で回して…。
「おちんちんイヤ…、お尻に…挿れて……」
すっかりルーファスのだと思い込んだ指を、ビショビショにしてからヌルッと挿れてみましたが、細すぎるのが物足りなくて、オナニーでは初めて、人差し指と中指を絡めて挿れ直しました。
「あふん…! ルー、気持ちいいよぉ…」
意識して出す自分の声にも、物凄く興奮します。
「J、おっぱい…、もっと…」
消していたテレビの真っ黒画面に反射した僕のカッコは、乳首を弄り乍らお尻の穴に指を挿れておちんちんをピンピンにしている、物凄くえっちなものでした。
「はぁっ、あぁっ、イク、イク、イク…ふあぁっ!! あっ、あ……」

またまた、いっぱい飛びました。
手に着いたのや胸に飛んだのを、ルーファスとJのだと思って舐めてみます。
「ヘンな味…」
でも、抱きしめてくれる相手はいなくて…。


もう一回お風呂に入り乍ら、湯船に潜って泣きました。
寂しくて寂しくて、世界に独りみたいでした。

顔をあげたら脱衣所でケータイが鳴っていて、出たら聞こえたルーファスの声に、僕は裸のまま玄関を開けて、立っていた彼に飛びつきました。
「美緒! ドウシマシタデスカ?」
驚かれて当然の状況だったと、冷静になれば顔から火が出るような行動ですが、その時の僕には「今開けるから待って」と電話を切る余裕はありませんでした。
お姫様抱っこでリビングに運ばれる間も、僕はずっとルーファスの首にしがみついていたんです(。-_-。)。

時計は、12時少し前でした。
「今日は来れないって言ってたのに…」
少し落ち着いて、膝に抱っこされたままルーファスに聞くと、
「シゴト、サキホドオワリマシタ。美緒ヒトリ、シッテイマシタカラ、uh〜ネテイマシタラカエルデ、キマシタ」
「ルゥゥ……」
泣き顔復活(涙腺ユルイなぁ(~_~;))の僕を、ルーファスはイイコイイコし乍ら抱きしめていてくれました。

「カゼヒクトイケマセンカラ、パジャマキテクダサイ」
「…このままベッド行く…」
ついでに検査結果も話そうと思いましたが、
「Oh,very sweet。ケレドモ、アシタ、オレハヤイネ。ハナセナクナル、イケナイデスカラ、オレノタメニ、パジャマキテクダサイ」
またにしました。


「ソノカワリ、アシタカラハ、ズットイッショ…」
そう笑ってくれたルーファスに、ホッとした僕は、初めて自分からキスしました。
ルーファスは精一杯我慢してくれてたみたいです。
激しくなりそうな舌は自制するみたいに、入っては引っ込んで、スーツのズボンは前が膨らんでいました。

僕はパジャマを着て、ベッドでルーファスに抱かれて眠りました。
いっぱいいっぱいキスしてもらって、クスクス笑い合ってる間に意識が遠のいて……。
朝起きると彼は居ませんでしたが、もう寂しくありませんでした。
枕元にメモが置いてあって、
『19:00ごろには もどります Jもいっしょね』
全部ひらがなでしたが、物凄く綺麗な字に感心しました。
昨夜預けた鍵は、玄関の郵便受けの下に落ちていました。


カミサマ、アリガトゴザイマース(9)

  • by 美緒 at 6月17日(金)17時50分
  • Number:0617170754 Length:4020 bytes

ルーファスのメモを汚さないように少し向こうに置いて、それを見乍ら、ミルクとハチミツたっぷりがけシリアルを朝ごはんに食べました。
スプーンを置いてお皿を遠ざけてはメモを手にとって、じーっと見たらまた向こうに置いて、シリアルのお皿を持ち直して…。
「何か魔法みたい…(*^^*)」
紙一枚で、ドキドキしたり嬉しかったり笑顔になれたり。
お日様いっぱいの独りのリビングは、もう寂しい場所ではありませんでした。

掃除して洗濯して、洗濯物を干していた時、ポケットでケータイが鳴りました。
兄からのメールです。
『可愛い美緒ちゃん(ハート)
今夜、友達連れて帰るので、美味しいご馳走よろしく(笑顔)
君を大好きなお兄ちゃんより(ハート ハート ハート)』

「え〜っ#(−"−#)#」
眉間に深々と出来たシワを、めちゃくちゃ実感しました。
(何で“今夜”かな!? しかも友達付き…)
ルーファスとJと三人で過ごせると思っていたのに…。
がっかりし乍ら買い物に行って、取り敢えずお邪魔ムシ2匹の夕食も作りました。
(半分はルーファスとJが食べてくれるから)
そう思って、何とかテンションを維持しました。

* * * * *

「会いたかったよ、美緒〜\(//∇//)\」
玄関を開けた僕に、でっかい猛獣(兄)がガバって抱きついて来ました。
兄はいつもこんな感じで、何かと僕に引っ付きたがります。
僕から見たらかなり変わり者。
見た目は、熱狂的タテジマファンの兄は、何度か言われた「矢○さんに似てますね」ってのが自慢らしいのですが、僕はどう見ても真田○之さんだと思います。
身長187p(僕の分はこの人に持っていかれたんです、きっと(T_T))、トレーニング大好きで、結構なガタイです。
堂々と「俺はバイだ」って宣言していて、「今付き合ってる子」って家に男の子を連れて来た事も何度かありました。


「ハイハイ、僕も会いたかったよ」
ため息混じりに取り敢えずあやしてから、兄をどけて後ろの人を見ました。
「ルーファス!」
「Hi、美緒」





僕が夕食の支度をする間、兄とルーファス、あの後すぐに来たJの三人は、リビングで談笑していました。

「知り合いだとは思わなかった」
ガッカリして言った兄に、吹き出しそうになりました。
(Jと同レベル…)
「じゃあルーファスの言ってた『大切な人』って美緒の事か?」
聞いた兄に、
「Yes,my loved one. T(兄)ノbrother、オモワナイネ」
ルーファスは、ニコニコし乍らサラリと言っちゃいました(^_^;)。
「そっかぁ〜…。まぁでもルーファスじゃあしゃあないかなぁ…」
グッタリとした兄の声。
「シャアナイ? ナンデスカ」
「unwillingly…いやむしろresult…consequence」(←兄は英語ペラペラです(−_−#))
「アリガト」
「Tさん、俺も美緒の彼氏ですよ?」
割って入ったJに
「お前は却下!!」
「ひっでー…(T_T)」
キッチンで笑いを堪えるのが大変でした。


兄によると、秋頃職場で病人が出て、「手術する」ってなった時に執刀してくれたのがルーファスだったそうで、その後何度か一緒にお酒を飲んだとか。
「僕と会う前だね」
蒸し料理が出来るのを待つ間、ルーファスの横に座って言うと、
「I'm sorry 美緒。シッテイマシタラ、モットハヤイニ、アイニキマシタネ」
ぎゅっと抱きしめてくれました。
「美緒ぉっ! 俺の前でイチャイチャ禁止!!」
ホント、うるさい兄です(−"−#)
「…邪魔したら、キライになるよ?」
「…………(T_T)」
僕がこう言うと、兄を黙らせられます。
改めて、僕もルーファスにギュッてしました。
「出会えたからいい」


さっきから不思議に思ってた事をルーファスに聞きました。
「仕事って、バスケ部のコーチじゃないの?」
「ソレハvolunteerネ。フツウノトキハ、ビョウインイマシテ、surgeonデスネ」
「さー… 何?」
「doctorネ」
「…何か聞いてたのと違うんだけど」
Jを見ると、しれっとした顔をしていました。
「Jの言葉足らず」
「言ってなかったっけ?」
「聞いてない」
「こいつは中身も足らずだ」
「Tさん、ヒド過ぎ…」

「じゃあ昨夜は、病院から来てくれたの?」
じゃれてるバカ2匹はほっといて、僕はルーファスに縋りました。
「Yes。ケレドモ、アサマデイナクテ、ゴメンナサイ。オキマシタトキ、ナキマセンデシタカ?」
からかうみたいなルーファスを、
「泣いてない…」
むぅ…って睨みました。

「ゆ、昨夜…っから…朝まで…!?」
…また兄です…。
「まさか美緒、お前もう処女じゃないのか?」
「はぁ?」
「ルーファスとsexしたのか?」
「何でそんな事お兄ちゃんに」
「大事な事だぞぉ!? お兄ちゃんは美緒を心配してーー」
「…ホントにキライになるよ?」
「美緒ぉぉ…(T_T)」

「シンパイナイ。ナニモ、シテナイネ」
笑ってくれたルーファス。
「…ホントか?」
「お兄ちゃん!(*`へ´*) 」

こんな感じで、とにかく賑やかな夕食でした……。


カミサマ、アリガトゴザイマース(10)

  • by 美緒 at 6月19日(日)00時11分
  • Number:0617235356 Length:3914 bytes

夕食後、兄がお風呂に入ってる間に、僕はルーファスに言いました。
「HIVの検査、僕も昨日受けて来た。…大丈夫だって…」
“えっちしたい”って言ってるみたいで恥ずかしくて、ダイニングテーブルの彼に背を向けたまま、食器を洗い乍らでしたが…。
「Oh,darling…」
ルーファスは、そんな僕を後ろから抱きすくめてくれました。
…心臓が飛び跳ねました……。
「Thank you 美緒…。スバラシイChristmas present ネ…」
「濡れるよ、ルー」
「カマワナイ。美緒、so really…very…コトバ、ナイクライ、ウレシイデス……」

「俺も大ジョブだってさ」
Jも横からぎゅう…。
「Jも受けたの?」
「折角ルーがいい事教えてくれたんだし。…今までは考えた事もなかったけど、美緒の事マジで大事にしたいし、美緒にウツしちゃ大変だし…。気にせずヤりたいだろ?」
「…感動したのに台無し…」
「何で? 美緒だって、だから受けたんだろ?」
「……それは…………」
「オレモダイジョブネ。Make loveシマショウ、美緒…、ズットハナサナイ……」
身体中に響くみたいな声に、頭がぼぉっとなりました。
「…うん」
エプロンで手を拭いて、ルーファスとJに抱きつきました。
「ずっと離れない…」
言ってから物凄く照れ臭くなって、身体中がかぁって、火みたいに熱くなりました。

丁度兄がお風呂から出てきました。
「美緒ぉぉっっっ!!!」
もう、ホントに、うるさい……(−"−#)。

* * * * *

僕を先に入らせて、ルーファスとJを無理矢理お風呂に追いやった兄は、ソファーに腰掛け脚の間に僕を座らせると、「はぁ〜…」と、ため息と一緒にもたれかかって来ました。
両腋の下から出て来た手はお腹に回され、僕は兄に抱きしめられました。

「お兄ちゃん、何?」
聞くと、肩に乗った頭に逆に聞かれました。
「ルーファスとは――何処で会ったんだ?」
「……学校行く途中で…」
「接点無いだろ」
「……Jが知り合いだったから、紹介してくれた」
「あいつは沿線違うだろ。ルーの職場は学校の次の駅だし、登校中にどうやって紹介された?」
弟の僕が言うのも何ですが、兄はめちゃくちゃ頭の回転が速いのです。
嘘や隠し事は必ず見破られます。

「…………」
「お兄ちゃんに言えないような所か ?」
「……◯◯駅の…トイレ…」
「トイレで仲良くなったのか?」
「……言いたくない……」
「言わないなら、このまま帰って貰うぞ?」
「何で――!!」

驚いて振り返ると、兄の目は真剣その物でした。
「トイレで手を出すような奴に、大事な美緒は預けられない」
僕は観念して、でも恥ずかしくて消えちゃいたくて、俯くしかありませんでした。

「…………………」
「美緒…?」
「……助けてもらった……」
「えっ?」
「トイレで…レイプされそうになって……ルーが…助けてくれた…。Jはいつも、痴漢された僕を慰めてくれた……」



はぁぁぁ……。
兄がまた深ぁいため息を吐いて、また僕はぎゅうってされました。
「そんな嫌な思いしてても、あいつらなら平気なんだな?」
すごく力が入ってて、苦しいくらいでした。
「ルーとJは、怖くないから…」
そう言い乍ら、兄がすごく僕を大事に思ってくれてるんだと、泣きそうになりました。
いつもと違う兄に、すごい感動して…。



なのに兄は、やっぱり猛獣でした。
僕の感動が終わらないうちに、兄の右手が股間をモソモソ…。
「…お兄ちゃん」
「ん?」
「何でおちんちん触るの?」
「兄弟だから」
「…兄弟でおちんちん触るの、おかしくない?」
「美緒が女の子ならおかしいけど、お兄ちゃんのいる子が男と付き合う時は大体みんな、先にお兄ちゃんに教えてもらうんだよ」



……今なら完全に反論します。
けど、それを兄の戯言だと気付けるのは、この時からだいぶ後です。
(そうなんだ…。僕、お兄ちゃんがいてよかった)
この時の僕は完全に、兄の“博識”に心服していました。


「パジャマ脱いで、美緒…」
「ルーとJが戻って来るよ?」
「ちゃんと言ってあるよ。戻ったら、二人にも手伝って貰うから」
「明るいの恥ずかしい…」
兄は、壁の二つの間接照明以外の電気を消してくれました。
パジャマを脱ぐと、
「おいで…」
そう言った兄の脚の間に、僕はまた座りました。
「美緒、もう大きくしてるね…」
人差し指と中指で挟み込むように、タマと一緒におちんちんを握られて、浮き出たカタチの先端にジワリとシミが出来ました。
「エッチなおツユいっぱい出して、美緒は淫乱さんかな?」
「イヤだ、お兄ちゃん、イジワル…」
ボクサーのシミを隠したら、後ろから耳たぶをやんわり噛まれました。
背中にビリって電気が走ります。
「はん…!」
「耳…真っ赤だよ…。恥ずかしい…?」
兄の声が物凄くえっちに聞こえ、僕は頷くしか出来ませんでした。


カミサマ、アリガトゴザイマース(11)

  • by 美緒 at 6月20日(月)22時29分
  • Number:0620222440 Length:4050 bytes

「ホント可愛いなぁ。美緒は俺の宝物だよ…」
ボクサーの前を綴じていた2つのボタンを、兄は右手だけで器用に外しました。
両手を取られて、僕のおちんちんは兄の目に晒されました。
「…美緒のおちんちんは綺麗なピンクだね…。まだまだカワイイけど、カタチは大人だね。ついこの間まではぷるぷるのコドモだったのに…」
「やだお兄ちゃん、あんまり見ないでよ…」
僕は目をつぶって首を振りましたが、兄のエッチな声はまだ続きました。
「やだよ。ほら、美緒も見て? エッチなおツユいっぱい出して、ピクピクしてる…。見られるだけで感じちゃうんだ?」
「お兄ちゃんが触ったから…」
「あれだけでこんなにしちゃったの? やっぱり美緒は、エッチでスケべな淫乱さんだ…」
「違うもん…」
「違うのか? 好きな子が自分にだけスケべなカオ見せてくれるの、男は結構クルんだけどなぁ」
「…ホントに? …ルーも、Jも、喜んでくれる?」
「喜んでくれるよ。なぁ、ルーファス?」
「えっ!」

兄の言葉に驚いて部屋の入り口を見ると、何時戻ったのか、閉じたガラス戸にもたれたルーファスが腕組みをして立っていました。
スーツの彼も大好きですが、濡れ髪の彼は存在その物が僕の性感帯です。
おちんちんから新しいジュースが溢れるのを感じ乍ら、こっちに来るルーファスをずっと見ていました…。

「オニイサント、ナカヨクシテタデスカ?」
大きな手に頬を包まれて、身体がじんわり熱を持ちました。
僕は両手を彼の手の甲に重ねました。
「お兄ちゃんがいる子は、お兄ちゃんから色々習うんだって…。僕、女の人とも経験ないから、ルーとJに喜んで貰う為にいっぱい教えて貰おうと思って……」
「ソウデシタカ」
ルーファスがチラリと兄を見たような気がしましたが、気のせいかもしれません。

「ルーファス…」
「Yes」
「僕のえっちな顔見るの、……嬉しい…?」
僕が聞くと、彼はキスしてくれて、唇が触れたまま言ってくれました。
「イマデモ、モウ、ゲンカイネ…」
取られた右手は彼の股間に導かれ、ゆったりしている筈のルームウェアが、其処だけパンパンになっている事を知らされたのです。
僕は、全身の血が右手から沸騰するような気がしました。


「ルーファスに、エッチな顔たくさん見せてあげようか…」
兄の言葉に、僕は頷きました。
「すぐ戻るから、美緒を可愛がってやってくれ」
そう言うと兄は、リビングを出て二階に上がって行きました。

「I love you美緒…」
ルーファスは、キスし乍ら僕をソファーに押し倒しました。
今度は最初から、ねっとりと舌が入って来ました。
僕はもう蕩けて、おちんちんからは飛び散るくらいの先走りがこぼれました。
「あっ・はぁ……」
キスの合間に僕は喘ぎます。
僕の太ももや脇腹はくすぐられるみたいに愛撫で焦らされ、下から身体を這い上がって来た彼の手は、柔らかく胸を…乳輪を撫でて、乳首をコロコロと羽毛みたいな優しさで転がしました。
「はうん…!」
弄られてなかった方の乳首に、ルーファスが吸い付きました。
吸い付いたまま中で舌が動いて、ペロペロされてたと思ったら歯を立てられて……


「いやぁ…! あっ…はぁぁん……」
まだ何もされていないおちんちんから、精液が飛び出ました。
僕に覆い被さっていたルーファスのルームウェアにもいっぱいかかって…。
「ごめんなさい、ルー…、僕…」
ほんの少しの愛撫だけでイっちゃって、恥ずかしさで泣きそうでした。
「Very very cute,美緒…。コウスレバ、キニナラナイデスカ?」
ルーファスは、汚れたルームウェアの上を脱ぎました。
「ホントウニ、カワイイ……」
僕のお腹を濡らした精液を掬うと、それを舐めました。
「イヤ…汚いよ…」
「キタナイ、noネ」
ルーファスは僕のボクサーを脱がせると、精液で光っていたおちんちんをニュルニュルこねて、舌で絡め取るみたいにしてパックリと咥えてくれました。

初めて経験するフェラに、腰がガクガクしました。
舌と指では滑らかさが全く違いました。
ルーファスは舌をおちんちんに絡めたまま顔を上下させ、先っぽだけをアメ玉みたいにしゃぶり乍ら、タマをやわやわと揉みました。
「アンっ、あっ、だめぇ…!」
そんな事を口走っていたと思います。
思い出せるのは、部屋中に響いていたジュルジュルいう音と、僕のえっちな声。そしてその頃に兄が二階から戻って来た事――。




「いっぱい可愛がって貰ったんだね。凄くエッチな顔してる…」
そんな事を言った兄に、フェラから解放された僕ははぁはぁ言い乍ら小さく頷きました。
兄がイイコイイコしてくれました。
「ルーファスと繋がる為の物、持って来たよ」
兄は、プラスチックのボトルと小さな箱を手にしていました。
「ローションとコンドーム。どっちも美緒を護ってくれる物だよ…」

この時兄に言った言葉だけは、はっきりと憶えています。
「コンドームいらない…。病気ないから、おちんちん…、そのまま挿れて貰うの……」


カミサマ、アリガトゴザイマース(12)

  • by 美緒 at 6月20日(月)22時56分
  • Number:0620225653 Length:3720 bytes

ルーファスはローションをいらないと言ってから、英語で兄に何か言いました。
兄は僕を背中から抱っこすると、上半身を肘掛けで支えるみたいに半分起こしたままソファーに横になり、
「ルーファスが濡らしてくれるから、エッチな顔で可愛い声いっぱい聞かせてあげようか…?」
そう言って、僕の脚を羽交い締めするみたいに抱え、僕の身体を折り曲げたのです。
「お兄ちゃん、いやぁ! 離して、こんなカッコやだよ…!」
目の前で、僕のおちんちんがピクンピクンしていました。
「ルーだめ…!」
止める間もなく、ルーファスがおちんちんの向こう、僕のアナルにキスしたのです。
ちゅっ…ちゅっ…とついばまれる度、ソコがヒクヒクするのを感じます。
ルーファスは、アナルのシワを一本一本辿るように丹念に濡らし、円を描くみたいに舐めてから舌先をくちゅりと差し入れ、その間ずっと僕を見つめていました。
僕は恥ずかしくてずっと泣きそうになり乍ら、でも後ろから兄が
「ルーファスがいっぱい美緒のアナルを舐めてくれてるよ…。ちゃんと見ててあげないとね…」
って言ってたので、目を離せないまま、口に手を当てて声だけは懸命に堪えていました。


オナニーの時はあんなにいっぱいエッチな声も出せるのですが、聞かれていると思うと、恥ずかしくて堪らないのです。
「…Please、美緒、コエ…キカセテクダサイ……」
ルーファスは、口に当てた手をどけて、僕に深く口付けました。
「ふぅぅ……」
…やっぱり僕は、兄の言う通り淫乱なのかもしれません。
精液を舐め、アナルを舐めていた舌で、今は口の中を掻き回されていると思うと、身体の芯から快感が湧き上がって来たのです。

僕にキスしたまま、ルーファスは僕の先走りで濡らした指をほんの少しだけアナルに挿れて、入り口の辺りをくちゅくちゅくすぐりました。
それをされると、もう僕は抵抗出来ません。


「美緒すっげーエロいカッコ…」
横で言ったのは、お風呂から戻ったJでした。彼は既に全裸だったように思います。
僕の左手はJの股間に持っていかれ、カチカチに勃ち上がっていたおちんちんを直接握らされました。
前に教えられたように、僕が手を上下させJのおちんちんを擦ると、左手は流れて来た彼の先走りですぐビショビショになりました。

「んっ! んっ…、んんー…!」
入り口をくすぐっていた指にもう一本足され、ルーファスの男っぽい指が二本、真ん中ぐらいまでズブリとナカに入って来ました。
彼の唇は、またアナルに移りました。

(↓ここから後の言葉は、後で三人に聞かされたものです…(。-_-。))
「だめぇ、お尻、 くちゅくちゅってぇ……!」
淫らに喘ぐ僕に兄が耳元で囁きます。
「美緒の腰、めちゃくちゃヤラシく動いてるよ…。美緒はおシリが好きなんだ…?」
「好きぃ…、お尻、キモチイイ…」

じゅぷっ、じゅぷってスゴくエッチな音がして、何時の間にか指が三本…四本になって……。
顔のすぐ横にあったJのおちんちんを、何時しか僕は夢中で舐めていました。
兄は後ろから、僕の乳首を摘んだり引っ張ったりこねたりしていて…。




「ルーファス、もぉ…、おちんちん…挿れて……」
こう言って、アナルを舐めてくれていたルーファスの髪を、両手でくしゃってしたのは憶えています。


指が抜かれたアナルに、物凄く熱くて物凄く大きな塊がピチャリとひっつきました。
暫くクルクルと、ヌルヌルを塗り付けるみたいにアナルの上で動いて、
「I love you , seeet heart 美緒……」
兄から僕の両脚を逞しい両腕に受け取り、その手を僕と兄の両脇に置いたルーファスは、ゆっくりゆっくり僕のお尻におちんちんを挿れてくれました。
ねっとりとしたキスで、僕の背筋に快感を走らせ乍ら………。


あの大きさだから、もっと痛いと覚悟していたんですが、痛みは殆どありませんでした。
でも、ものすごい圧迫感。
空気鉄砲を想像して貰えば、たぶん近いと思います。
ルーファスのおちんちんが進むに連れ、快感と重い感じがぐぅーって押し固められる感覚。
キスで逃げ道を塞がれて、どんどん“キモチイイ”が凝縮される気がして…。

何回か、挿れたり抜いたりを繰り返し、挿れる度少しずつ奥に進んで――。
彼の茂みをタマの下と会陰に感じた時、涙が流れるのを感じました。
「I'm sorry , 美緒…。クルシメテ、ゴメンナサイ…、ドウカ、ナカナイデ……」
ルーファスの言葉に、僕は朦朧とした意識の中、一生懸命首を横に振りました。
実際、少しも苦しみは無くて、どうして涙が零れたのか自分でも解りませんでした。


カミサマ、アリガトゴザイマース(13)

  • by 美緒 at 6月21日(火)00時40分
  • Number:0621004034 Length:3045 bytes

首を伸ばしてルーファスにキスした僕は、
「苦しくないから、動いていいよ…。僕のナカで、いっぱいいっぱい気持ちよくなって――…」
って言ったそうです。


ルーファスの大きなおちんちんが、僕のお尻のナカで、心臓みたいにドクンドクンいっていました。
彼はもう一度カリの辺りまで引き抜いて、浅い所で暫く出し挿れしていたのですが、丁度その辺りに前立腺があるみたいで、カリに擦られる度僕の身体はビクビク跳ねました。

Jにもヨクなって欲しくて、僕は口をいっぱいに開いて彼のおちんちんを咥えようとしたんですが、大き過ぎて太過ぎて、先っぽを口に入れるのが精一杯でした。
ルーファスが僕にしてくれたみたいに、舌を絡めたりしたかったのですが、それも出来ません。
結局、吸いながら首を前後させて、苦しくなったら先っぽやウラスジをチロチロ舐めチュウって吸い付いて、サオを擦る手で時々タマを揉んだりソレをしゃぶったり…。



ルーファスの動きが徐々に大きく、深くなりました。
彼のおちんちんが少し反っている為か、出て行く時も入って来る時も前立腺はコリコリ刺激されます。
気持ち良過ぎて、僕はフェラを続けられず、何度も何度も首を振って、ただ大きな声で泣いてヨガっていました。
「イクぅ…っ、イクぅっ……!」
ルーファスにしがみついて、そう叫んだと思います。
いっぱいの精液が僕のおちんちんから噴き出た少し後で、キュウッとなったお尻のナカのルーファスのおちんちんがグンッ・・って一層大きくなって、僕はお腹の一番奥に、凄く熱くて凄く勢いのある噴出を何度も感じました。
僕の首の辺りはJの、背中は兄の精液でべっとりと濡れていました。





痙攣が治まらないうちに、僕はJに言ったそうです。
「Jのおちんちんも欲しい……」


僕のアナルからズルリとルーファスのおちんちんが抜かれ、兄の足の向こうに座ったルーファスに僕は抱かれるみたいにしがみついて、バックスタイルでJを受け入れました。
こちらに回った兄は僕にキスをすると、外側になっていた僕の左脚を犬がおしっこをする時みたいに上げて、またピンと勃っていた僕のおちんちんを丸ごと食べてしまいました。

Jは一気に奥まで衝いてきました。
僕は身体を反らせて悲鳴を上げました。
さっきまであんなに大きなルーファスのおちんちんが入っていたのに、…Jのはルーファスのより小さい筈なのに…、Jのおちんちんも凄い圧迫感で、僕の一番奥を突き刺したんです。
「大丈夫か、美緒…?」
聞いてきたJに、僕はまた泣き乍らうんうんと頷きました。

「今日は…、キスしていい…?」
まだビンビンのルーファスのおちんちんを握って、僕は彼に聞きました。
彼はちょっと驚いた顔をしましたが、
「スコシ、マッテクダサイ」
テーブルの上にあったウェットティッシュでおちんちんをキレイに拭いてくれました。
(やっぱりお医者さんだ)って、少し可笑しくなりました。
ルーファスの唇にキスしてから、僕は彼のおちんちんの先っぽに口付けました。
さっきまでお尻に入っていたモノを口で咥えると思うだけで、物凄く興奮しました。
タマを揉み乍らパクッと頬張って頭を動かすと、しょっぱい先走りが口の中にたくさん出て来ました。
湧き出る唾液と混ざって、飲みきれなかった分はヨダレみたいに顎から糸を引きました。

兄のフェラは凄く上手で、僕は何度も崩れそうになりました。
先っぽを咥えたまま舌をグルグルされて、会陰からタマの裏を爪で何度も撫でられた時は、ルーファスのおちんちんをしゃぶったまま頭を激しく横に振りました。
先っぽの窪みをチュウって吸われる感覚は、尿道をストローにして中の液体を飲まれてる感じで、ぞわぞわって全身に鳥肌が立ちました。


カミサマ、アリガトゴザイマース(14)

  • by 美緒 at 6月26日(日)17時01分
  • Number:0626165838 Length:4239 bytes

Jの腰が物凄い勢いで僕のお尻に打ち付けられました。
ルーファスの出した精液が潤滑剤になって、掻き回される度グチャグチャと凄い音をさせていました。
僕は、今度はおちんちんを離さないように一生懸命握って、ルーファスのおちんちんを精一杯おしゃぶりしました。
そのうちに、お尻の奥にドロっと熱いものが注がれました。


暫くすると、ルーファスがおちんちんを咥える僕を離そうとしましたが、僕は首を振って拒みました。
口いっぱいにルーファスの精液が溢れ、喉の所に塊になってつかえましたが、僕は頑張ってそれを全部飲み込みました。
“ごくっ…”っと、思いもかけない大きな音がしました。
何時の間にか出してしまっていた僕の精液は、兄が飲み干してくれていました。

精液で濡れているルーファスのおちんちんをペロペロしていると、Jが僕を後ろから抱きしめて、繋がったままソファーに仰向けになりました。
三回も出していたのに少し頭を下げただけのおちんちんをルーファスに舐められたまま、後ろからJに唇を塞がれてーー
覆い被さって来たルーファスと、お互いの香りを交換するみたいに、窒息しそうな程唇を合わせたまま舌を絡ませ合いました。

ルーファスが離れると僕の両脚は後ろから持ち上げられ、ヌルンと抜けたJのに代わって兄が入って来ました。
コンドームを着けていたので、何だか変な感じ…。
僕は、コンドーム無しでそのまま挿れてもらう方が好きみたいデス…(。-_-。)

兄は凄い腰使いで、僕は意識が飛ばないように、またルーファスのおちんちんをおしゃぶりさせてもらっていました。
お尻のナカでグンて大きくなったおちんちんがビクビクして、兄は出て行きました。
コンドームの所為で一緒にイケなくて、何だか少し淋しかったです。



僕はすぐにまたルーファスを求めたみたいです。
気がつくと、駅弁(?)スタイルでイカされて、またいっぱい精液を貰ったアナルをキュンキュンさせ乍ら、ピクピクしてるおちんちんから精子をタラタラ出していました。





フェラにゴックンに生中出しのトコロテンに、兄まで咥えた4Pーー。
今思えば、物凄い初体験だったと顔が熱くなります…(。-_-。)


駅弁のままルーファスに抱っこされて、僕達はお風呂場に行きました。
精液を注がれたアナルには、勿論彼を咥えたまま…。
彼が一歩踏み出す度に奥を衝かれて、僕はずっと小さく喘いでいました。

洗い場にぺたりと座った彼の首に両腕を絡ませ、僕は四つん這いにさせられました。
ドロリと内腿を伝ったのは、いっぱいの熱い精液…。
「ゼンブダサナケレバ、オナカイタクナル、Tガイイマシタネ…、キレイニシマショウ、美緒…」
大きなおちんちんの抜けたアナルに少し強めのシャワーを当て乍ら、ルーファスが指でナカの精液を掻き出してくれたのですがーーー

「あぁ、ダメだって…、また、ヘンにーー…」
シャワーの刺激にアナルをヒクつかせ入って来るお湯に身震いし、抜き差しし乍ら掻き回す指に腰をくねらせて、反響する自分のえっちな声にもめちゃくちゃ感じてしまい…。
五回目の射精の後、僕の頭は真っ白になりました。



朧げ乍ら、ルーファスに抱っこされて二階に上がったのは憶えています。
気付いたら、自分のベッドの中でした。
うつ伏せだった僕の左肩の向こうにJがいました。兄はいませんでした。
「気付いたか…?」
Jの右手が頬を撫でてくれました。
「……ルーファスは?」
聞いたら、枕だと思っていた下から声が響いて来ました。
「オキマシタカ…?」

重い頭を上げたら、優しい笑顔がありました。
「まだまだ起きない…」
僕はそう言って、筋肉で盛り上がった分厚い胸にもう一度顔を下ろしました。
実際、指を動かすのも辛いくらいヘトヘトでした。
腰がズーンて重くて、敏感になり過ぎたアナルは少しキュッてなるくらいで快感を身体の芯に疼かせるし、それを面倒だと思うのも面倒なくらいノーミソは“考える事”を全面拒絶していてーー。
けれどいつもなら、そんな時に触れられるのは絶対鬱陶しい筈なのに、髪を撫でてくれる大きな手を気持ち良く思い乍ら、僕は眠りました。

枕になってくれていた胸に当てた耳から、穏やかな波みたいな心臓の音が入って来ました。
他の人の心音がこんなに安心をくれるものだって事、僕はこの時知ったような気がします…。

* * * * *

目が覚めたのは、お昼前でした。
ルーファスもJもまだ眠っていました。
2人を起こさないようにベッドから出ようとしたのですが、枕になってくれていたルーファスを起こしてしまいました。
「Morning,美緒…」
「ごめん、起こしちゃった? …ご飯、作るね。支度出来たら呼びに来るから、それまで寝てて…」
「…俺も腹減った〜……」
Jも起きちゃいました…(^_^;)
僕は2人と軽いキスを交わし乍ら、(なんか恋人だぁ…)ってすごく幸せでくすぐったい気分になりました。


リビングに下りたら兄は既に起きて新聞を読んでいました。
「…遅くなってごめん。すぐご飯作るから…」
一応言いましたが、僕は兄の方をまともに見られませんでした。
「身体、大丈夫か?」
僕は黙って頷き乍ら、質問の“意味”に真っ赤になるのが自分で分かりました。


カミサマ、アリガトゴザイマース(15)

  • by 美緒 at 6月27日(月)15時32分
  • Number:0627153211 Length:4612 bytes

兄はこの日自分のマンションに帰ったのですが、ルーファスは一度着替を取りに帰宅してからはずっと、Jも夜に自宅に帰る以外は毎日一緒にいてくれました。

Jの思いつきでこの年末僕は、ルーファスが持ってきたぶかぶかのセーター一枚で過ごし、下はボクサーしか穿かせて貰えませんでした。
膝上まであるセーターはワンピースみたいになったのですが、肩幅が合わない為か前屈みになるとV字の首元から乳首が見えるらしくて、喜んでるJの顔でその事に気付いた時は裸にされるよりも恥ずかしく、それからは前屈みになる度に首元を押さえました。
「美緒の脚ツルツル〜 ♪( ´▽`)」
…脚どころか、腋の下も腕もツルツルで、19になっても未だにヒゲも剃った事なくて、僕にとってそれは結構なコンプレックスなのですが………
セーターから出た僕の脚を捕まえて、Jはオジサン臭く悦んでいました…(−"−#)


僕達は発情したみたいにいっぱいえっちしました。
ソファーでルーファスの脚の間に座って宿題をやり、終わればご褒美にそのまま抱いてもらったり…。
お昼ご飯の支度をしているとJがイタズラして来て、シンクに手をついてバックから激しく衝かれたり…。
朝、先に起きて、朝勃ちしていたルーので遊んでたら気付かれて、彼の胸を跨がせられ僕が上の69でアナルを解されて、彼がイクまで騎乗位で腰を振り続けるお仕置きをされたり…。

一番嬉しかったのは、リビングでルーファスにフェラした時、ゴックンの後「ヘンな味…」って笑ったら、彼がぎゅうって抱きしめてくれた事です。
(独りじゃない…)って思わず泣いてしまった僕を、ルーファスはずっと抱きしめていてくれました。

一番恥ずかしかったのは(勿論どれも全部恥ずかしいのですが…)、初体験からそんなに経たないのに、ドライオーガズムを経験した事でした。
濡れ髪の二人に勃ってしまい、隠そうとしたんですがJに見つかって、セーターは着たまま下だけ脱がされて後ろから抱っこされて、ソファーのルーファスの横でM字に脚を抱えられて、恥ずかし過ぎて泣きそうになり乍らオナニーさせられました。
一生懸命堪えたのに、瞬きした時に涙が零れてしまって…。
「一緒にいるのに、自分でイクのやだよ…」
って僕が言ったら、ルーファスが指でアナルを可愛がってくれました。いつもみたいに前立腺で僕はビクビク跳ねさせられて…。
内もも…と言うより脚がガクガク震え、いつもより大きな、物凄く高い所から覆い被さってくるみたいな快感に襲われました。
「ああっ、イクーーぃやああぁぁぁぁ!!」
身体はビクンビクン跳ねて僕はイっちゃったんですが、精液が出ずにキモチイイも止まらないのです。
「何で…!? いやぁ、またクルぅぅぅ…!!」
三回か四回それが続いて、結局射精はしたんですが、射精するまでの方が断然気持ちいいものでした。
最初は怖かったんですが、ルーファスが落ち着いてたので病気じゃないって分かりました。
「美緒はどんどんエッチになってくなぁ…」
Jはドライオーガズムを知ってるみたいでした。
泣き乍ら痙攣して、声も出せなくて、一人で何回もイっちゃったのが死んじゃうくらい恥ずかしかったです。


大晦日には兄もまた戻って来て、おせちを重箱に詰め終わるとお蕎麦も食べないうちに僕は浣腸されて、いつ明けたかも判らないまま、身体のナカもソトも精液まみれで新年を迎えました。
両親からの「明けましておめでとう!」電話を兄が受けてくれた時、僕はソファーで背を向けて跨ったルーファスに下から衝かれ乍ら、前に立ったJのおちんちんをおしゃぶりしている真っ最中だったそうです…(。-_-。)

元旦は僕の作ったおせちでお祝いしました。
せっかくシャワーを浴びて身体を綺麗にしたのに、ルーファスと兄は僕の会陰やアナルをお猪口代わりにお酒を飲んで、Jは乳首を中心に僕の身体中をお皿にして、結局陽が落ちる前に僕はまた精液でベトベトになっていました。
お酒って直腸からも吸収されるみたいで、身体が熱くなってふわふわしてジンジンして、冷めるまでは、えっちな気持ちが強くなってた気がします。
初詣は翌日にして、クタクタになっていた僕はルーファスにお風呂に入れて貰い、彼とJに抱かれて眠りました。



あれから年越しは毎年こんな感じで、たぶん今年もめちゃくちゃえっちに明けると思います…(*-_-*)

・・・・・・・・・・・・・・・・・

三学期から、ルーファスと一緒のおかげで、僕は痴漢に合う頻度が格段に減りました。
でも、電車に乗った途端合う事もあって、そんな時はルーファスが乗ってくる駅で降りて彼に飛びつきました。
僕のがピンピンじゃない時は落ち着くまで一緒にいてくれて、先走りでビショビショだったりピンピンになっちゃってる時は、すぐにトイレでイカせてくれました。
二人でトイレは物凄く狭いのですが、本当に必要な人が来た時に迷惑がかかるからとルーファスに言われ、身障者用のトイレは絶対に使いませんでした。
狭い所で声を殺し乍ら愛撫されるのはゾクゾクして、ルーファスのおかげで、レイプされそうになった嫌な記憶は随分薄れました。

一人で行く時とか下校時は大体痴漢されて、ルーファスやJに愛される前より気持ち悪くて、
「ルーとJとお兄ちゃん以外に触られるの…もうヤダ…」
僕は学校でJに慰めてもらい乍ら、でも泣くのだけは我慢しました。
ルーファスにはお仕事が、Jには部活があるのに、僕が泣いたら二人は絶対僕を優先させます。
これ以上、二人に迷惑をかけたくありませんでした。
自分で自分を護れるように、僕はある事を決めました。
「バスケ部のマネージャーって、まだ募集してる?」


カミサマ、アリガトゴザイマース(16)

  • by 美緒 at 6月29日(水)12時35分
  • Number:0629123501 Length:3972 bytes

三学期もだいぶ進んだ中途入部でしたが、先輩達は歓迎してくれました。
絶対にJが推薦してくれたおかげだと思うのですが、Jには違うと言われました。
「知らないのか? ウチの学校(男子校でした)、美緒のファン結構多いんだよ?」
「…それはないでしょ…」
いくら僕が見た目女の子でも、やっぱり男の人は本物の女の子が好きだと思います(僕もそうだったし…)。

部活は結構楽しかったです。
キャプテンはじめ、みんなすごく優しくて、ルールも一から丁寧に教えてくれたので、二週間もするとマネージャーのお仕事も一人で出来るようになっていました。
夜勤じゃない日はルーファスも来てくれました。
めちゃくちゃ上手くて、めちゃくちゃカッコよかったデス (#^.^#)
当時エースだったJでも、5本に1本取るのがやっとでした。

練習後はみんなシャワーを浴びて帰るのですが、Jに
「美緒は一番最後に入る!」
って言われてて、先輩達もみんな一緒に「えーっ!! (♯`∧´)」って言ってくれたのですが聞いてくれなくて、結局二年と少しの部活期間中、僕はみんなとシャワーに入る事は出来ませんでした (i_i)。
でも、臨時とは言えコーチだったルーファスとは、ミーティングの後よく一緒に入りました。
その時は勿論、可愛がってもらいました (//∇//)。
僕がひざまずいておしゃぶりしたり、お尻を突き出す格好でタイルの壁に胸やお腹を引っ付けた僕のアナルを彼が指でクチュクチュしてくれたり。
彼が車で来ていた時は、その延長で車の中でえっちして、彼の精液をナカにいっぱい残したまま家まで送ってもらって、トイレでアナルを緩めると流れて来るドロドロに、何度も僕は身震いしました。

朝練と放課後の練習のおかげで、人の少ない時間に電車に乗るようになって、痴漢には殆ど合わなくなりました。
でも結局、通勤時間を早くしてくれたルーファスには、迷惑かけちゃったんですが…(~_~;)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

お仕事が忙しくなったルーファスとはあまり会えなくなって、同じ部活のJには毎日可愛がってもらい週3くらいでえっちして…(//-//)。

無事医師免許を取得出来たルーファスは日本でもちゃんとお医者さんになれて、僕とJは二年生になっていました。
この頃僕はルーファスの家に泊まる事が多くなって、Jも時々一緒にルーの家に帰りました。
ルーの家に、僕やJの物が少しずつ増えていきました。


ある金曜日。
次の日がお休みで部活もなく、日勤だったルーファスが久しぶりにコーチに来てくれた日。
Jは来れなかったのですが、僕はルーファスの車で彼の家に向かっていました。
部活が長引いて少し遅くなったので、手料理はまたにしてもらってファミレスで夕食を済ませ、家に着いたのは8時半頃でした。

一緒に過ごすのはほんとに久しぶりで、ルーファスも僕ももう限界でした。
玄関を入るなり、扉も閉まらないうちに抱き合ってディープキス。
久々の激しいのに腰が抜けちゃって、抱っこでソファーに運ばれてからもお風呂が沸くのを待つ間、制服を脱がされ乍ら、唇は離せませんでした。
彼の背中に回した手でカッターシャツを握ってしまい、その部分はシワになりました。
「Love you,美緒…、トテモトテモ、フレタカッタ…」
「もっといっぱい触って…。全部ルーにあげるから……」


ナカは綺麗にしてあったので何も心配は無くて…。
この夜僕は生まれて初めて、男の人のおちんちんを自分の手でズボンから出したのです…。

* * * * *

何時の間にか僕は素っ裸で、お姫様抱っこでお風呂場まで運ばれました。
シャツを脱いだルーファスに「僕にやらせて…?」ってお願いして、脱衣所で彼の前に膝立ちになりました。
ベルトを外すのは物凄く恥ずかしくて、裸でこんな事をしている自分をルーファスに見られているのはもっと恥ずかしく、ベルトを外し乍ら勃って来ていた僕のおちんちんは先走りを流し始めていました。
彼の前は既にパンパンで、ホックを外しファスナーを下ろすと、下のボクサーから完全にアタマとサオが少し飛び出していました。
ボクサーを下ろしてもお腹からあまり離れないビンビンのモノに、僕は思わず見惚れ、ちゅってキスしました。



洗い場でアナルを拡げられ、湯船で下から衝かれ、駅弁で彼を咥えたまま寝室に運ばれて、どんな態勢か解らなくなるくらい色んな体位で、明け方意識が飛んじゃうまでいっぱいいっぱい泣かされてーー…。





翌朝、目が覚めたのは11時頃だったと思います。
少し向こうのカバンの中で、ケータイが鳴っていました。
「……美緒…?」
「ケータイ鳴ってる。…まだ寝てて…」
うっすら目を開けたルーファスにキスして腕枕から抜け出る間に、電話は切れました。

着信を見ると、母からでした。
かけ直したら、すぐに繋がりました。



父に、癌が見つかったという知らせでした…。


カミサマ、アリガトゴザイマース(17)

  • by 美緒 at 6月30日(木)00時11分
  • Number:0629235836 Length:4595 bytes

電話の向こうで母は泣いていて、動転して取り乱しちゃってるみたいで話がよく解らなかったので、僕はすぐに病院に行く事にしました。

帰り支度をしている間、悪い事ばかりが浮かんで来て、僕もどんどん不安になりました。
「美緒…? ドウシマシタカ?」
起きて来たルーファスの顔を見た途端、不安と恐怖が溢れました。
「ごめん、ルー…。帰らないと…」
「ナゼ、ナキマスカ? ナカナイデ…please…」
「お父さんが、癌だって…、どうしようーー怖い……」
「オクリマショウ。ビョウインノバショ、オシエテクダサイ」

病院へ向かう車の中で、ルーファスはずっと僕の手を握っていてくれました。
癌は治らない病気じゃないって事、必要以上に病気に怯えない事、闘病する患者には家族の支えが一番大切だって事ーー。
そして、病院に着く直前、
「ゼツボウスル、イチバンヨクナイデスネ。ワカラナイコト、ゼンブ、キイテ。デキルコト、タクサンアリマスカラ」
そう言って、優しく抱きしめてくれました。
目の前が明るくなった気がしました。
玄関前で降ろしてもらい、僕は内科の病棟に向かいました。

* * * * *

父は病室にいました。病名は既に知っていました。
一緒に居た母は、僕を見るなりポロポロ泣き出しました。


父の病名は[胆管癌]。
胆嚢と肝臓を繋ぐ管の上に張り付くみたいに出来ていたのですが、場所が複雑な上に側を太い血管が通っているらしく、手術は無理だと言われたそうです。
「5年って言われたのぉ…」
化粧も何もグシャグシャにした母を抱きしめて、でも僕はルーファスの言葉のおかげで意外に冷静でいられました。
「僕も、先生にちゃんとお話聴きたいんだけど…」
父にそう言うと、
「お父さんも、まだちゃんと聴いてない。お母さんが落ち着いてからもう一度、お話ししてもらえるように頼んであるから」
ショックが大きすぎるのか割り切っているのか、父も意外と落ち着いていました。

父と母を食堂へ連れて行き、とりあえずお昼ご飯を食べました。
母は「食べたくない」って言ったのですが、「これから頑張らないといけないんだよ」って話して、無理にでも食べてもらいました。
父も普通に食べてくれて、僕も、食欲のわかない胃袋に、それでも無理矢理詰め込みました。



先生にお話を聴くまで少し時間があったので、父と母を病室に送って、僕はルーファスに電話しました。

彼の声を聞くと緊張の糸が切れて、やっぱり僕は泣いちゃいました。
朝のお礼と、その時判っていた事を全部話しました。
《ナカナイデ、美緒。ゼツボウスルヨクナイ、イイマシタネ?》
「…泣いてない……」
《Oh,sorry.イイコデスネ…。ーー美緒。Second opinion、カナラズ、ウケテクダサイ》
「……何?」
《Uh〜、ニホンゴデ、ドウイイマスカ…、ホカノ、イシャノ、シンダンネ》
「…セカンドオピニオン?」
《Yes、ハツオン、ムズカシイデスネ…。タブン、キカレマスカラ、カナラズウケテクダサイ》
「わかった。…ルー…、ほんとにありがと。大好き…」
《Me too.美緒…、I love you…》
彼との電話で、僕はちゃんと落ち着けました。

* * * * *

あまり広さのない個室で、父の病気の説明を受けました。
目の前のパソコンに内臓の写真が写っていて、先生は、それを解り易く紙に描いてくれ乍ら、
「ここに癌がありますね。ここが血管でーー」
とか何とか、とにかく手術は無理だと言う事を説明してくれました。
面と向かって父親の寿命を聞かされるのは、やっぱりかなりキツくて辛いものでした。
父は厳しい表情で黙って、母はポロポロ泣き乍らも必死で崩れないように自分を支えている感じでした。


「当病院ではこの様な判断をさせて頂きましたが、セカンドオピニオンと言って、例えばもっと専門的な医療機関で、他の医師の意見を聴いて頂く事も可能ですよ」
先生が言ってくれたのは、まさしくルーの勧めてくれた事そのままでした。
もうこれ以上、父への死の宣告は聴きたくないと母は言いましたが、僕はルーファスを信じる事に決めていました。
「あの…、○○病院(ルーの勤め先です)で、診察、受けられますか?」
切り出した僕に、母は驚いていました。
「勿論可能ですよ。あそこは癌治療の設備も整ってますから、いいかもしれません。どうされますか?」
先生に訊かれて、父は「お願いします」と言ってくれました。

「すみません、何か、先生を信用しないみたいで…」
僕が謝ると、
「セカンドオピニオンは患者さんの当然の権利なんですよ。こちらこそ、お力になれず申し訳ありません。いい診断がおりる事、心から願っています」
そう言って、頭を下げられました。



紹介状とカルテとレントゲンを貰って、僕たち親子は家に帰りました。
「何で○○病院て言ったんだ?」
帰りのタクシーで、父に訊かれました。
「知り合いのお医者さんがいるから…。僕も、一緒に行くから…」
そう答えると、
「そうか…。ありがとう、美緒…」
父は、僕の肩を強く抱いてくれました。
母はぎゅっと手を握ってくれました。
僕は泣きそうになって、でも泣いちゃいけないと強く思って、二人の間でずっと黙っていました。



兄は出張中で、母は、心配をかけるから帰ってから話せばいいと言っていましたが、それは兄を傷付けると思ったので、両親の了解をとって、僕が兄にメールしました。
その夜遅く電話をかけて来た兄に、ルーファスの病院に行く事を伝えると、
《そうか…。それじゃあ俺は、予定通りに帰るから、親父と、特に母さん頼むな。…辛い時は無理しないで、ルーファスとJに甘やかしてもらえよ…》
そう言ってくれました。


カミサマ、アリガトゴザイマース(18)

  • by 美緒 at 7月1日(金)15時14分
  • Number:0701151401 Length:5713 bytes

日曜日。
父は母を誘って、日帰り旅行に出かけました。
ルーファスは、手術が一件入ってて会えなかったのですが、Jが家に来てくれました。
父の病気の事、部活も放課後の練習は暫く休むからと言った僕の話を、Jはずっと黙って聴いてくれて、話し終わるとぎゅっと抱きしめてくれました。
「大変だったな。俺、全然知らなくて…。遅くなってごめんな…」
「知らなくて当然でしょ、言ってなかったんだし…。今日来てくれて、すごい嬉しかった…」
「…ルーがいてくれてよかった。美緒、いっぱい泣いただろ?」
「……泣いた…」
「やっぱりなぁ。そこは俺も知ってるから」

Jの手が、服の中に入って来ました。
「ちょっと――J…?」
「いいから…黙って……」
僕はソファーに押し倒されました。

「ん…」
乳首の先に置いた指で円を描くようにこねられ、身体がピクンとなりました。
「右の方が感じるよな、美緒は…」
「…知らない…そんなの分からない…」
「分からない? ほんとに?」
僕の春ニットを捲り上げて、Jは左の乳首を舐め舌でこねました。
僕は口に手を当てて、ムズムズし乍ら一生懸命声を抑えました。
暫くしたら、今度は右の乳首を同じようにされてーー。
「ふあっ…!」
思わず出てしまった自分の声に、僕は自分で驚きました。
Jは尖らせた舌先で乳輪をクルクルなぞって、少しずつ舌が触れる面積を多くして、舌の裏側まで使って乳首を巻き込むみたいにグルグル舐め回しました。
「J…何かヘン…」
「どっちの方が気持ちイイ?」
「…右のおっぱいが…気持ちイイ……」
僕が言うと、Jは僕のデニムの前を撫で乍ら微笑みました。
「マジで可愛いな…。…なぁ美緒、もっと気持ちよくなろうか…?」
恥ずかしくて俯いたまま、僕は頷きました…。

* * * * *

「美緒…、腰浮かして…」
僕が腰を浮かすと、Jは僕の下着ごとデニムを脱がせました。
プルンて飛び出た僕のおちんちんから先走りが飛びました。
「乳首だけでビショビショじゃん。ほんと敏感だよな」
「…敏感なのイヤ…?」
僕がえっち過ぎて嫌われちゃったのかと不安になったのですが、
「美緒…その顔犯罪…」
「…どういう意味?」
「可愛すぎ…。こんな可愛くてスケべな子が嫌だって言ったら、それ男じゃないだろ」

Jは僕のおちんちんを食べて、両方の乳首を抓んだり引っ張ったりしました。
僕の両脚を持ち上げて、アナルをペロッて舐めて…。
「やだソコ…! シャワー浴びてないから――」
「昨夜風呂入っただろ? 石鹸の匂いがする…」
暫くペロペロ舐めてから、指を挿れて来ました。
指が動くとクチュクチュ音がしました。
「石鹸の匂いってスゲー来るんだけど…。自分でココ洗うんだ…?」
「当たり前――あ、ソコ、だめ…」
「洗い乍ら、指挿れたりする…?」
「そんな事…しない…はぁん…!」
Jが一旦指を抜いて、どんどん溢れてた僕の先走りで右手をビシャビシャにすると、そのヌルヌルをアナルにもいっぱい塗りつけて、二本に増やした指をぬる〜…って挿れて来ました。

「はあぁ…お尻ぃ…だめぇぇ……」
「もう二本も入っちゃってるよ…? 腰動いてるけどほんとに駄目? やめようか…?」
「やだ…っ、J…、イイ――…」
すごく恥ずかしかったのですが、続けて欲しくて、覆い被さっていたJのシャツの胸元をギュッと握って、彼の首筋に顔を埋めて言いました。
「美緒のアナル、凄い締め付けてくる…。そんなに気持ちイイ?」
訊かれて、恥ずかしさで泣きそうになり乍ら僕は夢中で首を縦に振りました。
「素直でエロい美緒に、ご褒美あげよっかな――」
「あっ・ソコ…、はあぁっ・はあぁっ・はぁっ…っ、あああっ…! はあぁ…!」
凄い速さでグチャグチャアナルを掻き回されて、パンパンだった僕のおちんちんから精液が勢いよく飛び出しました。

身体がビクンビクン跳ねる度に精液が噴き出すのか、精液が噴き出すから身体が跳ねるのか…。
お行儀悪く飛び散った僕の精液は僕の身体だけじゃなく、Jの服やソファーも汚していました。

「もう完全にアナルだけでイケるんだ…。マジでエロくてほんとめちゃめちゃ可愛いな…」
Jは笑って、優しくキスしてくれました。
「ごめん、J…、服――汚しちゃって…」
「いいって。……美緒? おじさんの病気の事、今考えてた…?」
「…考えてなかった……」
答え乍ら、さっきまで話してたのにすっかり忘れて、えっちな事に夢中になった自分が物凄く不謹慎に思えて、僕は急に恥ずかしくて自分が許せなく思えました。

でも、Jが言ってくれた事は、僕を救ってくれました。
彼は僕を抱きしめて、「そっか、よかった…」って言いました。
「よくないよ、僕、悪い子だよ…」
「いいんだよ。おじさんの話してる時、ずっと泣きそうな顔だったの分かってるか?」
「…泣かない…」
「泣かなくても! 24時間辛かったらもたないだろ? たまには休憩しないと、美緒が壊れるよ…?」
「…………………」
「前にルーが言ったけど、ルーも俺も美緒のモンだから、壊れられたら困る」
「…僕は今は……二人のものにはなれない…」
「当然でしょ」
「あんまり――甘やかすなよぉ……」
「俺とルーには甘えとけ…」

何か涙腺ゆるゆるで… (~_~;)。
Jにしがみついていっぱい泣きました。



泣き止んだ頃、Jに言われました。
「美緒悪い、服着ようか。俺限界なんですけど…」
改めて自分を見て、かなりのカッコだった事に気付きました。
唯一身に着けていたのは春ニットだけで、それも首の下まで捲られて、乳首が立ったままの身体には精液がいっぱい飛び散っていて、半勃ちのおちんちんはまだピクピクしていて……。
(何かすごい…、裸よりえっちかも…)
そう思うと、僕は大胆になれました。

起き上がって、Jに言いました。
「今度は僕にさせて…?」
Jはびっくりして、でもソファーの前に立ってくれました。
パンパンだったデニムの前を開けて、ビンビンになっていた大きなおちんちんをペロペロしてから咥えました。

Jは時々「ん…」とか「はぁ…」とかため息みたいに言い乍ら、
「何かAVみたい…。マジで美緒エロ過ぎ…」
そう言って、頭を撫でてくれて…。
僕は嬉しくて、夢中でおしゃぶりしました。
腰までしかないニットからはお尻が丸出しで、また元気になっていた僕のおちんちんが、僕が顔を動かす度にプルンプルン揺れていました。

結局、僕が上の69にさせられて、最後はソファーの背もたれにしがみついてバックから激しく衝かれました。
その間も、僕は気持ちよ過ぎて泣き乍ら、父の病気の事は思いませんでした。

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月曜日。
父は会社に行きましたが、母を独りにするのが心配で、僕は学校をお休みして家にいました。
その日の夜、「明日行くから」と電話でルーファスに伝えました。

火曜日に、父はセカンドオピニオンを受ける為に、紹介状とカルテとレントゲンを持ってルーファスの勤める病院に行きました。
僕は学校をお休みして、母と一緒に父に付き添いました。


カミサマ、アリガトゴザイマース(19)

  • by 美緒 at 7月2日(土)17時36分
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事務局みたいな所に紹介状を出して、カルテとレントゲンも預けて少し説明を受けてから、待ち合いで1時間くらい待ったと思います。

「手術、出来ますよ」
通された診察室で、最初にこう言われました。
50歳くらいの優しそうな先生でした。
「うちの外科は気が強いの多くてね。難しい場所だけど、切れるって言ってますよ」



「よかったぁ…」
父と母の後ろで立っていた僕は、ぺたんと床に座り込んでしまいました。
「大丈夫ですか?」
看護師さんがすぐに椅子を出してくれました。

「5年って事はないと思うけどなぁ…?」
目の前に貼られた父のレントゲンを見て、先生はこう言い乍ら、
「お年を召しておられれば、寿命といい勝負になると思んで手術は勧めませんが、お父さん(苗字で呼ばれましたが、ここはこれでいきます)の年齢だと、丁度体力の衰えを自覚される頃に辛くなってくるのは確かですね」
こっちに向き直って、世間話でもするみたいに父に訊かれました。
「手術、受けられますか?」

「宜しく、お願い致します」
おおらかで朗らかな先生の雰囲気に安心したのか、頭を下げた父の表情は明るくなっていました。
「美緒〜〜……。・゜・(ノД`)・゜・。」
緊張の糸が切れたのか、隣に座っていた僕に抱きついて、母は子供みたいにボロボロ大粒の涙をこぼしました。
「よかったね…、お母さん……」
母の背中をさすり乍ら、僕も一緒になってポロポロ泣きました。


「お父さん、若いんだから、まだまだ頑張らないと。こんなに綺麗な奥様とこんな可愛いお嬢さんがいるんだから、頑張って病気追い出しちゃいましょうね」
先生はにこにこしてこう言われました。
「ありがとうございます。息子ですけど…」
父が、(何故か(−_−#))照れて言うと、
「これは、失礼しました! 息子さんですか! お綺麗な娘さんで羨ましいと思っていたんですよ」
父と先生は「ハッハッハッ」っと意気投合な感じでした… #(−"−#)##

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翌週の月曜日、父は入院しました。
最初は平気そうだった母は、日に日に不安そうな顔になっていたので、その日僕も、学校をお休みして付き添いました。


病室は、個室にしてもらいました。
部屋に入って荷物の整理をしていると、あの内科の先生が主治医として来られました。
「こんにちは。お仕事のご都合、つかれましたか」
「宜しくお願い致します」
父と母と僕は、頭を下げました。

「お昼は普通に摂って頂いて構いませんよ。執刀医が午前中は外来に入ってるんで、午後一番でご紹介しますから」
そう言って先生は出て行かれましたが、その言葉に僕はドキドキしていました。
その数日前にルーファスから、執刀すると聞いていたからです…。

* * * * *

午後になって、先生が戻って来られました。
「楽な格好に着替えて頂いて構いませんよ」
ネクタイを外しただけの父に、先生が言われました。


先生について入って来た長身のお医者さんに、僕はほぉ〜…って見惚れちゃいました。
Yシャツにネクタイだけでも十分感じちゃうのに、白衣はポイント高過ぎです…(//-//)

「ご紹介します。お父さんの手術を執刀するルーファス(勿論ファミリーネームでしたが、ここはこれでいきます)先生です」
「ルーファスデス。ヨロシクオネガイシマス」
先生に紹介されたルーファスが父に右手を差し出して、父も応えて、二人は握手をしました。
…何か感動でした。

先生が続けられました。
「彼、頑張り屋さんでね。アメリカ人なんですけど、日本の医師免許も取って。元々○○州の専門医免許持っているので、腕はうちでもトップクラスです」

「そうなんですかぁ…(o////o)」
…親子って、好みが似るんでしょうか?
母もルーファスにほぉ〜…ってなってる感じでした f^_^;)。

ルーファスは、手術の方法や大体の時間、安全性と、リスクもちゃんと分かりやすく説明してくれました。
そして最後に、全力を以って取り組む事を約束してくれました。

ほんとにほんとにかっこ良くて、…僕はこの時、何だか漠然と不安になっていました。
こんなに凄い人が、何で“男の子”の、それも“僕”なんだろうって……。




「どうしたの、美緒?」
母に言われてハッとしました。僕はずっと俯いてたみたいです。
「手術の話で気分悪くなったかな?」って先生。
「ずっと頑張ってくれてましたから、ホッとして急に疲れが出たんでしょう」
僕の肩に手を置いた母が、
「後はお父さんとお母さんがお話聞いてるから、少し風に当たってくる?」
そう言って、心配そうに僕に聞いてくれました。

「後は僕が説明するから、息子さん休ませてあげてくれるかな」
「OK.イキマショウ」
先に立ったルーファスについて、病棟の受け付けの突き当たりにあった個室に入りました。
「スコシ、マッテイテクダサイ」
そう言って出て行ったルーファスは、10分位で戻って来ました。

オレンジジュースを買って来てくれていました。
「ありがと…」
「…Sorry,ツライハナシデシタネ。ハイリョ、タリナイデシタ」
「?」
最初、彼が何を言っているのか解らなかったんですが、思い当たって、僕は首を振りました。
「ごめん、違う…、手術の事じゃない…」
言い終わらないうちに、涙腺が壊れたみたいに涙が溢れて、ボロボロこぼれました。