H体験?談 過去ログ(L-158)
とらさんの体験?談 (上司に恋をした)


上司に恋をした 1

  • by とら at 10月4日(火)18時13分
  • Number:0924121131 Length:2411 bytes

上司に恋をした、っていう話はノンケの世界ではよくあることだろうし、ゲイの世界でもあることだと思います。実るか実らないかは別の話として。

僕も同じ部の上司である部長に恋をしていました。上司と言っても部長クラスともなるとなかなか話すことがないのが普通かもしれません。
でも僕の上司はことあるごとに部のみんなとランチに行ったり飲みに行ったりととても気さくな人です。

それまでは特に意識はしておらず、かっこいい人だな、奥さんはどんな人なんだろうな、っていう程度の関心しかありませんでした。
部長の年齢は40代前半、ゴリゴリのすごくいい体をしていて、シャツ越しの胸板の厚さや腕の太さ、肩幅の広さが目を引く人。顔立ちはサッカーの川嶋をもうちょっと優しく、細くしたような感じ。年齢よりも若く見える人です。
若い頃はもてたんだろうなって思ってましたが、自分には何の縁も関係もない話だと思ってました。


いろいろと動き出したのは歓迎会でのこと。主任への昇格とともに他の支店から異動してきたのは僕一人。
僕は28歳、新卒で入社して以来ずっと同じ支店に在籍していましたからそろそろ異動もある頃だろうと思っていました。そうは言っても一緒に働くのはどんな人たちなんだろうとかうまくやっていけるだろうかとか、ちょっとした不安のようなものはありました。

そんな中で開いてくれた歓迎会は僕のためだけのもの。ということは僕だけがひたすら飲まされる会というわけでもあります。
僕らの部は2チームに分かれていて、今回は2チーム合同の歓迎会。総勢20人ぐらいにもなりますから結構な人数で、それだけの人から飲まされるとたまったものではありません。
しかも僕はあまり飲めず、缶ビール1本で顔が真っ赤になるほどの弱さです。

宴もたけなわになり、それまでは飲まされるといってもビールグラスに注がれるだけでしたが、周りも酔っぱらってくると注がれるグラスも大きくなり中ジョッキに注がれてしまいました。
誰が持ってきたんだ、とも思いましたが新参者にはそんなことを言えるはずもなく顔はこわばるばかり。そんなときに部長が僕のそばに来て、そのなみなみと注がれたジョッキをひょいっと持ち上げて一言いいました。

「俺のかわいい部下にそんな手荒な歓迎はしないであげてほしいなぁ〜。代わりに俺が飲むからいいだろ?」

注いだ係長達の返事を待たずにグイッと一気に飲み干して、
「ごちそうさまでした〜!」
と体育会系のノリで明るく場を盛り上げました。
最初はまずいことをしたな、っていう顔をしていた係長達も拍手喝采。まぁそうするしかないでしょうけど、あの場合。

そしてジョッキを僕の前に置いて、僕の頭をポンと軽くたたいてこっそり耳打ちしました。
「酒も仕事も無理はするなよ」
そういうとニッコリいたずらっぽく笑って席を立ち、自分の席に戻っていきました。
その後ろ姿を見て、僕はあっという間に恋に落ちたのです。


上司に恋をした 2

  • by とら at 9月24日(土)12時15分
  • Number:0924121537 Length:2095 bytes

そんな歓迎会から少しして、支店内のバーベキュー大会が開かれました。
3つの部が合同で開催する恒例行事で、普段はスーツ姿や夏場のクールビズのポロシャツ姿の人たちもみんな私服で参加します。
もちろん部長も私服です。ホスト役は3部長達で、いろいろと準備をしていました。

 総務の狸腹の部長と経理の鶏ガラみたいな部長は、うちの部長と同期か少し上ぐらいの人らしいのですが年齢的には同じぐらい、40代前半っていうところでしょうか。
スーツで隠れてた狸腹がみっともなかったり、くたびれたTシャツがさらに細さを掻き立てていたりと、世間の40代はこんなもんかっていう感じの中でうちの部長は違ってました。
Tシャツにハーパンだったんですが、社内でシャツ越しに見ていた胸板も胸筋も腕の太さも本物でした。肩についた筋肉もかっこよく、ハーパンの裾から見えるのはシシャモのようなふくらはぎ。ゴリマッチョっていうやつです。
女子社員はひそひそと「あの部長、かっこいいよね〜」なんて話してるのが耳に入ってきました。テーブルを持ち上げるときにぼこっと膨らんだ二の腕は本物のマッチョ。女子社員はイチコロだろうなっていう感じです。

 ほかの部長達が苦戦している中、すぐに火をおこし、その間に野菜を切ったりする手際の良さ。料理し慣れているのは一目瞭然でした。火おこしはたまたまでしょうけどね。

肉を焼きながら「あちー」と言ってTシャツの裾で汗を拭いた部長、当然お腹は丸見えになりますが、そのお腹にびっくり。
高校生のような6パックではないものの、鍛え上げられた腹筋の上に薄く付いた脂肪が鍛え上げた大人の腹筋っていう感じでした。ちらっと見えたカラフルなDIESELのボクサーブリーフのウエストゴムもかっこよく、小柄で痩せている僕には憧れやら性的欲求の対象やら、いろんな思いで見ていました。もちろん目に焼き付けて、です。
 普段は一緒にランチに行ったときや飲みに行ったときにしか話す機会のない部長ですが、今日は肉が焼けるのを待つ間、いろいろ話すことができました。
仕事の話はなく、プライベートの話ばかり。それまであまり知らなかった部長がいろいろ見えてきました。
43歳であること、ジムに週3〜4日通っていること、料理をしなれていること、会社から車で20分ぐらいのところに住んでいること、そして独身であること、彼女はいないこと。

僕に何かしらのチャンスがあるとはとても思えません。それでも部長が少し近く感じられるようになり、部長のことをいろいろ知るきっかけになりました。


上司に恋をした 3

  • by とら at 9月24日(土)13時30分
  • Number:0924132932 Length:2673 bytes

すみません、さっきの投稿で1つエピソードが飛んでいました。



もう少し部長と近づけないだろうかといろいろ考えていました。ひらめきました。そうだ、部長と同じジムに通えばいいんだ!と。
あの部長なら絶対快く連れてってくれる、という計算ももちろんありました。でも問題はそれをどう切り出すかです。

ある日のランチタイム。部長に誘われて行ったラーメン屋さんで切り出してみました。
「部長、僕もジムに通いたいんですけどどこかいいところ知りませんか?」
すると部長は思った通りの返事をしてくれました。
「お、そうか。じゃあ俺と同じジムに行ってみるか? まずはビジターで入ってみて、よさそうなら正式に申し込めばいいじゃん。メンバーの同伴者ならしつこく勧誘もされないと思うよ」
机の下でこぶしを握り締めました。よっしゃ!と。もうひと押し、と僕はさらに仕掛けてみました。
「もう少しいろいろ聞きたいんで、今日仕事終わったら食事に行きませんか?」
「いいよ。じゃあ個室みたいなところの方がいろいろ話せていいよな。店のチョイスは任せてもらっていい?」
「はい、お任せします。お時間取らせてすみません」
本当はすみませんなんてこれっぽちも思っていないのですが、形だけでも言っておかないといけませんよね。


その日の夜、仕事が終わって一緒に行ったのは全室個室タイプの洋風居酒屋さんでした。
女の子を口説き落とすときにでも使っているのだろうか、と思うほどおしゃれなお店。でもそれは邪推というものですし、実際にそうだと認められても悲しいだけなので敢えてそこには触れませんでした。

ビールが出てきて、食べ物も一通りオーダーし終えると本題のジムの話になりました。プールはなく、マシンエリアとスタジオしかないこと、スパエリアはスーパー銭湯と共用になっていること。でもそんなことはどうでもいいんです。部長と一緒にいられれば。
例によってお酒に弱い僕は最初の中ジョッキで結構酔っぱらってしまいました。そして普段なら絶対に言わないだろうと思うようなことも言ってしまいました。
「部長、腹筋見せてくださいよ。バーベキューのときにちらっと見たんですけど、僕もあんな風になりたくて」
当然部長は面食らっていました。
「は? ここで脱ぐの? お前相手に?」
「お願いしますよ〜。僕の目標にぜひ!」
「しゃあねぇなぁ、この酔っ払いが…」
そういうと部長は立ち上がりシャツをまくり上げました。
「ほら、こんなんだよ。昔はもっとバリバリに割れてたんだけどな〜」
そう言いながらお腹を触っていた部長。へそ毛もまたセクシーです。
「もういいだろ、なんか恥ずかしくなってきた」
そういうとベルトを緩め、スラックスのホックとチャックを開けてシャツをしまいました。男なら普通にやっていること。ましてや目の前にいるのが男ならおそらくは全く気にしないこと。

でも僕はゲイで、しかも目の前の上司に恋しているんです。スラックスの隙間からちらっと見えたパンツはCKのグレー。
生地の感じでもっこり具合もよく分かり、それほど大きいというわけではなさそうですが剥けた亀頭の形がくっきりと見えました。
それまでの酔いが覚め、目に焼き付けたネタはその日の夜のオナニーのおかずにしました。


上司に恋をした 4

  • by とら at 9月24日(土)13時35分
  • Number:0924133506 Length:5350 bytes

部長の太い腕と厚い胸板にぎゅっと抱かれていました。優しくて男らしい顔が少しずつ近づいてきてキスしてくれました。
僕のちんぽはフル勃起、でもそれと同じぐらい熱い部長のちんぽを抱かれたお腹の上に感じました。
毛深いちん毛の匂いをかぎながら部長の普通サイズのズル剥けのちんぽをねっとりとしゃぶりあげました。亀頭をしゃぶるたびちんぽがぴくぴくしていました。
普段の優しい声ではない、低く男らしいかすかな喘ぎ声が僕を興奮させました。部長のフル勃起したちんぽが僕のアナルに押し当てられ、部長と一つになる。

…そこで目が覚めました。夢でした。恥ずかしながら朝だちしたちんぽからは先走りもすごく、ムラムラした寝覚めでした。学生時代でもこんな朝だちは経験がありません。
そのまま少ししごいたらあっという間にイキました。ちんぽはすっきりしたけれど、気持ちは全くすっきりせずまだムラムラしていました。でも今日は初めて部長と一緒にジムに行く日です。一発抜くのにパンツも脱いだところで、そのままシャワーを浴びたら少し落ち着いてきました。
 その日の夜、部長とジムの駐車場で待ち合わせして筋トレ初挑戦です。着替えるためにロッカールームに行くといい体の人もいれば僕みたいな細いのもいれば、狸腹みたいな人もいればとさまざまで僕は少し安心しました。
部長はあっという間にパンツ一丁になり着替え始めました。恒例のパンツチェック、今日はバーベキューの日に穿いていたカラフルなDIESEL。でもそれはボクサーではなく、驚くことにブリーフでした。ブリーフの股座からちん毛が少しはみだしているのがまたエロく、ちょっとムラっとしましたがそんなことしている場合じゃありません。僕も急いで着替えてジムに行きました。

トレーナーさんに教えてもらい、基本の動きを覚えたら一人でやってみるという流れになっています。1時間ぐらいかけて教えてもらい、ウェイトも決めてもらい、いざ一人でやってみることに。重さとしんどさにだんだんフォームが崩れてきたところで部長が補助にきてくれました。

僕の背中やら太ももやら触りまくりです。普段なら興奮するところなんでしょうけど、何しろ初めての筋トレに悪戦苦闘しているのでそれどころではなく、後になってそういえば触られてたなと気づくほど。
一通り終え、部長と隣同士で1時間みっちり走って終わりです。といっても走っているのは部長だけで、僕は10分もしたらもうランニングマシンの速度を落とす情けなさ。
カッコ悪いなぁ、と思っているとそれまでイヤホンをつけてテレビを見ながら走っていた部長が声をかけてくれました。
「最初はそんなもんだよ。俺も今でこそ1時間走ってるけど、最初は俺もすぐへばってたんだからさ。
大事なのは1時間、歩いても走ってもいいからとにかく足を動かすことだよ」
部長の優しさが嬉しくて、でも一生懸命走っている部長にあんまり話しかけるのも申し訳ないと思い、一言だけありがとうございますと伝えました。
頑張れよ、と部長が声をかけてくれて、またイヤホンをつけてバラエティ番組を見てニヤニヤしながら走っている部長を横目で見ていました。
その時はかっこいいな、とは思えませんでした。この人、どんだけ体力があるんだ、って。

1時間走り終え(僕は歩き終え、ですけど)、トレーナーさんに「ぜひ一緒にがんばりましょうね」と爽やかに声をかけられました。申込書をもらって、もう入会する気まんまんです。
部長と一緒に過ごせるし、他にもいい男もたくさんいるし。その場で書けるところだけ書いて、あとは後日持ってくることになりました。

その後、ロッカールームに戻って本日の僕の中のメインイベント、部長と一緒に風呂タイムです! あれこれ筋トレのこと、走り方のことを話しながらロッカーを開けるとあっという間に部長はフルチンになっていました。憧れていたあの体が目の前に!!
パンツ越しにチェックした通り、普通サイズの剥けちんに小ぶりの玉袋、少し濃いめのちん毛。ゴリマッチョの普通サイズのちんぽってセクシーだと思いませんか?
自前のシャンプーやボディソープを持って、隠すことなく僕を待ってくれていました。一緒に風呂に入るとそこはスーパー銭湯ですからいろんな人がいます。でも部長ほどの体の人は数人しかおらず、しかも体はいいのに顔は残念という感じで、両方を持ち合わせた人はいませんでした。
体を洗って、一緒に風呂につかりながらジムのこと、学生時代の部活のこと、いろいろ話しました。少しすると部長は急に立ち上がり、岩風呂の岩に座りました。
「ごめんなー。俺、長湯が苦手でさ、暑くて浸かっていられないんだよ。でもお前は気にせず浸かりたければ浸かっていればいいからな」
部長はそういうとタオルで顔の汗を拭きました。僕の目の前に部長のちんぽがあります。これはもう目の保養を通り過ぎて拷問のようなものです!
顔を拭いたタオルを股間に置きましたが、上に置いただけなので湯に浸かっている僕からは相変わらずちんぽ丸見えです。
ちん毛から滴る水滴がまたエロくて、話を半分しか聞けずにいました。

しばらくしてロッカールームに戻り、着替えて夕飯に行くことになりました。着替え後のパンツチェック! 部長のパンツはC-IN2のボクサー。C-IN2ってゲイがよく穿くブランドだよな…、たまたまネットとかで見てかっこいいから気に入って穿いてるだけなのかな…、いろんなことを考えつつ僕も着替えてスーパー銭湯のレストランで夕飯です。
そこで思い切って聞いてみました。もちろんパンツのことです。
「部長、普段はブリーフなんですか?」
「普段はっていうか、ジムに行く日は朝からブリーフかな。大したモノじゃないけど、走ってる時にボクサーだとブラブラして落ち着かなくてさ。
高校時代に体育の日にブリーフ穿いてたのを思い出して、サポーター代わりに穿いてるんだよ」
「でも部長、週3とか4とかジムに来るんですよね?」
「そうそう、だから普段からブリーフって言ってもあながち間違いでもないかな〜」
そういうと笑ってお茶を飲んでいました。
「ああいうおしゃれなブリーフってどこで買うんですか?」
「やっぱりネットかなー。今ブリーフってなかなか売ってないしね」
今穿いてるC-IN2のことを聞こうとしたとき、ゲイブランドだってカマをかけようとしたとき…
「おまたせしました。天ぷらそば定食とざるうどん定食です」
「あ、俺がそばね〜」

……結局肝心なことは聞けませんでした。



まだ続きます。長くなりますがお付き合いください。


上司に恋をした 5

  • by とら at 9月25日(日)01時24分
  • Number:0925012452 Length:6236 bytes

今の部署にも慣れてきて、ジムにも慣れてきて、部長のフルチンにも慣れてきた頃、またチャンスが巡ってきました。

部のみんなで飲みに行くことになり、僕も参加しました。基本的に部長は飲み会の席で仕事の話は最低限にするというのが方針のようです。
そうしないと説教オヤジが多くなってしまって若手が飲み会に来なくなる、というのが理由だそうで、そのおかげでうちの部は2チームとも飲み会出席率が高く、仲のいいメンバーで成り立っています。
しばらく飲んでいると部長がシャツの袖をまくり上げました。太い腕が強調される、筋肉フェチにはたまらない恰好です。うちの女性社員の中で一番年上、世に言うお局様が女性社員同士で話しているのが耳に入りました。

「うちの部長ってホントにかっこいいよね〜。鶏ガラとは大違い!」
「そうですよ〜。鶏ガラって性格も悪いしサイアクですよね〜」
鶏ガラ部長、ずいぶんな言われようです。そんなとき僕はお局様と目が合ってしまったので何か言わないと、と思ってジムの話をしました。
「僕、今、部長に連れてってもらって同じジムに通ってるんですよ」
「えー、そうなの! とらくんはもうちょっと鍛えないと、将来鶏ガラって言われちゃうよ〜。部長に鍛えてもらいなよ〜」
ここでも鶏ガラ部長はずいぶんな言われようです。

そんなこんなで盛り上がる飲み会は普段は10時ぐらいにお開きになるんですが、その日はなんだか盛り上がってしまって11時になっても終わる気配がありません。
女性社員の皆さんは自宅最寄りの駅からの終バスがあるからと途中で帰り、それからしばらくして係長たちも終電があるからと帰り支度を始めました。
ようやくそこでお開きになったのですが時間はすでに12時少し前。僕も終電はぎりぎりでしたが、急ぎ足で帰ろうとしたところ部長がもし終電がなくなっちゃったんならうちに泊まってもいいぞ、と声をかけてくれました。
「俺が時間を見てなかったからな。タクシー代払わせるわけにはいかないし、お前も一人暮らしなら大丈夫だろ?」
チャーーーンス! まだ急げば終電は大丈夫っぽいけど、部長の家に行くことにしました。

「ごめんな〜。遅くまで付き合わせちゃって」
「いえいえ、気にしないでください。僕もすごく楽しかったし」
そんな他愛もない話をしているとタクシーは部長の家に着きました。おしゃれなマンションです。部長がタクシー代を払い、マンションの近くのコンビニで飲み直しのお酒とおつまみを買って家にお邪魔することになりました。
部長の部屋はマンションの12階、ベランダからは都心部の高層ビルが一望できます。部屋の中はおしゃれな北欧風家具でコーディネートされています。この部屋に連れ込まれたら女の子は雰囲気だけでもころっと落ちるだろうな…。
「あ、先にシャワー浴びてから飲み直すか?」
部長がそう言いながら浴室乾燥機に吊るしてあった洗濯物を持ってきました。
「ごめんごめん、今日お前が来るなんて思ってなかったから散らかってて。適当に座っててよ」
「いいですいいです。先にシャワー浴びてきてくださいよ。僕、寝る前でいいですから」
「そっか? じゃあお先にね」
そういうと寝室と思われる部屋に行き、パジャマ代わりのTシャツとハーパンを持ってパンツ一丁で風呂場に向かいました。
シャワーを浴びる音を確認して、ダイニングテーブルに無造作に置かれた洗濯物を皺にならないようにできるだけきれいにまとめようと片付けはじめました。もちろんパンツチェックも目的の一つです!
C-IN2のブリーフ、DIESELのボクサーとブリーフ、僕が初めて見たCKのグレーのブリーフ。軽く半立ちになりましたが、ここで部長に嫌われたくなかったのでベランダに出て気分転換しました。
そうすると部長がシャワーから上がってきて、僕に麦茶を出してくれました。
「筋肉を育てるには水が大事だけど、アルコールとカフェインは水分にノーカウントだから麦茶ね」
お茶を飲みながらいろいろな話をしました。一番聞きたかったことも。
「部長は彼女作らないんですか?」
「んー、まぁ今はいいかなって感じだな。そういうお前はどうなんだよ。彼女いるの?」
「いや、僕もいないんですよ。1年ぐらい前に別れちゃって…」
1年ぐらい前に別れたのは、正確には彼女じゃなくて彼氏ですけど。
「そっか。ごめんな、変なこと聞いて」
部長が申し訳なさそうに言ったので、慌てて取り繕いました。
「大丈夫ですよ! でもおかげですっかりオナニー小僧です」
そういうと部長は笑って言いました。
「そっか〜! じゃあ俺も同じだな〜。自宅のパソコンはエロサイト専用機みたいなもんだよ」
「じゃあそのパソコンは見ちゃダメですね〜。いつ抜いたんですか〜? 俺は昨日です」
おかずは部長のフルチンですけどね。
「お。そっか、俺も昨日だ、そういえば。情けねーな、いい大人がオナニーかよ」
部長は明るく笑いながら持っていた缶ビールをぐいっと空けました。
「そろそろ2時だし寝るか。シャワー浴びて来いよ」

それはそれは丁寧に洗いましたよ、何事もないだろうけど。この日は僕はトランクス。また同じのを穿くのは気が引けるけど仕方ありません。シャワーを出るとソファにタオルケットが置いてありました。
「あ、俺がソファに寝るから、お前は気にせずベッドに寝ればいいからな」
「いやいや、僕がソファに寝ますから」
「いいからいいから、ベッドに寝ればいいよ」
部長が指さした寝室のベッドはダブル。しかも僕はインナーTシャツとトランクス。何事もないだろうけど…
「部長、ダブルベッドじゃないですか。男同士ですけど、一緒に寝ればいいじゃないですか。こんなに広いんだし」
「んー、まぁお前がよければそうするか。何か合宿の雑魚寝みたいだな」

翌朝、二人とも休みだったので少し遅くまで寝ていました。先に目が覚めたのは部長で、すぐに僕も目が覚めました。タオルケットがはだけていました。
「おー、朝から元気だな〜」
部長が僕のちんぽを弾きました。目が覚めるとトランクスの前開きから朝だちちんぽが顔を出していました。もう恥ずかしさ全開です。
「あ! 恥ずかしい!」
慌ててタオルケットで隠すと部長のハーパンも盛り上がっているのが分かりました。
「俺ばっか朝だち見られるのってずるいじゃないっすか〜。部長のも見せてくださいよ、起ってるみたいだし」
ちょっと拗ねたように言ってみました。
「は? 朝だち比べ? 中坊かよ、お前」
そう言いつつも部長はいたずらっ子のような笑顔をしていました。
「ほら、こんなんだよ。お前も脱げよ」
もう今や朝立ちじゃありません。部長の黒々としたちん毛と上を向いたちんぽ。ズル剥けのちんぽは15センチぐらい、赤黒く使い込まれた大人のちんぽっていう感じでした。
「お。起ったらお前もズル剥けだな〜」
そういうと部長は僕のちんぽをいきなりつかみました。僕は仮性包茎、皮あまりってほどではありませんが普段は被っています。
「ちょっと! 部長、悪乗りが過ぎます!」
そう言って僕も部長のを握って、少ししごいてみました。
「おいおい、夕べ抜いてないんだからダメだよ。さ、起きるぞ〜」
そういうと部長はハーパンを上げて寝室を出ていきました。

朝食にトーストと目玉焼きを用意してくれました。
「夕べは遅くまでごめんな。家まで送っていくよ」
「え? いいですよ、電車で帰りますから」
「何遠慮してるんだよ、ジムで裸の付き合いかと思ったら朝だちまで比べちゃったような付き合いだぞ。気にすんなって」

結局部長に家まで送ってもらい、家に帰るとすぐに抜きました。おかずはもちろんフル勃起の部長です。


上司に恋をした 6

  • by とら at 9月25日(日)01時28分
  • Number:0925012829 Length:3600 bytes

週3〜4日、部長と一緒にジムに通うようになり、少しずつだけどウェイトトレーニングもこなせるようになってきて、今までは走れなかったランニングマシンも少しずつ走れるようになってきました。
そんなちょっとした成長を部長に褒めてもらうのが嬉しくて、それを原動力にまたジムに通い続けました。
部内でも仲のいい上司と部下という関係をみんなが知るようになり、部内のみんなが知らないのは僕が部長に抱く恋心だけだろうと思います。もちろん仕事中はそんな顔はせず徹底した上司と部下です。
もっとも僕のようなペーペーは部長クラスと話すことはあまりないんですが。

プライベートでの部長との距離がだんだん近づいてきたのは嬉しいんですが、反面、それが僕の恋心をくすぐり苦しいと思うことも多くなってきました。
社内で、ジムで、食事中のレストランで、部長の優しい笑顔と声は苦しくなるほど切なくさせます。部長は僕のそんな気持ちを知る由もなく、いつも通りに声をかけてくれます。
部長からしてみれば僕はただの部下の一人に過ぎないんじゃないか、でもいつもジムで面倒を見てくれてるじゃないか。
風呂で裸の付き合いもして、勃起してるちんぽも見せあったじゃないか。それにいつも優しく声をかけてくれてるじゃないか。
職場恋愛なんて自分には関係ない話だと思っていただけに、それまでには経験のないぐるぐると渦巻く感情にどうしようもなくなってきました。
一緒のジムに通い始めて数か月経ったある日、僕は思い切って部長に切り出しました。
「今日、ジム上がったら少し話をしたいんですけど、いいですか?」
部長は一瞬曇った表情をしましたが、すぐにいつもの笑顔で承諾してくれました。
その日のジムトレは散々なものでした。心ここにあらずな状態ですから当然と言えば当然かもしれません。

ロッカールームで着替えたらいつもはスーパー銭湯のお食事処に行くんですが、今日は僕の家に来てもらいました。
部長も何かあるんだろうと思っているんでしょう。普段ならいろいろ話す帰り道なのに一言も口を利きませんでした。
 家に帰って、狭い部屋ながらも部長と向かい合って話をするために座ってもらいました。
「きれいにしてるんだな」
「ありがとうございます。今お茶出しますね」
普段の部長ならもう少しいろいろ話したでしょう。でもこの日はこの一言だけ。
 そしてお茶を出して、僕も座りました。小さなセンターテーブルに二人、向かい合って黙っています。
部長は僕が何か言うのを待っているのが分かります。
「部長、迷惑だったらすみません」
「ん? どうした?」
「僕、部長のことが好きです。僕、ゲイなんです。歓迎会の時に部長に助けてもらってから、部長のことが好きになって…。
あ、でもジムは本当に通いたかったんですよ。いつも部長と一緒にいるのが楽しくて、その時間を捨ててしまうことになるかもしれないけど…。
でもやっぱり思いを伝えたくて。ごめんなさい、気持ち悪いですよね…」
僕はそこまで一気に言いました。一気に言わないと心がめげてしまいそうでしたから。
少し考えて、僕の目をまっすぐに見て部長が言いました。
こんなときでも誠実に向かい合ってくれる部長がますます好きになって、でもすぐにその思いをあきらめないといけないと自分に言い聞かせました。
「ありがとうな。お前の気持ち、すごくうれしいよ。ゲイが気持ち悪いなんて思わない。俺もそうだから」
そういうと部長は俺の頭をポンとたたきました。歓迎会の時にしてくれたように。
「俺もお前のことは気になっていたよ。かわいい子が入ってきたな、って。
でもさ、俺はお前の上司だし、少し考える時間をくれないかな。必ず返事はするから」
そう言って黙ってお茶を飲んでいました。
「3日、時間をくれ。絶対返事するから。待っててくれるよな?」

そんなことを言われたらはいとしか言えないわけで、でももう言葉を発する力もなくて、僕はただうなづくだけでした。
「ありがとう。明日は俺、休みだから、明後日だな。じゃあお疲れ」
そう言って部長は立ち上がり帰っていきました。
部長の車のエンジンの音が聞こえ、それもすぐに聞こえなくなると現実に戻されました。

あーあ、言っちゃった。言わなきゃもっとずっと仲良くできたかもしれないのに。
でも部長もゲイだと分かったこと、僕のことを気にしていてくれたこと、それだけは嬉しかった。


上司に恋をした 7

  • by とら at 9月26日(月)00時10分
  • Number:0926001027 Length:3382 bytes

3日たった日、部長は急に日帰り出張になってしまい、慌ただしく会社を出ていきました。
今日は部長の返事をもらう日。僕への答えを避けるために出張にしたのかな…、いやあの人はそんなことをするような人じゃないじゃんか…。
いろんな思いがありながらもその日の仕事を終え、初めて一人でジムに行きました。

受付の女性が、僕が一人で来たことに気づき、
「あら、今日はとらさんお一人なんですね〜。がんばってくださいね」
と声をかけてくれました。

…そっか、いつまでも部長と一緒にいるばっかりじゃダメなんだな。どうせ今日の返事はごめんなさいのお断りだろうし。せっかく楽しくなってきたんだから一人でジムトレを続けていかないとな…

ウォーミングアップを終え、レッグプレスをしていると後ろから声をかけられました。
「お。一人でも頑張ってるな」
振り返るとネクタイ姿の部長が立っていました。
「ごめんな、連絡すればよかったんだけど、何となくここに来てくれてるといいなと思って期待して来ちゃったよ」
どこか照れくさそうな、でもいつものいたずらっぽいはにかんだ笑顔。僕はこの表情に惚れたんだ。
「下で待ってるから、終わったら来てよ。この前の返事、ちゃんとするから」
そういうと部長は受付の女性と少し話してジムエリアを出ていきました。

 僕はその日のジムトレを切り上げて、急いで降りていきました。
ロッカールームで着替えてお食事処へ行くといつものテーブルに座って携帯を触っている部長を見つけました。
急いで駆け寄りました。
「あれ? お前、もう終わったの?」
「はい、部長を待たせちゃいけないんで切り上げちゃいました」
「なんだよ、よかったのに。ごめんな、気を使わせて。この前の返事、お前んちに行ってからでもいいかな?」
そんなこと、いいに決まってるじゃないかと思いました。
この人は必ず返事をくれる人だと思ってましたから。きっとうちに来るだろうと思っていたので部屋も掃除してありますし。

部長の車で僕の家に向かいました。車の中ではやっぱり一言も口を利きませんでした。
でも運転している部長の横顔はどこかほころんでいるように感じました。


僕の家に着き、この前と同じように座ってもらいました。お茶を出して僕も座りました。ここまではこの前と同じです。
でも今日は僕が言葉を受ける番です。
「あのさ、この前の返事だけど…」
そういうと部長は俺の目をしっかり見てくれました。
「俺でよければ付き合ってくれるかな。俺みたいなオッサンでよければ、だけど」
僕は笑顔を作るのが照れくさくもあり、でも笑顔にならないのは素直じゃないような気もして、複雑にはにかんだ表情だったと思います。
「はい、もちろん。喜んで…」
そういうと部長は嬉しそうにお茶を飲みました。
「返事、すぐにできなくてごめんな。立場があるから、いろいろ考えなきゃいけなくてさ…」
社内恋愛って難しいんだな、って改めて思いました。
簡単なものじゃないんですね、いろいろ考えないといけないことが多いんですから。
その日は二人の時の呼び方を決めました。お互い下の名前に君付けさん付けで呼ぶことにしました。
これならうっかり社内でプライベートの呼び方で呼んでしまっても、ジムでこう呼んでるから、っていう言い訳が通じると部長が踏んだようです。
部内で仲のいい上司と部下という関係が知れていることがいい方向に働きました。
お互いの部屋に泊まるのは週末の土曜日だけ。二人だけの時は敬語禁止、でも社内ではため口禁止。社内ではもちろん今まで通り上司と部下であること。
部内、社内の行事には今まで通り、きちんと参加すること。その時は土曜日であってもよほどのことがない限り自分の家に帰ること。
そんな決め事をしました。

この日は木曜日でしたから、部長はちゃんと自分の家に帰りました。そしてその日はエッチはしませんでした。
僕はいつか見た夢が現実になるかと思っていたんですが…
「俺みたいな昭和男子は大切な恋人とエッチするにはちゃんと段階を踏むんだよ」
といたずらっぽく言って、でも帰り際に軽くおでこにキスをしてくれました。


上司に恋をした 8

  • by とら at 9月26日(月)00時46分
  • Number:0926001901 Length:5660 bytes

初めてのデートは美術館。藤子不二雄展をやっていたので見に行きました。
僕はドラえもんではなく、僕より10センチ近く高い部長の横顔をじっと見ていました。その日は僕の家で夕飯を食べましたが、お泊りセットを持ってきている様子はありません。

あ、そうか。これが『昭和男子のデートの段階』ってやつか…

買ってきた図録を見ながらテレビを見ていました。今までと違うのはその距離。隣同士で肩を抱いてくれました。
バラエティ番組を見ながら馬鹿笑いする部長がかわいく思えました。この人もこんな表情をするんだ、って思いました。
帰り際、この日は唇に軽くキスをしてくれました。僕はフル勃起、でも部長は僕を置いて帰っていきました。
カタブツの昭和男子にも困ったもんだ…と思いました。かわいいな〜、って。

2回目のデートはアウトレットモールでのお買い物。ジム用の新しいシューズがほしかったらしく、一緒に見に行きました。
その日の帰り道、高速を運転する部長が僕に言いました。
「なぁ。今日、うちに泊まっていかないか?」
来た来た来たーーー!
「はい! でも今日は何も持ってきてないですよ。コンタクトは外したいし眼鏡もないし…」
コンタクトだけなら保存液とケースをドラッグストアで買えばいいだけですが、メガネはそういう訳にもいきません。
「うん。今からとらくんの家に寄って、その途中で夕飯の買い出ししてうちに行こうかなと思って。」
なんだよ、綿密なスケジュール立ててるじゃん。
かわいいじゃん、この人。もちろん僕には断る理由はありませんからそのプランに乗ることにしました。
「あ、そうそう。今は敬語禁止な」
部長の横顔がニヤッとしました。なかなか癖って抜けないものです。


その日の夕飯は僕の大好きな豚の生姜焼き。部長は肉を漬け込むたれをつくるところからきちんと手際よく料理していきます。
初めて二人で作る夕飯。と言っても僕ができるのはご飯を炊くこととテーブルと拭くことぐらい。あとは全て部長がやってくれました。

夕飯を食べ、テレビを見ながら肩を抱かれる僕。これから起きることを思うと半立ち気味です。部長はお茶を飲みながら、ときどき僕の方を向いておでこや頬っぺたにキスをしてくれます。
もちろん僕もそれに答えて頬っぺたにキスはするんだけど、おでこにするには無理な姿勢。いつかおでこにキスしてみたいんだけどね、上から目線みたいでいいと思いません?

1時間ぐらい一緒にテレビを見ていたら部長が一緒にシャワー浴びようと言ってきました。ウケの僕がしなきゃいけないいろいろなシタクを済ませて、それから一緒にシャワーを浴びました。

普段からジムで見ている部長の裸。朝だち比べの時に無理やり見た勃起したちんぽ。全部知ってるはずなのに何か新鮮です。

脱衣所でジムと同じように一気に服を脱ぎ裸になる部長。一方、僕はどこか気恥ずかしくて一瞬出遅れ。今更恥ずかしがるような年でもないんですけど。
「先入ってるよ」
そういってお風呂場に入ってシャワーをひねる音がしました。僕もパンツを脱いですぐに入りました。

今までジムの後で一緒に風呂に入っても別々に洗っていたのに今日は向かい合わせ。部長が僕の体を手で洗ってくれます。
僕は愛撫されてるみたいであっという間にフル勃起です。もちろんちんぽも念入りに、アナルも念入りに。念入りすぎて感じちゃいました。

僕を洗うのに前かがみになっていた部長が起き上がると部長は半立ちっぽい感じ。普段は下を向いているズル剥けちんぽが少しトの字のような感じになっていました。
僕もお返しに部長の体を手で念入りに洗っていきました。部長のちんぽを洗っていると部長もフル勃起。僕の手の中で固くなっていきました。
僕がこの人を感じさせてる、それが嬉しかった。

泡を流して、手渡されたタオルで拭いて、素っ裸で一緒にベッドルームへ行きました。お姫様抱っこはしてくれなかったけど。
できそうだとは思うんだけどな、この人なら。


ベッドに入ると今までしてくれなかったディープキスをしてくれました。
全身を愛撫してくれて、自分のこんなところに性感帯があったのかって驚きました。優しく丁寧なフェラは大人のテクニック満載。ねっとりとしゃぶりあげられ僕はフェラだけでイキそう。
アナルも最初は舌で、そのうち指でじっくりほぐしながら感じさせてくれました。
「とら、大好きだよ」
指でほぐしながら耳元でささやいてくれました。もともと低い声の部長ですが、このささやきは特に低音で。
「僕もゆうさん(部長のことね)のこと、大好き」
僕は喘ぎながらだったからむしろ少し高い声だったかもしれません。


部長はベッドサイドテーブルからローションとコンドームを出してきました。
どっちもまだ封を開けていない新品。この人かわいいじゃん。大事にされてるんだな、って改めて思いました。

冷たいローションがアナルに塗られて、すぐにコンドームをつけた部長のちんぽが入ってきました。僕はたぶん喘いでいたと思います。
部長が口をふさぐようにキスしてきましたから。
「ゆうさん、大好き」
もう一度行ってみましたが部長は何も言わず、僕を優しく突いてくれました。念入りに優しく、でも力強く。
今までこんなセックスをしてくれた人はいませんでした。付き合って初めてのセックスだけど、それにしても優しい。
男らしくてかっこよくて、でも優しくて。部長を強く抱きました。

僕は自分のちんぽをしごきながら、アナルに部長のちんぽを感じました。
「あ、イク…」
僕がイったとほぼ同時に部長もイキました。
「あ、ヤベ。俺もイク… ああ…」
今までに聞いたことがなかった部長のセクシーな声。


二人ともイった後、しばらく抱き合いました。部長の体に僕の精子が付いちゃいましたが、そんなことは気にしていないようです。
お互いにティッシュできれいに拭いてあげて、しばらくベッドの中にいました。
部長の太い腕の腕枕で、しばらくの間、僕は部長に抱かれていました。
「ゆうさん、シャワー浴びよ」
そういうと僕は起き上がり、部長のおでこにキスをしました。
「ゆうさんにデコチューしたかった」
そう言ったら部長ははにかんで僕にもデコチューをしてくれました。

一緒にシャワーを浴びて、同じベッドで手をつないで寝ました。前にも同じベッドで寝たことはあるけど、今日は全裸。
せっかくTシャツとハーパンを取りに帰ったのに。先に寝てしまった部長の寝息と心臓の音を感じながら僕も寝ました。

いろいろあったけど、大好きな人と付き合えて本当に幸せです。社内の誰にも言えないけど、社内では仲のいい上司と部下でいいかと思ってます。
それだけでよかったんですもん、最初は。
贅沢を望んでちゃいけませんからね、ゲイの社内恋愛なんて。


長々とお付き合いいただいてありがとうございました。今のところ平穏に幸せな日々を過ごしています。あまりエッチじゃなくてごめんなさい。


上司が恋をした 1

  • by ゆう byとら at 10月8日(土)00時24分
  • Number:1008002438 Length:5691 bytes

以前、僕が上司と付き合うまでのいきさつを聞いてほしくてここに書きました。
何件か感想をもらって、その中でゆうさんは僕のことをどう思ってたかを書いてほしいというのがありました。

さすがに僕がここにいろいろ書いたことはゆうさんにはナイショ(いずれバレるかもしれないけど)なので、
僕がゆうさんから聞いたことをゆうさん目線で書いてみました。
ちょっと小説っぽくなりますがお付き合いください。



俺がとらと出会ったのは彼がうちの部署に新しい主任として異動してきたとき。挨拶に来てくれた日、まず最初に俺が思ったのは小柄だなぁということ。今どきのスリムなスーツがよく似合う、なかなかの好青年だった。
「来週からこの部署に配属されることになりました。よろしくお願いします」
「おー。来週からよろしくな。お前には1班に入ってもらうから。あ、デスクはそこの空いてるところな。
書類の配置とかは担当係長か営業事務の子から聞いてくれな」
「はい。改めてよろしくお願いします!」
体育会系でもないだろうに、折り目正しい子。かわいい子が入ってきたな〜、と思って彼を目で追っていた。
いかんいかん、これじゃ変態だと思われる…

誰かに似てるかというと、それは難しい。ジャニーズ系とかチャラ男系とかではない、インテリ系。クールな印象だけど人懐っこくもある、不思議な子だなという印象だった。
社内名簿を見て、生年月日やら住んでいるところやらそれとなく確認。
「げ… 平成元年生まれかよ!」
確かに主任クラスならありえない年齢ではないけれど、昭和40年代生まれとしてはさすがにショックだった。

彼が配属されてきて数日したころ、うちのチームお局の最年長が歓迎会の日程の確認をしてきた。とらくんと飲めるならいつでも歓迎だけど、まぁ今回は歓迎会だしな…。
「とらくん、会社の近くに住んでいるから、できるだけこの近くで開いてやってよ。
どうせ係長達、飲ませるんだろ? 送っていきやすい方がいいだろ」
「分かりました。じゃあいつもの小料理屋さんに聞いてみますね」
いつもの小料理屋さんとは部内のみんなでときどきランチに行く店だ。部内の親睦を図るために、ときどきみんなを誘ってランチにでかけることにしている。
そんなときに大人数でランチに行っても無理を聞いてくれる店なので重宝している。それにしても楽しみだな。

歓迎会当日。部内の全員に今日は何が何でも定時で終わるように伝えた。
普段から無駄な残業はさせたくないので俺が率先して定時に帰るようにしているのだが、今日は久しぶりにそれを全員に命じた。
楽しむときは全力で楽しむ、仕事するときは全力で仕事する、これをいつも徹底させているので、普通の会社なら変わった命令だろうとは思うけれどみんなすんなりと受け入れているようだ。

「新しく配属された主任のとらくんです! とらくん、みんなに挨拶を」
司会のチームお局の最年長リーダーが会を進行していく。彼は立ち上がるときにずれてしまった座布団を直した。
几帳面な子だ。その時、スリムなスラックスにくっきりとパンツラインが見えた。ボクサーブリーフのようだ。まぁ今の子はみんなボクサーだろうから大して驚きもしないけれど、ちょっと得した気がした。
そんなエロ目線で俺が見ているとは知らず、彼は淡々と挨拶をしている。堂々としたもんだな〜。
「では部長から乾杯のご発声をお願いします」
チームお局リーダーから乾杯を振られて急に我に返った。やべ、何も考えてない…
「はい、ではとらくん、ようこそ本社営業部へ。俺の長い挨拶よりみんなと飲む時間を大切にしてほしいので…。
みんなグラスを持って…、乾杯!」
かなり苦しい言い訳だとは思うけれど、とりあえずもっともらしいだろうな…

宴もたけなわ。さっきからずっとチームお局最年少の子が俺にビールをお酌してくれる。
あの子が俺を狙っていると係長から聞かされているが、案外その通りのようだ。みんなでランチに行っても俺の横に座ることが多く、俺の個人情報をいろいろ聞きだしていた。
独身であることと彼女がいないこと、ここまでが彼女が知っている俺の一見深そうに見える個人情報だ。彼女は知らない。俺がゲイだということと、俺がかわいいと思っているのはとらくんだということを。
しばらくするととらくんの周りが騒がしくなった。誰がどこから持ってきたのか、空の中ジョッキをとらくんに渡している。とらくん、飲めないって言ってたけど大丈夫かな…と思って様子を見ているととらくんの顔がみるみる強張っていくのが分かった。

こりゃまずいな…。でも酒の強要はパワハラだ、なんて言ったら場が白けてしまう。それだけは避けたい。
そう思った俺はとらくんのところに行き、ビールがなみなみと注がれた中ジョッキをとらくんの手から取り上げた。
「俺のかわいい部下にそんな手荒な歓迎はしないであげてほしいなぁ〜。代わりに俺が飲むからいいだろ?」
係長の返事を待たずに一気に飲み始めた。これなら場をしらけさせずにとらくんを助けてあげられる。
「ごちそうさまでした〜!」
飲み干して空になった中ジョッキを頭の上にかざした。大学時代によくやった一気飲み。この年では結構辛いものがあるが、一同拍手喝采。盛り上がってよかった。俺はグラスをとらくんに返しながら、とらくんの耳元で言った。
「酒も仕事も無理するなよ」
とらくんの酔っぱらって焦点が定まり切らないような目を見て、ちょっと戸惑いながら笑って見せた。
やべ、かわいいじゃん、こいつ。あまり長く話しているとこちらのボロが出そうで怖かったのですぐに自分の席に戻った。
席に戻ってとらくんを見るとじっと俺を見ている。焦点が定まっていないようだ。誰だよ、あんなに飲ませたやつ…。

宴会が終わって、俺は足元が怪しいとらくんを担いでタクシーに乗った。
家庭がある人達に介抱させるわけにいかないから俺が送っていくよ、と言い残してだが、本音はもちろん嬉しくて仕方なかった。

とらくんの住むマンションに着いた。タクシーを待たせて手元も怪しいとらくんから鍵を受け取り、オートロックを開けエレベーターを呼び部屋まで連れて行った。
いくらかわいい子だとはいえ手がかかる。玄関をあけ、とりあえずスーツとスラックスを脱がせてハンガーにかけた。もうすっかり力の抜けているとらくんは俺の思うまま。
とはいえ、いきなりセクハラホモ上司と言われてはたまらないので介抱するふりでできるところまでにしておくことにした。
パンツチェックともっこりチェック、腋毛チェック。それ以上はさすがにヤバいだろうな…。
ベッドに寝かせる時に偶然手が当たったふりをしてちんぽを触ってみた。日本人の平均サイズぐらいの大きさだな…。それだけ確認して、書き置きを残して部屋を出た。ちょっと役得だと思った。



……自分で自分のことをかわいいとか几帳面とか言うのって超恥ずかしい……www もうちょっと小説っぽくした方が書きやすいかなwww


上司が恋をした 2

  • by ゆう byとら at 10月8日(土)00時34分
  • Number:1008003442 Length:2473 bytes

それから少しして、とらくんも仕事に慣れてきた頃、部内恒例のバーベキューパーティが開かれることになった。年2回の行事だが、春は部長クラスがホスト、秋は若手チームがホストと決まっている。
今回は俺たち部長クラスがホストだ。

食材や炭の買い出しからホストの仕事。同期の総務部長と一緒に買い出しに出かけ、焼肉屋でも開くのかっていうほどの肉と野菜を買ってきた。
男40代、会話の内容と言えば病気のことと家族の悩み事。もっとも俺には家族はいないし病気というほどの病気もないので話題についていけない。狸腹の総務部長、お前は少し運動しないと近いうちに死ぬぞ…

バーベキュー当日。こう言っちゃ何だが、他の部長二人の役にたたないこと。
火の起こし方が分からんのはともかく、さっさと野菜を切らないとみんな待ってるぞ…。仕方なく野菜を切るのを手伝って、テーブルの準備をお願いすることにした。
あくまでもホストは部長クラス、部下のみんなはビールを飲みながらしゃべっている。俺がテーブルを動かしているととらくんと目が合った。手伝おうとするのを制した。みんなと親交を深めてくれればいいのだから。
聞くとはなしに女子社員が俺の方を見て話すのが聞こえた。
「営業部の部長ってかっこいいよね〜。あの筋肉、すご〜い」
「えー、りっちゃんは部長みたいなガッチリした人が好きなんだ〜」
りっちゃん、ごめんな〜。俺が好きなのは残念ながらとらくんなんだな〜。

ようやくバーベキューが始まり、肉を焼き始めた。肉が焼きあがるのを待っている間、とらくんがいろいろ話しかけてきた。
「部長、ビールどうぞ。あ、でも車ですか?」
「いや、違うよ。バーベキューセットは鶏ガラが持って帰ってくれるから大丈夫。ありがとうな」

いろいろ話した。っていうよりもいろいろ聞かれた。プライベートの話ばかりだけれど、そんな話ができるのがこのバーベキューパーティーのいいところだ。
「部長、料理し慣れてますね〜」
「ああ、43歳独身男子だからな、自分で飯ぐらい作れないと食うに困っちゃうからな」
「へ〜、部長って独身なんですか」
「まぁな。世間的には結婚して子供がいてもいい歳だけど、あいにく働く主夫だよ」
「何か意外ですね〜。じゃあ普段は退社後は何してるんです? いつも定時に帰られるじゃないですか」
「ジムに通ってるよ。俺、太りやすいからさ。体動かしてないとすぐ太っちゃうんだよ。だから週3〜4で通ってるんだよ」
そんな話をしているうちに肉が焼けてきた。とらくんにいくつかよさそうなところを渡してやった。
俺に興味を持ってくれてるのかな…。ま、そんなことないか。肉が焼きあがるまでの間のおしゃべりだよな。
「ありがとうございます! 部長も一切れどうぞ」
「お。ありがとうな。それにしても火の前にいるとあちー!」
Tシャツの裾で汗を拭いた。タオル持ってくればよかった…


……ちょっと小説っぽくなりました。でもあまりにもリアルに部長の言葉を書くと恥ずかしくてw ごめんなさい。


上司が恋をした 3

  • by ゆう byとら at 10月8日(土)00時39分
  • Number:1008003928 Length:2326 bytes

しばらくたったある日のランチタイム。部のメンバー数人で一緒に近所のラーメン屋に出かけた。
ラーメンを食べているととらくんが話しかけてきた。
「部長、僕もジムに通いたいんですけどどこかいいところ知りませんか?」
「お、そうか。じゃあ俺と同じジムに行ってみるか? まずはビジターで入ってみて、よさそうなら正式に申し込めばいいじゃん。
メンバーの同伴者ならしつこく勧誘もされないと思うよ」
こいつがジムに興味があるなんてちょっと意外だな。でも一緒に通えたら楽しいだろうな。
そう思っているととらくんが仕事の後に飯に行こうと誘ってきた。
「もう少しいろいろ聞きたいんで、今日仕事終わったら食事に行きませんか?」
「いいよ。じゃあ個室みたいなところの方がいろいろ話せていいよな。店のチョイスは任せてもらっていい?」
ちょっと頑張っちゃおうかな〜! 俺のいいとこ見せないとな。
「はい、お任せします。お時間取らせてすみません」
そういう謙虚なところがかわいいよな、こいつ。ま、そんなこと思っても何も起こらないだろうけど。

終業後、一緒に出掛けたのは全室個室になっているバー。個室と言ってもパーテーションで仕切られているだけだから話し声は聞こえるけれど、静かで落ち着いて話ができる場所だ。
ジムについて最低限教えておかないといけないことを手短に伝えた。プールがないこと、スパエリアはスーパー銭湯と共用だから夏休みとかはどうしても混み合ってしまうこと。
とらくんはビール中ジョッキを片手に熱心に聞いている。っていうか、中ジョッキなんて飲んで大丈夫なのか?
案の定、目がとろーんとしてきている。あー、やっぱりな…。そう思っているととらくんは全く想定外のことを言った。
「部長、腹筋見せてくださいよ。バーベキューのときにちらっと見たんですけど、僕もあんな風になりたくて」
どういうことなのか、質問の意味が一瞬理解できなかった。
「は? ここで脱ぐの? お前相手に?」
「お願いしますよ〜。僕の目標にぜひ!」
「しゃあねぇなぁ、この酔っ払いが…」
仕方なく立ち上がりシャツをまくり上げた。
「ほら、こんなんだよ。昔はもっとバリバリに割れてたんだけどな〜」
昔と言っても20年以上前のことではあるんだけれど。
そう思っていたらだんだん恥ずかしくなってきた。いい年して大学体育会系みたいなことしてるじゃんか、俺。まぁ昔は上半身どころか、個室なら素っ裸は当たり前だったけどな…。
「もういいだろ、なんか恥ずかしくなってきた」
そういうとそそくさとスラックスのチャックを開けてシャツをしまった。とらくんは歓迎会の時ほどではないまでも、結構酔っているように見えた。
焦点があっているようなあっていないような、どこを見てるのか分からないぼんやりした感じに見えた。

飲ませすぎたかな…反省…


上司が恋をした 4

  • by ゆう byとら at 10月10日(月)22時47分
  • Number:1010224755 Length:4349 bytes

今日はとらくんとジムに行く日。朝からシャワーを浴びて準備万端。
お気に入りのパンツを穿いて、体型がきれいに見えるTシャツを選んだ。デートでもないのに何だかワクワクしている自分がいる。こんな気分になったのは何年ぶりだろう。前の男と別れて2年ぐらい。
その間にゲイやビアンの友達がたくさんできた。週末に彼らを家に呼んだり呼んでもらったりのホームパーティーも楽しい。
それはそれでもちろん楽しいんだけど…。それとは違う、こんなワクワクするような楽しい時間が来るとは思っていなかった。

別にデートでも何でもない。ただジムに行くだけ。
どうせノンケなんだろうし。でもとらくんの前ではひと際かっこいい上司でいたい。たとえただの上司に過ぎないとしても、いい男でいたい。
…これって恋だよな、きっと。

わくわくしながらジムに行った。駐車場で待っているとらくんを見つけると、とらくんもニッコリ笑って頭を下げた。
「部長、今日はよろしくお願いします」
「おー。楽しもうな。今日は1回目だからちゃんとトレーナーがついてくれるから安心していいよ」
ロッカールームで手早く着替えながらとらくんの方を見た。グレーのボクサーにもっこりした形が浮かび上がっている。
華奢だなぁ…。後ろから抱きたいなぁ…。

マシンエリアに入るとトレーナーが待っていてくれた。とらくんは初心者向けのメニューを教えてもらい、俺はいつも通りのメニューをこなしていった。
ときどき様子を見てみると重いウェイトに悪戦苦闘しているようだ。1時間ほどするとトレーナーは離れ、とらくん一人で教えてもらった通りにやっている。
重さに負けてフォームが崩れてきている。
「背筋を伸ばして、しっかり胸を開いて」
そう言いながら俺は補助という名目でとらくんの胸や背中を触りまくり。レッグプレスでは太ももに触りまくり。毛深くない太ももは触り心地もよく、俺はちょっとムラっときたがそんなことを顔に出してはいけない。
何しろ筋トレ補助という名目で触り放題なのだから。

とらくんの息が落ち着くのを待って、トレッドミルエリアに行った。テレビを見ながら走れるがイヤホンは自分のものを使うことになっている。
ビジターで入っているとらくんはもちろんイヤホンを持っていないので受付で貸し出しているヘッドホンを持ってきて手渡した。
「テレビ見ながら走ってると気がまぎれるから走りやすいぞ」
とはいえまともに走ったことのない様子。10分も走ったらスピードを落としていた。
まぁ走ると言ってもジョギング程度の速度ではあるけれど。苦しそうな様子に気づいた俺はとらくんに声をかけた。
「最初はそんなもんだよ。俺も今でこそ1時間走ってるけど、最初は俺もすぐへばってたんだからさ。
大事なのは1時間、歩いても走ってもいいからとにかく足を動かすことだよ」
そう言って俺はまた走り出した。バラエティ番組を見ながらニヤニヤしているのを見られるのはちょっとカッコ悪いだろうな。

1時間走り終えるととらくんはやる気に火が付いたようで、このまま申し込んでいくそうだ。これで一緒に過ごす時間が増える。俺は仕事を終えて、プライベートな時間をとらくんと過ごせることが嬉しかった。
一緒に受付に行き、トレーナーに声をかけた。
「ねぇ、こいつ申し込むってよ。新規顧客、俺が捕まえたんだよ〜」
嬉しい気持ちを隠すのに冗談めかしていうとトレーナーは
「あ、じゃあゆうさんには次回からこちらの方のトレーナーという大役をお任せしますね」
と笑いながら言った。俺の下心を見抜かれているような気がして、一瞬ドキッとした。

申込書を書き終え、お楽しみの風呂タイムだ。今日はパンツの中身も見ることができる。
もちろんそんなことをとらくんに悟られるわけにはいかない。俺は汗で重くなったTシャツを脱ぎ、いつものように素っ裸になりとらくんが脱ぐのを待っている。
パンツを下ろすと包茎ながらもボリューム感のあるちんぽが見えた。あまり濃くないちん毛はエロさを感じさせる。すぐにタオルで隠してしまったがしっかり目に焼き付けた。

風呂から出ると一緒に夕飯を食べるのにジム併設のスーパー銭湯のお食事処に行った。注文して、出てくるのを待つ間いろいろな話をした。
「部長、普段はブリーフなんですか?」
まぁ確かにブリーフなんて今どき珍しいよな〜。DIESELにブリーフがあるって知らなかったのかなぁ…。
「普段はっていうか、ジムに行く日は朝からブリーフかな。大したモノじゃないけど、走ってる時にボクサーだとブラブラして落ち着かなくてさ。
高校時代に体育の日にブリーフ穿いてたのを思い出して、サポーター代わりに穿いてるんだよ」
「でも部長、週3とか4とかジムに来るんですよね?」
「そうそう、だから普段からブリーフって言ってもあながち間違いでもないかな〜」
俺の年ぐらいだとトランクスかボクサーだもんな。珍しいだろうけど、そんなに食いつくかなぁ。誰かに聞かれちゃいないかな…。
「ああいうおしゃれなブリーフってどこで買うんですか?」
「やっぱりネットかなー。なかなか売ってないしね」
そういうとオーダーしたものが出てきた。
「おまたせしました。天ぷらそば定食とざるうどん定食です」
「あ、俺がそばね〜」
これ以上ブリーフブリーフ言われたらたまらんなと思っていただけに助かった。


上司が恋をした 5

  • by ゆう byとら at 10月26日(水)18時34分
  • Number:1010225229 Length:6674 bytes

とらくんと一緒にジムに行く時間が楽しくて仕方ない。そんな楽しい時間に慣れてきた頃、おいしいハプニングがあった。

部内有志で集まる飲み会、通称グルメ会。部のメンバーが毎月交代で自分がお勧めする店を予約し、その店にみんなで行くという会だ。
俺が部長に就いてから部内交流を進めるために始めた会だがすっかり定例化した。
そんなグルメ会、この時はすっかり盛り上がってしまい、普段は時計を気にしながら飲んでいるのだが、気づいたら終電ギリギリになってしまっていた。
女子社員は終バスの時間に帰っていったが、男子社員は終電ギリギリまで飲んでいた。大急ぎで会計を済ませ駅に向かった。
こんなに盛り上がったのは珍しいよなぁ。まぁみんなが楽しんでくれたんならいいけど…。
「部長、お疲れ様でした! すいません、終電があるんでここで失礼します!」
みんな急ぎ足で駆けていった。
とらくんと俺は上り方面と下り方面で方向こそ違うものの、二人だけは同じ路線を使っている。急いで走ればまだとらくんは終電に間に合う。分かってはいるけれど、一か八か、俺は声をかけてみた。
「もし終電がなくなっちゃったんならうちに泊まってもいいぞ。俺はもうタクシーで帰るから、うちに来るか?」
とらくんは一瞬考えて、助かりますと答えた。お願いします、じゃなくて助かります。謙虚だよな、こいつ。

「ごめんな〜。遅くまで付き合わせちゃって」
「いえいえ、気にしないでください。僕もすごく楽しかったし」
そんな他愛もない話をしているとタクシーは俺のマンションの下に着いた。
タクシー代を払い、近所のコンビニで飲み直しのお酒とおつまみを買って家に帰った。誰かと一緒に家に帰るなんてどれだけぶりだろうか…

「あ、先にシャワー浴びてから飲み直すか?」
俺はそう言いながら浴室乾燥機に吊るしてあった洗濯物を取り出した。まさか今日とらくんがうちに来るとは思ってなかったので散らかったままだ。
「ごめんごめん、今日お前が来るなんて思ってなかったから散らかってて。適当に座っててよ」
「いいですいいです。先にシャワー浴びてきてくださいよ。僕、寝る前でいいですから」
「そっか? じゃあお先にね」
普段ならリビングでテレビを見ながら素っ裸になるところだが、さすがに今日はそういう訳にはいかない。
クールビズのチノパンを寝室で脱ぎハンガーにかけ、シャツを脱いでパンツ一丁で風呂場に向かった。誰かが家にいる、ということを久しぶりに意識した。

風呂から出ると無造作にテーブルに置いた洗濯物がきれいに置き直してあった。何か気を遣わせちゃったかな、と思った。
ベランダにいるとらくんに麦茶を持っていき、俺は缶ビールを持って行った。さすがにこれ以上飲ませたら潰れてしまうだろうし。
「筋肉を育てるには水が大事だけど、アルコールとカフェインは水分にノーカウントだから麦茶ね」
とらくんは礼を言い麦茶を受け取った。
「部長は彼女作らないんですか?」
まぁ気になるところだろうな。
「んー、まぁ今はいいかなって感じだな。そういうお前はどうなんだよ。彼女いるの?」
一番当たり障りのない答えを出した。彼女なんていらない。お前がいいんだ、なんて言えるわけもないし。
「いや、僕もいないんですよ。1年ぐらい前に別れちゃって…」
「そっか。ごめんな、変なこと聞いて」
そっか。やっぱりノンケか。当たり前だけど、改めてとらくんに彼女がいたと聞かされ、がっかりとも納得ともつかない気持ちになった。
「大丈夫ですよ! でもおかげですっかりオナニー小僧です」
俺の様子を、聞いてはいけないことを聞いたと勘違いしたのか、とらくんは取り繕うように明るく言った。
「そっか〜! じゃあ俺も同じだな〜。自宅のパソコンはエロサイト専用機みたいなもんだよ」
「じゃあそのパソコンは見ちゃダメですね〜。いつ抜いたんですか〜? 俺は昨日です」
俺はその会話に乗っかることにした。まぁ事実、昨日抜いたところだし。
「お。そっか、俺も昨日だ、そういえば。情けねーな、いい大人がオナニーかよ」
俺は笑いながら持っていた缶ビールをぐいっと空けた。話題がうまく反れてほっとしたような、ノンケという事実をつきつけられて残念というか、複雑な気持ちだった。
大方ノンケなのだから、ノンケを好きになって勝手にふられることは今に始まったことではないから慣れているといえば慣れている。
「そろそろ2時だし寝るか。シャワー浴びて来いよ」

とらくんがシャワーを浴びている間にベッドを整えた。見られてまずいものはないけれど、一応念入りにチェック。
俺はリビングで寝ればいいからと思い自分のタオルケットをリビングに置き、とらくんには元カレのために買ったのに2〜3回しか使っていないタオルケットを出した。
シャワーを浴びたとらくんはチノパンを穿いて出てきた。
「おいおい、それじゃ寝れないだろ。まぁお客用のパジャマらしきものはないけど…」
「いや、でもパンツ一丁じゃ申し訳ないし…」
「何言ってるんだよ、そんなこと気にするなよ。寝るんだから楽な格好の方がいいだろ」
「まぁそうですけど… じゃあ失礼します」
そういうととらくんはチノパンを脱いだ。Tシャツにトランクス。
今どきトランクスなんだ、と思いながらも何だか似合う。おしゃれなチェックのトランクスだ。
「あ、俺がソファに寝るから、お前は気にせずベッドに寝ればいいからな」
そういうととらくんは恐縮した様子で断った。
「いやいや、僕がソファに寝ますから」
「いいからいいから、ベッドに寝ればいいよ」
俺が寝室の方を指さすと、とらくんはベッドがダブルベッドであることに気づいたようだ。
「部長、ダブルベッドじゃないですか。男同士ですけど、一緒に寝ればいいじゃないですか。こんなに広いんだし」
元カレしか寝たことのないベッド。とらくんはそんなつもりではないだろうけれど、一緒に寝ようと誘ってくれた。
手出しはできないけれどやっぱり好きな人と一緒に寝るのは嬉しい。照れくささを隠すように俺は言った。
「んー、まぁお前がよければそうするか。何か合宿の雑魚寝みたいだな」

翌朝。とらくんより先に起きて、朝食ぐらい用意しようと思っていた。とらくんを起こさないように起き上がると無防備な寝顔がそこにあった。かわいいなぁ…。
そっとベッドを出るとタオルケットがはだけた。そこにはトランクスの前開きから飛び出した朝だち。
普段は包茎のとらくんのちんぽ。起つとずる剥けになり、赤黒い亀頭がエロい。俺は朝だちではなく、普通にフル勃起。とらくんに見られる前に…と思っていたらとらくんが目を覚ました。
仕方ない…
「おー、朝から元気だな〜」
俺はとらくんのちんぽを弾いた。
「あ! 恥ずかしい!」
慌ててタオルケットで隠すとらくんの様子を見ているのも楽しい。恥ずかしそうな表情がかわいい。
「俺ばっか朝だち見られるのってずるいじゃないっすか〜。部長のも見せてくださいよ、起ってるみたいだし」
とらくんはすねたように言った。どうやら俺のを朝だちだと思っているようだ。
「は? 朝だち比べ? 中坊かよ、お前」
俺は思わぬ役得にノリノリではあるものの、そんなことを悟られるわけにはいかない。ノンケ相手の難しいところだ。
「ほら、こんなんだよ。お前も脱げよ」
俺はハーパンを下ろしとらくんに見せた。完全に勃起していた。朝だちと勘違いしてくれて本当によかった。
とらくんも恥ずかしそうにトランクスを下ろした。薄目のちん毛とフル勃起のちんぽ。しゃぶりたいけれどそんなことできるわけがない。
「お。起ったらお前もズル剥けだな〜」
そう言ってとらくんのちんぽを掴んだ。今できるギリギリのこと。俺の手の中でとらくんの熱いちんぽがぴくぴくしている。
「ちょっと! 部長、悪乗りが過ぎます!」
そう言ってとらくんも俺のちんぽを掴み、少ししごいた。やばいって! 理性が飛ぶって!
「おいおい、夕べ抜いてないんだからダメだよ。さ、起きるぞ〜」
ギリギリの理性でハーパンを上げ、キッチンに向かった。やばかった〜!
朝食を終え、とらくんを送っていった。家に帰ってきて、今朝のことを思い出しながらオナニーをした。


上司が恋をした 6

  • by ゆう byとら at 10月10日(月)22時55分
  • Number:1010225555 Length:2176 bytes

ある日、いつものようにジムで汗を流しているととらくんが急に話しかけてきた。
「今日、ジム上がったら少し話をしたいんですけど、いいですか?」
俺はいつになく真剣なとらくんの目に気圧された。
「ああ、いいよ。じゃあ飯食いながらにするか?」
「いえ、僕の家でもいいですか?」
ますます何だろうと思った。会社を辞めたい? 何かトラブルにでも巻き込まれた?
「分かった。じゃあ終わったらお前んちに行こうか」

会社の近くに住んでいるとらくん。ジムも会社の近くにあるのでとらくんはいつもジムに行く前にいったん家に帰り、ジムの用意を持って改めて出かけてくる。
帰り道はいつも家まで送っていくのだが、帰り道はいろいろな話をしている。しかしこの日は何も話さず、二人とも黙り込んでいる。

ワンルームマンションの3階。きれいに片づけられている。きれい好きなようだ。
「きれいにしてるんだな」
「ありがとうございます。今お茶出しますね」
とらくんがお茶を用意してくれている間、俺はセンターテーブルに座り、所在なさげに部屋を見まわした。
飾り棚にバーベキュー大会の日にみんなで撮った記念写真が飾ってある。今のチームが気に入ってくれてるのかな。

とらくんがお茶を持ってきてくれた。何を言い出すんだろう、俺はとらくんの言葉を待った。
「部長、迷惑だったらすみません」
「ん? どうした?」
「僕、部長のことが好きです。僕、ゲイなんです。歓迎会の時に部長に助けてもらってから、部長のことが好きになって…。あ、でもジムは本当に通いたかったんですよ。
いつも部長と一緒にいるのが楽しくて、その時間を捨ててしまうことになるかもしれないけど…。でもやっぱり思いを伝えたくて。ごめんなさい、気持ち悪いですよね…」
全く予想外のことだった。俺は頭が真っ白になった。俺たち、両思いだったんだ。
「ありがとうな。お前の気持ち、すごくうれしいよ。ゲイが気持ち悪いなんて思わない。俺もそうだから」
とらくんの思いにこたえたい。でも今即答するわけにはいかない。考えなきゃいけないことがたくさんある。こんなときでも冷静になれる自分が腹立たしくなってくる。
「俺もお前のことは気になっていたよ。かわいい子が入ってきたな、って。でもさ、俺はお前の上司だし、少し考える時間をくれないかな。
必ず返事はするから。3日、時間をくれ。絶対返事するから。待っててくれるよな?」

そういうととらくんの頭をぽんと叩いて立ち上がった。うまいことに俺は明日休みを取っている。じっくり考える時間がある。
とらくんの家を出て車に乗った。エンジンをかけて立ち去った。さぁどうしようか。


上司が恋をした 7

  • by ゆう byとら at 10月10日(月)23時05分
  • Number:1010225831 Length:3035 bytes

俺のキャリアなんてどうでもいい。横領したわけでも殺人を犯したわけでもない。俺は会社を追われることはないだろうし、ゲイだと指さされるぐらいで会社を自らやめるようなこともない。
でもとらくんはどうだろう? 彼の将来をつぶすわけにはいかない。彼のことが好きだからこそ、彼を守ってあげなくては。
身勝手に自分の気持ちだけで行動するわけにはいかない。

答えを出す3日目。俺は朝から急なクレーム処理で日帰り出張になってしまった。
急にスーツを着なくてはいけないときのためにロッカーに置いてあるスーツに着替え、慌ただしく会社を出た。
事務所を出るとき、廊下でとらくんとすれ違った。目が合った。担当者と一緒だったので話ができなかったが、目で合図を送った。
必ず今日返事するから、と。気づいてはいないだろうけど。

ようやくクレーム処理を終え、すっかり凹んだままの担当者を励ますために一緒に夕食をとったので、会社に戻ってきたときにはもうとらくんは退社した後だった。
デスクに残されたメモに目を通し、出先からは処理できなかったメールを処理してすぐにジムに向かった。
俺がいなくてもジムに行っていてくれるといいな、と思って。

ジムを覗くとひとり黙々とレッグプレスをしているとらくんを見つけた。がんばってるな。俺はレッグプレスのマシンに向かっていった。
もう迷わない。答えは決まっている。
「お。一人でも頑張ってるな」
とらくんが驚いたように振り返った。実際驚いただろう。
「ごめんな、連絡すればよかったんだけど、何となくここに来てくれてるといいなと思って期待して来ちゃったよ」
なんとなく照れくさく、苦笑いとも何ともつかない中途半端な笑顔で話しかけた。
「下で待ってるから、終わったら来てよ。この前の返事、ちゃんとするから」

お食事処のいつものテーブルで携帯をいじっているとすぐにとらくんが来た。
「あれ? お前、もう終わったの?」
思っていたより早く来たので正直驚いた。シャンプーのいい匂いがする。
「はい、部長を待たせちゃいけないんで切り上げちゃいました」
「なんだよ、よかったのに。ごめんな、気を使わせて。この前の返事、お前んちに行ってからでもいいかな?」
「はい。じゃあ行きましょう」

とらくんの家に送っていく間、二人は何も言わなかった。でもこの前のような重い沈黙ではなかった。少なくとも俺はそう思っていた。

とらくんの家に着き、前と同じようにお茶を用意してくれた。とらくんがテーブルに着いて俺は話し出した。
「あのさ、この前の返事だけど…」
とらくんの目を見て話し始めた。話し始めた、というほど話してもいないけれど。
「俺でよければ付き合ってくれるかな。俺みたいなオッサンでよければ、だけど」
とらくんに笑顔が戻った。この笑顔が好きだ。
「はい、もちろん。喜んで…」
「返事、すぐにできなくてごめんな。立場があるから、いろいろ考えなきゃいけなくてさ…」

二人でこれからのことを決めていった。俺が3日悩んで決めたことを伝えるだけだけどなんだか楽しい。
事務的な決め事ではあるけど、少なくとも二人の将来の話であることに変わりないのだから。

今日は木曜日。本当なら今すぐにでもとらくんを抱きたいけれど、本当に大切にしたい人だからこそ軽々しい体だけの付き合いにはしたくない。
「じゃあ、また明日な」
そう言って立ち上がった。帰り際、玄関まで見送りに来てくれたとらくんのおでこにキスをした。
「俺みたいな昭和男子は大切な恋人とエッチするにはちゃんと段階を踏むんだよ」
帰り道、運転しながら俺はにやけていただろう。これからのことを思うと嬉しく楽しかった。こんな気持ちになったのは何年ぶりかな。


上司が恋をした 8

  • by ゆう byとら at 10月10日(月)23時04分
  • Number:1010230226 Length:4398 bytes

初めてのデートは美術館。でもこの日はまだ泊まるつもりはなかったし抱くつもりもなかった。とらくんとの時間を大切にしたい。
セックスも大人の恋愛ツールだとは思うけれど、体だけの付き合いにはなりたくないから。

でもとらくんの家で肩を抱きながら図録を見たりテレビを見たりして、少しだけ距離を近づけた。
唇に軽くキスをしただけで俺は半立ちになっていた。中坊かよ、俺は…。

2度目のデート。この日はいよいよとらくんを家に呼び、泊まっていってもらおうと思っていた。前の日の夜に掃除をして、洗車もした。
コンドームとローションを近所のドンキに買いに行った。『紙袋に入れてくれるようなもの』を買ったのはどれだけぶりだろうか。

デートの日の朝、身だしなみを整え準備万端。パンツも靴下も抜かりはない。香水はお気に入りのブルガリにした。
今日は一緒に晩飯を作ろう。とらくんは豚の生姜焼きが好きだって言ってたな…

アウトレットモールで買い物をして、帰り道の高速でとらくんに切り出した。
「なぁ。今日、うちに泊まっていかないか?」
この一言を言うだけでドキドキしていた。こんな気持ちは久しぶりだ。
「はい! でも今日は何も持ってきてないですよ。コンタクトは外したいし眼鏡もないし…」
「うん。今からとらくんの家に寄って、その途中で夕飯の買い出ししてうちに行こうかなと思って。」
準備しまくってると思われたかな…。まぁ実際準備しまくってるんだけど。
「あ、そうそう。今は敬語禁止な」
俺はニヤッと笑った。横目でちらっととらくんを見るととらくんもニヤッと笑っていた。

二人でスーパーに行き、カートを押して買い物をした。煮物のための野菜を買って、豚肉を買って、みそ汁のための豆腐を買って…。二人でああでもないこうでもないと話しながらの買い物。
付き合い始めってこんなに楽しいんだ。ずっとこの楽しさが続くといいなと思った。肉を選びながらとらくんの横顔を見た。笑顔がかわいいな、と思った。この笑顔が好きだ、と。

うちに帰って二人で料理を始めた。何となくぎこちない手つき、豆腐を切ってもらおうと思ったけれど怪我されても困るのでご飯を炊いてもらうことに変更。包丁さばきはこれから練習してもらえばいい。
最初はもうちょっと簡単なもので練習だな、こりゃ。

テレビを見ていても心ここにあらず。バラエティを見ても展開が頭に入ってこない。この後いよいよエッチすると思うと緊張する。
初めて童貞を捨てる高校生じゃないのに、やっぱり付き合って初めてのエッチは緊張するものだ。
「なぁ、一緒にシャワー浴びようか」
口が乾いていた。
「うん」

ジムの風呂では何度も見たとらくんの裸。でも今日は俺の目の前にある。手に石鹼をつけて洗っていく。
もちろんちんぽもケツも。俺の手の中でとらくんが勃起していくのが分かる。いつか見た朝だちのちんぽ。
でも今日は俺が起たせている。感じてくれている。洗いながらとらくんにキスをした。舌を絡ませてきた。俺も半立ちになっていた。
今度はとらくんが俺を洗ってくれた。同じように念入りにちんぽを洗ってくれた。もちろん俺もあっさり起ってしまった。泡を流して、とらくんにタオルを渡した。
いよいよだ。

ベッドに座りキスをした。二人とももう起っている。とらくんが俺のちんぽをしゃぶってくれている。
どこが一番感じるのかを探るように丁寧にフェラしてくれる。一生懸命しゃぶってくれてるのが分かる。声が出てしまう。気持ちいい…

俺はとらくんのアナルを指でほぐしていった。ときどきとらくんの体がぴくっとする。感じてくれてるのが嬉しかった。
「とら、大好きだよ」
いつか言いたいと思っていた言葉がやっと言えた。
「僕もゆうさんのこと好き」

俺はベッドサイドから買ったばかりのコンドームとローションを出した。封を切っている間、とらくんが後ろから俺の首筋にキスをしてきた。
エロいなぁ、こいつ…。でもまぁ28なんだし、セックスはそれなりに経験してるよな。

俺はコンドームをつけてとらくんのアナルにローションを垂らした。とらくんはローションの冷たさに小さく声を上げ、ぴくっとした。
俺のちんぽにもローションをつけてとらくんのアナルにゆっくり入れていった。とらくんの喘ぎ声が艶めかしい。
ゆっくり念入りに突いた。そのたびにとらくんが大きく喘ぐ。口をふさぐようにキスをした。とらくんを感じさせたい、一緒に気持ちよくなりたい、とらくんの体温を感じたい。

「あ、イク…」
しばらくするととらくんは俺のちんぽをケツに入れたまま自分のちんぽをしごいてイった。とらくんが射精するとケツが締まる。
その締まり具合に俺もイってしまった。
「あ、俺もイクよ…」
ほとんど同時にイった。気持ちよくて幸せで、何より大切な人を抱けたことが嬉しかった。

お互いの体にとらくんの精子が付くことも気にせず、しばらく抱き合った。キスをしてお互いの体温と気持ちを感じていた。
お互いの体をきれいに拭き、しばらく横になった。とらくんが俺の腕に抱き着いてきた。やっぱりまだまだ華奢だなぁと思った。
この子をずっと大事にしたいと思った。ただの体だけの関係じゃないのだから。




やっと書き終わりました。いやー、恥ずかしかった〜。自分のことを書くのってやっぱり抵抗ありましたw

最後までお付き合いいただいてありがとうございました。