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削除 宴会芸

  • by カリヤマ at 5月1日(木)12時23分
  • Number:0501122302 Length:15731 bytes

俺は40歳の輸送系リーマンです。
今日は俺の宴会芸の話を聞いて下さい。

俺が大学を卒業して 最初に入社したのは それほど大きくはない 小さなスポーツブランドの会社だった。野球部門 陸上部門 競泳部門 と3つの部に別れており、それぞれ別々の場所に職場があった。

俺が 配属されたのは 競泳部門だった。

競泳部門と言っても、小さな会社なので 競泳部門全員でも10人ほどで 全員が男性社員だった。
10人で 企画からデザインから発注から製作連絡まで全てを回していた。
職場は、1階が駐車場と倉庫
2階に事務室と 会議室と デザイン室
3階に資料室と 更衣室と 食堂兼休憩室
人数が少ないからなのか 和気あいあいと家族のような良い雰囲気の職場だった。

入社してまだ何も分からない俺に 教育係と言うか 何かと色々教えるため 3歳上25歳のA先輩がついてくれた。A先輩は背が高く爽やかでとても優しい頼れる先輩だった。

A先輩は仕事だけでなく 「疲れてないか?」「ちゃんと朝飯食って来たか?」と色々と気に掛けてくれ、仕事終わり 更衣室で作業着から私服に着替えているときに「駅まで一緒に帰るか」「晩飯食いに行くか?」とよく誘ってもくれた。他の先輩たちからは「お前ら 兄弟みたいだな」とよく言われた。

仕事にも随分慣れてきたある朝 水泳やスポーツクラブなどで穿かれる 男性用の競泳水着のサンプルが出来上がったと 会議が行われた。企画担当のBさんと デザイン担当のCさんと A先輩と俺の4人だけの会議なのだが

今でこそ 競泳用パンツは ボックスタイプやスパッツタイプを穿く人が多くなってきているが、当時はまだまだ 競泳用パンツと言えば ブーメラン型の競パンが主流だった。
上がって来た競泳用水着のサンプルは、例に洩れず ブーメラン型の競パンだった。
サイドとバックに切り替えのラインが入ったスッキリとしたデザインで、ブラック ブルー ホワイトと3色展開だった。

A先輩「今回のは、なかなか良いじゃないですか」

Cさん「そうだろ、派手さはないけどカッコイイだろ」

Bさん「ラインが渋くて 目を引くよな」

A先輩「お前 どう思う?」と 俺を見て 聞いてきた

俺は「いいと思います」と言ったが、
今まで競パンなんて1度も穿いた事が無かったから 何が良いのか悪いのか 全く分からなかった。

A先輩「穿いた時の見た目とか、穿き心地とかも知りたいから、お前 1回穿いてみて」と俺を見た

俺「え〜俺がですか?」

A先輩「そうだよ、昔から新入りが穿くって決まってるだろ、去年まで俺がやってたんだから」と 黒色の競パンを渡してきた。

競パンを受け取り、俺は「ここでですか?」と聞いた

A先輩「そうだよ。男しか居ないから恥ずかしく無いだろ」

俺は渋々 みんなに背中を向け 壁の方を向いて作業ズボンを脱ぎ、ササッっと高速でパンツを脱いで競パンに足を通して腰まで上げた。

思ったよりピチピチで少しキツく 俺は半剥けのチンポを左に倒して ギュっと腰紐を締め、みんなの方へ振り返った。

A先輩「うん、いい感じですね サイズ感も丁度だし ラインも綺麗で」

とそこへCさんが「お前 チンポ デカいな」と言ってきた

そうなのだ 実は 俺 平常時でも12~3cmあって、学生の頃から皆に「デカチン デカチン」といじられて来たんだ。でも チンポはデカいが 仮性包茎で いつも皮が半分くらい被っている 剥いてもすぐに戻ってしまう

「じゃ 次はこれ」とA先輩は青い競パンを渡して来た

俺は 受け取り また壁の方へ向き サッと脱いで サッと穿いた

Bさんが「ブルーもいいな、爽やかさがいい」

A先輩「ほんとですね、けど…なんか…ん〜」

そこへCさんが「左に向けてるチンポ 真上にしてくれる、見た目がさぁ」と言ってきた

俺は言われた通り 競パンに右手を入れ 左に倒したチンポを上に向け、股上の浅い競パンに何とかギリギリ収めた

Cさんが「ハミ出しそうだな(笑)」と

A先輩が「次 頼む」と白い競パンを出した

俺は 白い競パンを受け取り また後ろを向こうとした時

A先輩が「もうそのままでいいよ 後ろ向かなくても、どうせ俺たちしか居ないし」

俺は恥ずかしかったが、仕方ないと覚悟して
穿いてるブルーの競パンを下ろした。

その瞬間 ブルンッ と俺の包茎チンポが飛び出した

(みんなに見られたかな…)

白い競パンを上げ チンポを真上に向け 無理やり押し込んだ

Bさんは「やっぱり白がいいな、清潔感がある」

A先輩も「いいですね、かっこいい」

Cさんが「白は金玉とデカいチンポが目立つよな、モッコリと」

Bさん「も〜コラっ 茶化すなよ」笑

俺は目線を下げ 競パンの股間を見たら かなりモッコリして見えた。

Bさんは「まあ カラーとデザインはこれでいいんじゃないか、あとは使用感だな。A、明日頼むよ。また報告してくれ」

A先輩「分かりました 明日行って来ます」

これで会議は終わった。


午後になって

俺はA先輩に「明日 どこ行くんですか?」と聞いた

A先輩は「あぁ お前も一緒に行くぞ。近くのスポーツクラブ」「今日のサンプル、実際に水中に入って 泳いでみて どんな感じか見るんだよ」


次の日の午後

A先輩に連れられて 車で10分くらいの所にある スポーツクラブにやって来た

このスポーツクラブはビジターでも使えるらしく、こう言う時に たまに使うらしい

受け付けを済ませ 俺たちは男性更衣室に入った

A先輩は 青い競パンを自分に
白い競パンを 俺に渡してきた

A先輩は さっさとシャツを脱ぎ 作業ズボンを脱いだ。今日はライトブルーのブリーフを穿いていた。

A先輩は 職場の更衣室で着替えるとき いつも 色とりどりのブリーフを穿いている
赤だったり 青だったり 黄色だったり ときにはピンクの日もあった。オシャレでとても似合っている 俺はいつもカッコイイなと見ていた

A先輩は「何してんだ 早く着替えろよ」と ライトブルーのブリーフを脱いだ

俺は 慌てて 作業着を脱いだ

A先輩は全裸になり チンポが丸見えになった
大きさは まぁ普通サイズか そんなに大きくは無かったが キレイに剥けていて 亀頭がびっくりするくらいデカかった。
青い競パンを穿き チンポを上向きに収めると 大きな亀頭の裏側がハの字にクッキリと浮き出ていた

俺は白い競パンを穿き チンポを上向きに収めた
ギリギリに隠れているって感じ

俺たちは 上の階にあるプールに移動し

1番端の水中を歩くコースに入った

水は ほんのりと温かくて温水プールだった

とりあえず 先輩の後についてコースを歩いて往復し 競パンが水に濡れて どんな感じか確認した

俺はけっこう泳ぎが得意で クロールも平泳ぎもバックも全種類泳げる 下手くそだがバタフライも出来る

泳ぐコースに移り スィスィ〜とクロールで泳いでみた
泳ぎやすい めちゃくちゃ泳ぎやすい
競パンを初めて穿いて泳いだけど こんなに泳ぎやすいとは知らなかった

俺は先輩に「競パンいいですね、泳ぎやすいです」と

その後 全部の泳ぎ方で この競パンがどんな感じか確認して
水中に入ってどんな感じになるかも確認した

先輩の穿いてる青い競パンは水中でも透けることなくいい感じだったが
俺の穿いている白い競パンは 若干透けるかな?大丈夫かな?て感じだった 微妙〜

先輩は 透けてそうなの俺の股間を見て
「お前 チンポの皮 剥いた方がいいぞ」と言ってきた
俺の競パンは亀頭の段差が分からず ただモッコリしてるだけで
先輩の競パンははっきりと ここが亀頭ですよ と主張していた

プールから上がり 2人でシャワーを浴びながら 先輩のチンポを見ると やはり亀頭がズル剥けで もう被ることってないのかなと思った

このスポーツクラブは シャワーブースの横に大きな湯船があり その横にはサウナもあった

2人並んで 湯船に入っているとき
先輩は「風呂入る時も 小便する時も 皮剥いて亀頭出しとけよ」と

俺は「剥いてもすぐ戻っちゃうんですよ、皮が長いんですかね」

先輩「お前 皮オナしてるだろ?」と

俺「皮オナって何ですか?」

先輩「エッ 皮オナ知らないの?」

俺「はい、聞いたこと無いです」

先輩「オナニーする時 チンポ握って擦るだろ そのとき皮で亀頭を刺激してるだろ お前」

俺「はい みんなそうじゃないんですか?」

先輩「違うよ、亀頭オナニー するんだよ。そうしたら亀頭が鍛えられて大きくなるから 皮がカリで引っかかるんだよ」

俺「え〜 知らなかったです」「亀頭オナニーてどうやるんですか?」

先輩「皮剥いて 手で直接擦るんだよ」「その方がめちゃくちゃ気持ちいいぞ」

俺「じゃ これからは亀頭オナニーします」

先輩「初めは 亀頭が敏感で痛いかもしれないから シャンプー とか リンス付けてしろよ」

俺「はい やってみます」

風呂から上がり 更衣室で着替え

先輩はライトブルーのブリーフを穿くとき
チンポを下向きに収めた。
ブリーフの股間部分に 下向きの亀頭がモッコリと カリがクッキリと出ていた
俺はその下向きのクッキリとしたカリが めちゃくちゃカッコよく見え 俺もなりたいなと思った

その日から俺は「亀頭オナニー」に変えた。

左手で皮を剥いて根元で押さえ 右手で亀頭を触ってみた

ビリビリとした感じで 痛かった

先輩に教えて貰ったように リンスを付けて擦ってみた やっぱり痛い

最初は ピリピリと痛かったが できるだけ我慢した
何日もしていたら ピリピリがムズムズに変わってきて
だんだんと気持ち良くなってきた

毎日 風呂に入る度に たっぷりとリンスを付けて亀頭オナニーをした

シャンプーはまだまだ残っているのに
リンスはすぐに無くなった へへへっ

亀頭を手のひらでグリグリ回したり
親指と人差し指2本で輪を作り カリを引っ掛けるように擦る
イきそうでイけない もどかしい感覚がたまらなくいい

亀頭オナニーの気持ち良さを知ってしまったら もう二度と皮オナニーには戻れない



数ヶ月経って

また 競泳パンツのサンプルが上がって来た

会議室で A先輩 Bさん Cさん 俺 今回もこの4人で話し合った

今回の競パンは 黒 白 赤 黄色の4色展開
ビーチやプールで見かける ライフガード達が穿いてるような 派手な感じの競パンで バックにはアルファベットの文字が プリントされていた

もちろん 試着するのは俺の仕事

みんなの前で サッ サッと ためらいも無く脱ぐ

先輩に教えて貰ったように チンポの皮を剥いておいた

最近は 亀頭オナニーで鍛えたお陰か 剥いても少しの間はカリのところでキープ出来るようになってきた

黒 白 赤 黄色 と順番に穿いてみる

どれも 良い感じだ カッコイイ とみんなの意見が合った

白や黄色の競パンを穿いた時は うっすらと亀頭のカタチが浮き出ていた

次の日 A先輩と2人で 例のスポーツクラブに訪れ プールで 使用感の確認もした

確認作業を終え 2人で湯船に入っているとき

先輩が「お前の亀頭 少し大きくなったんじゃないか?」と聞いてきた

俺は「そうですかね?」と答えた

先輩「ちょっと 見せてみろ」

俺は湯船に立ち 先輩の方に向いた

先輩「うん 大きくなった カリの段差が出てきたな」と褒めてくれた 俺は嬉しかった


それから 先輩が「今度 全員で慰安旅行があるから、そのとき宴会で 新入りは宴会芸をさせられるから お前 何か考えとけよ」と言った

俺「宴会芸ですか?」「俺 歌も音痴だし モノマネも出来ないし」

先輩は ハハハっと笑った

俺「先輩は何したんですか?」

先輩「俺か? 俺は その〜 あれだ、日本酒の徳利に亀頭突っ込んでカリに引っ掛けて持ち上げてブラブラ」

俺「えっ 何ですかソレ? 俺も見てみたいです」

先輩「ダメ 俺は去年で終わったの 今年からは お前の仕事」

風呂から上がり 更衣室で着替えた
今日の先輩は グレーのブリーフ
相変わらず 大きな亀頭がクッキリと出ていた


年に1度 競泳部門全員で 近くの温泉地に1泊で慰安旅行があるらしい
旅行と言っても 全く観光もしない
ただ 温泉に入って 宴会して 酒をたらふく飲んで親睦を深める
朝飯を食べたら 帰る ただそれだけだ。


休日を利用して 全員での慰安旅行
とうとうその日が来た

部長 課長 A先輩 Bさん Cさん
最年長で事務のDさん
発注担当のEさん
製作連絡担当のFさん
配送担当のGさん
そして 俺 全員で10名

一応 担当は決まっているが 肩書きだけで
実際は人数が少ないから 何でも みんなで分担して 効率良く回してるって感じだ

夕方前には温泉旅館に着いて チェックインを終えた

夜の宴会までは まだ時間が早すぎるので
全員で温泉に入った 恒例行事らしい

すごく大きな大浴場があり みんなで露天風呂に入った

当然 大浴場でのメインイベントは 新入りの持ち物検査だ

俺は 全員の目の前で チンポを披露させられた

「お〜お〜 デカ」
「マジ でっけ〜っ」
「デカチン野郎」
などと みんなから 口々にいじられた

Cさんが ニヤニヤしながら
「お前のチンポ ジョージアの缶コーヒーのロング缶みたいだな」と言ったから
みんな 大爆笑した 「上手いこと言うなぁ」

それから 俺は みんなから「ジョージア」と呼ばれることになる 俺のアダ名が決まった瞬間だ

部長からも「ジョージア 夜の宴会が楽しみだな」といじられた

温泉から上がり それぞれ のんびりと過ごし

A先輩が「宴会芸 何するか決まったか?」と俺に聞いてきた

俺「まだ 何も決まらなくて、どうしましょう」

A先輩「そうか まぁ なるようになるんじゃないか 大丈夫だよ」




大広間での宴会の準備が整い
みんな お腹も空いていたので 早々に始まった

食べるわ 飲むわ しゃべるわ はしゃぐわ
大盛り上がりで楽しかった

みんな 酒も入って 酔いが回り始めた頃

「お〜い ジョージア 何か面白いことやれ〜」とヤジが 飛びはじめた

どうしよう どうしよう と困りながら

上座の1段高くなった 舞台の様な所に上がった

何をしていいのか分からず 突っ立っていると

みんなが 「ジョージアのジョージア出せ」
「出せっ」 「出せっ」 「出せッ」 「出せッ」と
コールがどんどん大きくなり

俺は 意を決して 浴衣の裾をはだけて パンツを下ろした

みんなが 「出た ジョージア」 「やっぱり でけ〜」
と大盛り上がりした

チンポを出したは良いが さぁどうする
何をすればいい 困った さぁ 困った
その場で あたふたしていると

俺の横に A先輩が並んで立った

「今年もやりま〜す 秘技『徳利泥棒』見てください」とA先輩が叫んだ

A先輩は タオルを頭にほっかむりして 浴衣の裾を腰に巻き上げ 白いブリーフを脱いだ ズル剥けのデカ亀がポロリと現れた

お膳の上にあった 空になった徳利を取り

徳利の口に 大きな亀頭を無理やり突っ込んだ

カリ首に引っ掛け ブラブラと徳利を落さないよう

「抜き 足差し足 忍び足」と泥棒のように そろりそろりと舞台の上を歩き回った

それを見た全員が 大爆笑の渦に包まれた

「よっ 徳利泥棒!」 「カリデカ番長!」



宴会も終わり

俺はA先輩に「助けてくれてありがとうございました、本当に助かりました」と心から感謝の気持ちを伝えた

A先輩は「楽しもうな」と 肩をトンとした


俺も 入社して 1年程経った

日々の亀頭オナニーの効果が絶大で 半被りも剥けば長い時間ズル剥けをキープ出来るまでに カリが逞しくなった

仕事面でも 要領も分かり色々な仕事が1人でもこなせるようになり
A先輩と一緒に仕事をする機会がめっきり減った

ある日 久しぶりにA先輩と2人で外回りに出る事があり

先方との約束の時間まで まだ1時くらいあったので 駅前にある有名な大型書店で雑誌でも読んで 時間をつぶす事にした

俺はパラパラと雑誌をめくっていると A先輩が片手に 1冊の本を持って 駆け寄って来た

「この絵本 見てみろよ」と

見ると 子供が読む様な厚紙で出来た 全7ページ程の絵本で

表紙には『ペニス ポーキー』と書いてあった

白くて大きな ブリーフの絵がデカデカと書いてあり 丁度 ブリーフの股間部分 絵本の中央に 直径5センチ程の穴が空いていて 向こう側が見えていた

俺は「先輩 コレ何ですか?」

先輩「この絵本 宴会芸に使えるよな」

俺「この穴って もしかして」

先輩「ジョージアのジョージアだよ」とニコッと微笑んだ



それから 数ヶ月経って 今年も恒例の慰安旅行が開催された

夜の宴会が盛り上がってきたころで

「ジョージア 何か面白いことやれ〜」
「今年は頑張れよ〜」と皆が騒ぎ始めた

俺は舞台に上がり

「今夜は 『ジョージアの飛び出す絵本』を読みたいと思います」

浴衣の裾をめくり 絵本の中央の穴に後ろからチンポを突っ込んだ

表紙の白ブリーフからニョッキリと俺の大きなズル剥けチンポが飛び出した

みんな「オ〜」「いいぞ〜」と歓声を上げた

ページをめくると
ホットドッグのパンのイラストが描いてあり
中央の穴からフランクフルトがド〜ンっと

俺「これは何かな〜?」と言うと

みんなが「ホットドッグ〜」と答えた
するとCさんが「チンポ〜」と叫んで
みんなが爆笑した。

次のページをめくると
バナナを持った猿のイラストが描いてあり
穴から大きなバナナが飛び出した

俺「これは何かな〜?」

みんなが「バナナ〜」
Cさんが「チンポ〜」
みんな大爆笑

次のページをめくると
消防士が消火ホースを抱えたイラストで
消防士の脇の穴から太っといホースが伸びた

俺「これは何かな〜?」

みんなが「ホース〜」
Cさんが「チンポ〜」
みんなガハハハハハハハハっ

次のページをめくると
水中で大きな魚が獲物を狙ったイラストで
釣り針に大きなミミズが

俺「これは何かな〜?」

みんなが「巨大ミミズ〜」
Cさんが「巨大チンポ〜」
みんなアハハハアハハハ

次のページをめくると
宇宙船に乗った宇宙人のイラストが描いてあり
宇宙人の顔の真ん中から大きな鼻がズロンっ

俺「これは何かな〜?」

みんなで「デカっ鼻〜」
C先輩が「デカチンポ〜」
みんなで イェーイ いいぞ〜

次のページをめくると
カウボーイが馬に跨りロデオのイラスト
馬の首元の穴から馬の頭がヒヒィーンと

俺「これは何かな〜?」

みんなで「暴れ馬〜」
Cさんも「暴れチンポ〜」
みんなが ヒュー ヒュー やれ〜ッ

最後の1ページ
素っ裸の細マッチョが両手を腰に当て仁王立ちのイラスト
股間の穴から俺の大きなズル剥けチンポが飛び出てる

俺「これは何かな〜?」

みんなが答えるより早く
ずっと茶化していたCさんでも無く

A先輩が「ジョージアのジョージア〜」と大きな声で叫んだ

みんなが大喜び大盛り上がりの中

『ジョージアの飛び出す絵本』は幕を下ろした


この年から
『徳利泥棒』と『ジョージアの飛び出す絵本』は
宴会で 恒例の出し物となり 毎年毎年 盛り上がった

その後 定期的に配属されて来た新入り達が この2つの宴会芸に挑戦してみたが

徳利はすぐに落ちてしまうし
絵本も立体感が無く迫力に欠けてしまう

誰でも出来ない宴会芸なのだ



数年後 俺は陸上部門へと異動になった

もちろん そこでも 俺は宴会芸を披露させてもらい 人気者となった。




『徳利泥棒』と『ジョージアの飛び出す絵本』

どちらが見たいですか?


削除 天狗の厄落とし

  • by カリヤマ at 4月27日(日)10時09分
  • Number:0427100031 Length:10884 bytes

俺は 40歳の輸送系リーマンです。
今年は前厄にあたる年なので 厄落としをした時の話を聞いて下さい。

今年初め 大学時代の親友から連絡が来て
「新年会を兼ねて 久しぶりにみんなで集まらないか」と

親友2人と俺 大学時代 3人でよく遊んでいた。

最近は年に1~2回それぞれとは会っていたが 3人で集まるのは久しぶりだった。

通っていた大学の最寄り駅に集合し、近くのよく行っていた居酒屋に行って、あーだこーだ言いながら酒を飲んだ。

親友Aが「俺たち今年 厄年だよな? 」

俺「ああ 前厄だよなぁ」

A「みんなで厄除け行かないか?」

親友Bが「それなら 会社の先輩が 前に言っていたんだけど、面白い厄落としがあるらしいんだ」
「そこに行ってみないか? 詳しく聞いてみるよ」

俺とAは「うん、任せるよ」と

まだまだ話題は尽きること無く 会話の花が咲き
酔う程では無いが そろそろ出ようか と店を出た。

Aが「この後どうする? 久しぶりにサウナでも行かないか?」と

学生の俺たちが 飲んだ帰りや 遊び過ぎて終電を逃した時や 自宅に帰るのがめんどくさい時に よく行っていたサウナにやって来た。

学生時代はみんな痩せていたが、
Aは卒業してからどんどんと太り出し 今ではポッコリお腹だ。
Bは少し大きくなったが 中肉中背で
俺は身体を動かしているお陰か 肩幅や足腰はガッシリしているが 細い方だ

ハダカの付き合いをするのは本当に久しぶりで

あと 学生時代
当時からAのチンポは剥けていたが、俺とBのチンポは まだ半剥け状態で、剥いてもすぐに戻ってしまうので 半剥けのまま 俺もBも恥ずかしがる事無く タオルで隠さずに ブラブラさせていた。

俺は 今もまだ仮性包茎だが 剥いても すぐには戻らなくなったので、 サウナや銭湯では 見栄剥きをしている。

今日も パンツを脱ぐ時 右手でサッと皮を剥いておいた。

軽く汗を流し サウナ室に入り 3人並んで座った もちろん隠すこと無く タオルは尻の下に敷いた。

Aが「みんな大人になったな、全員ズル剥けだな」と

すると Bがニヤッと笑い
「実は 俺 いまでも半剥けなんだ」と爆弾発言をし 剥けているチンポの皮を戻した。そこに半剥けチンポが現れた。

Aが「たんだよ 見栄剥きかよ」とケラケラ笑い

そこで 俺も「実は俺も」と 右手で皮を引っ張り 半剥けチンポにした。

Aは「2人とも 見栄剥きかよ」と 3人で大爆笑した。



後日 Bから連絡が来た「天狗の厄落とし」て言うらしい
場所は教えてくれたけど、あとは行ってからのお楽しみだ と言われたらしい

俺たちは よく分からないが面白そうだなと そこへ行くことに決めた。 予約はBがしてくれた。

けど、なかなかの山奥にあるらしく 電車とバスを乗り継いで 山を登らないと行けなく 結構 体力を使うらしい。

俺は普段から マラソンやトレイルランニングをしているので 山登りは全然平気だが

2人はどうなんだろう

仕事の休みを合わせて 朝早く 近くの駅で集合した。

トレイルランニングの時もそうだが エネルギーを使うので 朝からお腹いっぱいにして行く 駅前の な〇卯で うどんを食べた 炭水化物摂取

電車で30分くらい バスに乗り換えて また30分山道を走り 登山口バス停で下車 なかなかの上り坂だった。

そこから ゆっくりと登り始め 1時間も登っただろうか、周りは鬱蒼と木々が生い茂り 人影も見当たらなくなった。

2人は 汗を拭きながら「しんどいよ もっとゆっくり頼むよ」と ブーブー 言いながら後ろをついてきた

少しペースを落として

更に 細い山道を登り続け 1時間くらい経ったかな

辺りは杉の木ばかりで それも大人2~3人で手を繋がないと 届かないくらい 太く大きな杉で
凄く 神々しい と言うのか 神聖で霊的な雰囲気がした。

2人も何とかついて来たが、既に汗びっしょりになり「もう厄落とし出来たんじゃないか」と言っていた

もうしばらく 登ると 目の前に 大きなお寺が現れ

目的地に到着だ

しっかし 大きな お寺だな それに 古そう
荘厳的? 幻想的? と言うのか 古めかしい

人の姿もぜんぜん見ない

中に入り 少し休ませて貰い

住職さんに 「厄落としで来ました」と予約した名前を伝えた

すると 奥から 男性が2人

1人は50代後半ぐらいか ロマンスグレーの頭髪でとても落ち着いた雰囲気のおじさん
もう1人は まだ20代だろうな 可愛い顔をした青年
2人とも 山伏の衣装を身に纏っている

その おじさんの方に案内され 長い廊下を進み 少し広い部屋に通された。

そこで、おじさんは「ようこそお越し下さいました、今日 お世話をさせて頂きます案内役の〇〇です。よろしくお願い致します」、若い子の方に目線を向け 「こっちはまだ 見習い中でして、よろしくお願い致します」と 2人して頭を下げて挨拶をしてくれた。

俺たち3人も「どうぞよろしくお願いします」と頭を下げた。


世話人は「では本日の大まかな御案内をさせて頂きます」
「まず 厄落としの衣装に着替えていただき
次に 最も重要な天狗様のお面をそれぞれに適した物を御用意させて頂きます
続いて 厄落としの準備を自ら行っていただき
最後に 厄落としの儀 を以まして終了とさせて頂きます」

「ではさっそくですが お着替えを。おひとり様づつこちらへ、残りの御二方はそのまましばらくお待ち下さい」と

世話人は部屋の奥にある扉を開け

Aを招き 世話人 見習い A と3人で入って行った

しばらくすると 扉の中から
「うぅ〜」とか「あぁ〜」とか 吐息の様な 呻きの様な声が聞こえてきた。

俺たちは「なんだ?何が起こってるんだ」と不安になった

多分 10分くらい経ったか 扉が開き 中から

真っ白なふんどしを締め 真っ白な法被を羽織り 手には天狗のお面を持った Aが出て来た。

ポッコリと出たお腹に白いふんどしが 凄く似合っていた
だが Aのふんどしの前袋が、この前サウナで見た Aのパンツの膨らみよりも 明らかに大きく見えた。

世話人が「では お次の方 どうぞ中へ」と

Bは立ち上がり すたすたと扉の中に消えた。

俺はAに「いったい何があったんだ?」と聞いたが

Aは「いや 言えないんだ 絶対言えない、けど 凄かった」とだけ言った。

今度は 扉の中から「おぅ〜」とBの声が聞こえた

俺は ますます怖くなってきた

数分後 扉が開き 中から

白いふんどしと 白い法被姿に 手には天狗のお面を持った Bが出て来た
やはりBも ふんどしの前袋が大きく膨らんでいた

次は俺の番か 怖いな

世話人が「お次の方 どうぞ中へ」と

俺は立ち上がり 恐る恐る 中へ入った

中は 3畳程の大きさの部屋で 前面左右の壁一面に 何段もの棚があり その棚には 無数の天狗のお面が所狭しと並べられていた。

世話人が「お待たせ致しました。では 衣装に着替えさせて頂きますので 今着ている物を全て脱いで頂けますか」と

俺は ふんどしと法被かと思い 服を全部脱ぎ パンツ1枚になった。

世話人「全てお願い致します」

俺は仕方なく パンツも脱いだ。

すると突然 世話人が俺の前に膝まづいて「失礼致します」と いきなり 俺のチンポを咥えた。

俺は驚いて 思わず腰を引いた

だが 世話人はぐいぐいとチンポに吸い付き
ジュポジュポと音を立て
べろべろと亀頭を舐め回し
今まで経験した事の無い とてつもなく気持ちの良いフェラだった。
俺は思わず「おぉ〜」と声が漏れた

俺のチンポは一瞬にして 天を衝くほど勃起した

世話人は すかさず 懐から 1本の物差しを取り出し 俺の勃起したチンポに充てがい 長さを測った

長さ「六寸」 太さ「一・五寸」

そして 足元にある箱から 1本の白い布を取り出し 俺の勃ったチンポを上に向け スルスルと器用にふんどしを締め上げ 法被を広げ肩に掛けた。

それから 壁一面に並んだ棚から ひとつ 赤い天狗のお面を取り 俺に手渡した。

その天狗の鼻は凄く大きく 鼻の横には墨で「六寸 × 一・五寸」と書いてあった。

世話人は「この天狗様を使う方は滅多にいません、ご立派ですね」と俺の耳元で囁いた。

天狗の鼻が俺のチンポと同じ大きさなのか。


扉が開き 元居た部屋へ戻ると、2人が俺の帰りを待っていたが 俺とは目が合わず 2人の目線は痛い程 ふんどしの前袋に突き刺さった

2人の前袋は もう膨らんでいなかった。

世話人は「では これから次のお部屋へ移動して頂きます こちらへ」と案内した

俺たちは 移動中 お互いの天狗のお面を見比べた

Aが俺に「お前の天狗の鼻デカ過ぎない?」

Bも「ホントだ デカすぎだろ、何センチあるんだよ?」と 騒いだ

3人で 互いの天狗の鼻に書かれた文字を確認し合った。

俺の鼻には「六寸 × 一・五寸」
Aの鼻には「四・三寸 × 一・二寸」
Bの鼻には「四・五寸 × 一・一寸」
と書いてあり

3つのお面を並べて見ても 明らかに 俺の鼻だけが ダントツにデカかった。

Aが世話人に「一寸て 何cmですか?」と訪ねた

世話人は「一寸は約3cmになります」と言うと

AB2人そろって「18cmかよっ」と叫んだ

奥の部屋に移動すると その部屋の中央には

背もたれのない腰掛けが3脚 並べられていて その前にはそれぞれ三方が置かれ その上に懐紙が敷いてあり 赤い漆塗りの盃が乗せられていた
右側の壁には 本棚があり何十冊と本が立て掛けられていて
その中の1冊をパラパラめくると 女のハダカ姿や陰部が 黒塗りも 薄ぼかしも モザイクもかかっていない 全てがリアルに写ったエロ本だった。

世話人は「それではここで 厄落としの御準備を自ら行っていただきます。」

「棚からお好きな本を数冊選んで、お席にお座り下さい。そして 天狗様のお面を顔に装着し 自ら珍棒をお擦りになり 盃に精液をお出し下さい」

Aが「それって ここでセンズリをかくって事ですか?」

世話人「はい その通りでございます。 その精液を厄落としの儀で奉納して頂きます。」

俺はびっくりしたが

Bは「面白そうじゃないか、それで厄が落ちるなら」

Aも「そうだな 一発出すか」

と2人とも エロ本を2~3冊選び 腰掛けに座った

俺も仕方なく 目の前の本を2冊取り 遅れて座った

世話人と見習いが俺たちの顔に 天狗のお面を付けていき 後ろに下がり 扉の前で正座をした

世話人「御準備が出来ましたら どうぞお始め下さい」

天狗のお面は視界が狭いが一応周りは見えるので エロ本も見る事が出来た

AとBは パラパラとエロ本をめくり ふんどしの前袋をずらし ポロンとチンポを取り出した

女のハダカや陰部を見て興奮して来たのか 2人のチンポが大きくなり始め ギンギンに勃起した

鼻とチンポ 上と下に同じものが2本づつ並んで
横から見ていると そうとう滑稽だ

俺はと言うと 女のハダカに全く興味がない(だってゲイだから) パラパラとめくるがチンポはピクリとも反応しない。 困ったなどうしよう…

そうこうしていると 隣から荒い息使いが聞こえてきて 横を見ると
Aが「あ〜 ぅ〜 出るっ」と 目の前の赤い盃を取り 盃の中に ドロドロと白い精子を出した。
赤と白のコントラストが綺麗に見えた。

その瞬間 部屋中に 栗の花のような 精子の匂いが漂った。

数分後 今度はBも「あぁ〜 イクッ」と赤い盃を取り 勢いよくドピュッドピュと飛ばした。

よりいっそう 部屋中に精子の匂いが充満した。

だが 一向に 俺のチンポはピクリともしない

もうイってしまった2人は 横から俺に「まだかよ 遅せぇな」と

そこで世話人が2人に「お済みになられましたら どうぞ 先程のお部屋でお待ち頂けますか」と 2人を部屋から追い出した

世話人は 若い見習いに向かって
「お世話して差し上げなさい」と言った

見習いは立ち上がり 俺の前にやって来て
足元に膝まづき ふんどしの前袋をずらして
ボロんと チンポを取り出した。

ペロペロ ちゅぱちゅぱ チンポに吸い付いた

めちゃくちゃ気持ちいい 可愛い
エロ本より 断然こっちの方いい

俺のチンポは どんどん大きくなり フル勃起した

18cmの天狗の鼻が2本 ふふふっ

見習いのフェラは さっきの世話人のフェラに負けないくらい気持ち良く

俺はもう我慢ができなくなり「イクッ」て言うのと同時に 可愛い見習いの口の中に 出してしまった

見習いは 赤い盃を取り ドロリと吐き出した。

俺は「ゴメンよ」と声を掛け
見習いは「ご心配ありません」と答えた

俺は ふんどしの中にチンポを収め 整えてから
2人が待つ部屋へ戻った


世話人は「それでは最後に 厄落としの儀 を致しますので こちらのお部屋へ」

俺たちは世話人の後について別の部屋に入った

その部屋には 恐い表情をした大きな大きな天狗の顔がドカッと祀られていた

世話人「それでは 大天狗様に厄を奉納して頂きます」

俺たちは大きな天狗の前に並び
付けているお面を外して
先程 出した精子を 天狗のお面の鼻に垂らし
大きな天狗の前に 奉納した。

世話人が「これで 厄落としの儀 を無事に終えることが出来ました、お疲れ様でございました」

俺たちは 世話人と見習いに「ありがとうございました」と感謝を伝え

着て来た服に着替え 山を下りた

寺に来る時は 上りがキツく 息も上がり 道のりも長く感じたけど

帰りは 思いのほかスイスイと楽に下れ 身体も軽く感じた。

やはり 厄が落ちたから 軽くなったのか

それとも 金玉が軽くなったからなのか

3人で 大笑いしながら 下った。




来年の本厄の厄落としは

ひとりで行こうかな。

見習い期間も明けているかも…


削除 あなたのやさしさを、僕は何にD

  • by Tommy at 4月26日(土)22時25分
  • Number:0426221403 Length:1637 bytes

僕はドアに鍵をかけ、そのままもたれかかるように玄関に座り込み、込み上げてくる吐き気と、どうしようもない疲労感をどうにかやり過ごしました。しばらくそうしていて、なんとか立ち上がれるようになった僕は、急にものすごい後悔に襲われました。どうして、僕はあの手をしっかり握り返さなかったのだろう。きっともう、ナオキさんに会うことは、ない。

居ても立ってもいられなくなって、僕はドアの鍵を開け、靴のかかとを踏みつけたまま、夜の路地をナオキさんが向かうであろう駅の方へ駆け出していました。
さっき僕を襲った疲労感と吐き気はまだ残っていて、目の前がチカチカしたけど、僕は必死で人気のない線路沿いの道を走って、さっき見送った背中をようやく見つけました。バタバタという足音に振り返ったナオキさんが驚いた顔で、どうしたのと声をかけてきました。返事をしようとしたけれど、息が苦しくて喉には血の味がして、それどころじゃありませんでした。ちょっと待ってて、とナオキさんは自動販売機に小走りで行って、ペットボトルの水を買って戻ってきました。手渡されたのはいつも僕が飲んでいるブランドの水でした。震える手で水を飲む僕を心配そうに見つめるナオキさん。
ようやく喋れるようになった僕は、でも、なんて言ったらいいのかわからなくて、ただ黙って右手を差し出しました。ナオキさんは最初に会ったときみたいに、ほっとしたように微笑んで、僕の手を握り返してくれました。

僕は今度は強く、強く、ナオキさんの手を握り返しました。



僕が就職のために、ナオキさんと一緒の時間を過ごしたアパートを出て東京に行ってから少しした頃、一度だけナオキさんから連絡があって、奥さんと離婚したと知らされました。「トモヤには、この結末をきちんと伝えなきゃと思って」と書かれていました。僕は「伝えてくれてありがとう。それを聞いて少し残念です。」と返して、それからナオキさんと連絡を取ることは2度とありませんでした。


削除 あなたのやさしさを、僕は何にC

  • by Tommy at 4月26日(土)22時14分
  • Number:0426221403 Length:2294 bytes

でもある晩、いつものように僕の部屋を訪れたナオキさんは、いつもと違って少し元気そうで、僕はなんの気なく「どうしたの、研究がうまくいった?」と聞いてみました。ナオキさんは一瞬はっとした表情を浮かべて、僕は嫌な予感を覚えました。そのまま何もなかったように、そうだよ、うまくいったんだ、とごまかしてくれればよかったのに、ナオキさんはまじめな顔で僕のほうに向き直ってこんなことを言いました。

「妻が、ずっと精神病院に入院してたんだけど」
耳を塞いでもう言わないでと叫びたかったけど、心とは裏腹に僕はナオキさんに「へー、それで?」と先を促します。

「最近ずいぶん状態が良くなってさ、退院してこれそうなんだ」
そう話すナオキさんの声色には嬉しさがにじんでいて、僕はそれを当然だと自分に言い聞かせる。家族が帰ってくるんだ、嬉しいに決まってるじゃないか。
でも、その続きは聞きたくない。だってそうなったら、ナオキさんが次にどうするかなんてもう分かりきっている。
「だから、しばらくこうやってトモヤのとこにお邪魔しにくることはなくなるよ。ごめんね、ここのところけっこう頻繁に来て迷惑かけちゃってたから」

迷惑なんて。ナオキさんらしい言い方だと思いました。大事な奥さんに負担をかけたくないから、こんな関係を終わらせたいとはっきり言えばいいのに。この人は全方位に優しい。辛さと寂しさを埋めるためだけの、うたかたの、ゆきずりの関係でしかない僕に対しても分け隔てなく、優しい。そしてそんなナオキさんを困らせてはいけない、と僕は瞬時に最適な返事を計算して、「そうなんだ、良かったね。僕もそろそろ就活で忙しくなりそうで、会う時間作るのが難しくなりそうだったんだよね」と言いました。

そう口にした途端に、ものすごい疲労感と、強烈な吐き気に襲われた僕は、「退院の準備とか忙しいんじゃない?体にうちの匂いがついてちゃダメでしょ、きちんとお迎えしてあげなきゃ」と、やはりなんでもないふうを装って言ったけど、もしかすると少しトゲのある響きになったのかもしれません。実際のところ、もうこれ以上なんでもないフリをするのに疲れた僕は、早くナオキさんに帰ってもらいたかったのです。これ以上一緒にいたら、言わないと決めた言葉を言ってしまいそうで。

ナオキさんは僕の顔を見ないで、そうだね、と呟いて立ち上がりました。いつも通り「ありがとうね」と言って、僕の部屋を出ていくナオキさんが、いつもと違って急に振り返り、手を差し出してきました。僕はもう手を握り返すのもおっくうになっていて、ぼんやりとその手を眺めていたら、ナオキさんの方から僕の手を引っ張り上げて、ぎゅっと強く握ってきました。ありがとうね、ともう一度言って、ナオキさんは部屋を出ていきました。


削除 あなたのやさしさを、僕は何にB

  • by Tommy at 4月26日(土)22時10分
  • Number:0426221058 Length:1170 bytes

それからもときどきナオキさんと僕は、ワンルームのアパートで肌を重ねました。ナオキさんが僕の部屋に来るのは、奥さんとの間に何かとても辛いことがあったときだったんだと思います。いつでも表向きは飄々とした感じでしたが、ふと浮かべる表情や、まとっている空気には果てしない悲しみや疲労感、時には怒りや投げやりな感情が感じられました。

僕はベッドに腰掛け、ナオキさんは壁を背にしてクッションに座り、今では何を話したかも覚えていないような話をたくさんしました。そして、ふと会話が途切れたタイミングで、ナオキさんは僕の隣に座って、初めてのときのように僕の頬にキスをして、それを合図にして僕たちはお互いを求めあいました。疲れて裸で抱き合っていると、ナオキさんが「家に帰っても、トモヤの部屋の匂いが体からするからなんか安心するんだよね」と呟いて、僕はなんだかくすぐったいような気持ちになりました。

既婚者であるナオキさんとこんなことをしていてはいけなんじゃないかと頭の片隅では思いながら、辛そうなナオキさんが僕を求めている、ということを言い訳にして、僕はつかの間の甘い関係をむさぼっていました。実際ナオキさんも僕の部屋を出ていくときには、入ってきたときよりもいくらか元気になっていて、いつも「ありがとうね」と言って帰っていくので、僕はなんだか良いことをしているような気になっていたものです。


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