H体験?談 過去ログ(L-201)
トーマさんの体験?談 (秋の思い出)


秋の思い出

  • by トーマ at 12月6日(日)23時31分
  • Number:0818184746 Length:15430 bytes

11月も終りが近く、夜の寒さが身体にしみてくるようになってきた。仕事を終え足早に帰宅し、適当に野菜と肉を炒めて軽い夕食を済ませた。シャワーを浴びて上がり、冷蔵庫から冷えたサッポロビールを取り出し、腰にタオルを巻いたままリビングのソファに腰掛けた。暖房を入れた部屋は暖まり、裸でも寒くなく、汗が引くまでテレビでも見ようとチャンネルを回してみた。特に面白い番組もなく、直ぐに消して背もたれに寄りかかり天井を仰ぎ見る。ソファ横にある観葉植物のドラセナの葉がエアコンの風で揺れている。



しばらくビールを呑みながら寛いでいると、また自然とあの日の事が思い返されてきた。あれから二カ月経とうとしている。思わぬ出来事が強く印象として脳裏に残り、このところオナニーのおかずにしばらく事足らなかった。腰に巻いたタオルが徐々に盛り上がり始める。残りのビールを一気にグイと呑み上げ、缶を机に置く。バスタオルの前をほどき、静かにオナニーを始めた。目を閉じてあの日の事を思い浮かべる。全裸で腹につきそうなほど勃起したまま、最後に白い歯を見せて大きな声で笑い去っていった男の無邪気な笑顔が今でも忘れられない。



その日は10月の初旬というのに外回りの営業が終わるとワイシャツがびっしょり濡れるほど暑かった。しかし会社自体は普段より早く上がれたので、俺は汗を流して疲れた心持ちを切り替えようと、仕事帰りに郊外の源泉が湧く温泉施設まで立ち寄った。平日といえ、今日のように蒸暑かった日には客も多くていいようだが、地元の常連と思われる高齢者が10人と言わない程度しかいない。



俺は身体を洗い露天に出でた。見渡すと外には誰もいない。昼に較べて夜風は涼しい。側のライトアップされた紅葉がかさかさと揺れた。見れば枝先の葉が紅く染まりはじめている。BGMにヒーリングミュージックのピアノの音色が流れ、側の樽湯から流れ落ちる湯の音と合い、心地いい響きに包まれている。岩風呂に浸かり歩き疲れた脚をさする。よく聞くと柵向こうで鈴虫が音楽に混ざろうと張り切って鳴いている。日が沈み暗くなった空、高く遠くの西に浮くひつじ雲がうっすらと夕焼けの明かりを留めている。季節は秋に向けて進んでいた。結露したガラス越しに中でぼんやりと人影が動いている。カコーンと桶を置く音が響いた。



すると露天の引き扉をガラガラと開ける音がした。みると俺と同年代と思われる30代程の男だ。タオルで前を隠し歩き、ざぶんと湯に入ってきた。腰を下ろし湯船の外へ腕を突き出しタオルを絞りだす。ぐっと力こぶが盛り上がり、血管の浮き出た手の甲は大きく、指も太く長い。大きな身体は鍛えられ程よく肉がついて引き締まっている。男はタオルを岩に乗せて枕にし仰向けに寝転んだ。小さくうなり力を入れた表情で両手を組み、手足をピンと伸ばし背伸びをする。緊張をパッと抜いてくつろぎ出した。



髪型はツーブロックのベリーショート。頭頂部の髪は濡れて倒れている。眉を八の字に、垂れ目を細めて脱力しほころぶ表情に愛嬌を感じる。端正な顔立ちで、整えられた濃い眉と鼻筋の通った顔が印象的だ。俺はそっと湯の中の腰掛け岩に座り直した。波打つ水面の下におおっぴらに開かれた太く長い逞しい脚が揺らめいてみえる。大きな太ももは毛もなくツヤツヤしている。右もも内股にホクロが目立つ。何かスポーツでもしているのだろうか。それともジムに通って鍛えているのか、引き締まった身体は全体的に柔らかく弾力がありそうだ。男は目を閉じてややだらしなく口を開き気持ち良さそうに深いため息をつく。しばらくすると波立った湯も静まり、水面は透明度を増してきた。陰毛の黒い茂りが鮮明にみえはじめ、足先から腹回り全体にかけての視線は股間の一点へ遠近法のように集中してくる。



立派な陰茎だ。包皮は剥け、長さよりも太さがあって存在感がある。水中で浮遊する陰茎は裏筋までよくみえる。二つの玉はスポットライトに照らされ艶やかな光を放ち、ぼってりとしてふわふわと漂う。睾丸も重量感を感じさせる大きさだ。よく見れば右の玉の方が左のものより大きい。湯加減はぬるく、長湯をしても湯当たりしそうにない温度だ。男もずいぶんリラックスしている様子で、先程から目をつむり湯の流れに身を任せ、身体を浮き沈みさせながら疲れを癒やしている。無防備な男の態度に俺は目を奪われていた。身長は175センチぐらいだろうか。足が大ききく甲がゴツゴツとしている。次第にうたた寝をし始めている。



誰も人が来ないことを内心喜び、男の身体を見つめた。男が露天風呂に来て15分は経っただろう。疲れていたのか、完全に寝てしまったようだ。だらしなく口を開けて僅かにいびきをかいている。何の気兼ねなく視姦できる状況に俺は勃起してきた。太い竿、亀頭のピンク色の鮮やかさ、玉の浮遊感、陰毛、脇毛、胸筋、小さめの突起した乳首、腕の筋肉、太い脚。暖色のライトが男の体を照らし出し、隅々まで見渡すことができる。眺め続けていたい気持ちと触れてみたい気持ちの葛藤に揺れながら様子を伺う。改めて左手の薬指を確認すると、既婚者であることが分かった。結婚した男の露わな様を眺めることができることに自身の股間は熱く憤る。



続けざまに眺めていると、湯に沈む男の陰茎が先程よりも大きくなってきている気がする。湯の熱さで伸びただけだろうか。または波の揺らめきと光のいたずらで錯覚してるだけか。それとも、、、いやまさかと思い息を殺し見届けていると確実に大きく膨らみ始めている。ぐんぐんと湯の中で勃起した。けれども男は眠り隠すそぶりもない。忙しさからくる疲れマラなのか。



すると男がうなりながら背伸びをするように身体を硬直させる。身体が浮かび、勃起が全貌を現せた。水面を突き破り隆々と天を突くような勇ましい男根。カリ首は高低差があり傘のようだ。通常時からも察してたようにかなり太い。陰茎の長さは15センチを超えるようだが、何より太い。竿は中央にかけて特に太く、付け根が狭まった楕円形をしている。ふてぶてしいまでのそれを見せつけて挑発するかのようだ。



その時ザッと強い風が吹き、紅葉がしなやかになびいた。水面に波紋が広がり、勃起に波が押し寄せる。力強く堂々とした男根は波に動じる事なく堅固にそびえ立つ。そして静かに沈んでゆき姿を隠した。波の加減で、亀頭だけが外の様子を覗くかのようにひょいと顔をみせる。目の前の光景は俺の理性を抑えるには限界を超えた。


喉を鳴らしてつばをのむ。男は気持ちよさそうに寝ている。一呼吸してゆっくりと男の脚元に忍び寄る。開いた脚の間に身をすべらせ、沈む男の勃起にそっと右手を伸ばした。触れると手のひらに熱い熱気が伝わる。握り締めてみれば指が何とか無理矢理一周届く。その太さと硬さは、ちょうどスチール製のコーヒー缶でも握るようだ。数回上下にしごいてみる。ピストンストロークも十分な長さだ。握り締めたまま鈴口や裏筋を親指の腹で擦るように押してみると、魚が跳ねるように動いた。反応もいい。それから左手で玉を包むように優しく揉む。やはり右の玉が左よりも大きい。湯の熱さで伸びきった玉は柔らかく弾力がある。



しばらく握ったまま様子を伺うが男の表情に変化はない。俺はさらに行動に出た。男の尻に左手を当てて、ぐっと力をかけて持ち上げてみる。湯に浸かるため大きな身体で体重があっても腰が浮いた。亀頭から竿、玉が徐々に水面から姿を表す。オレンジ色のライトに当てられた男の露わな股間は濡れて艶っぽく照らされる。亀頭は赤みを帯び竿は濃い褐色だ。玉はだらりと垂れ皺もなくつるつると光りゆで卵のようだ。



身体を支えたまま左手の中指を軽く肛門に這わせて撫でるように刺激してみると、硬直した男根が激しく跳ねた。亀頭の先端から湯が滴り、濡れた陰毛は身体に張り付く。左手で男の身体を支えながら、右手で男根を握りそっと亀頭に口ずけをしてみる。柔らかくて唇に温もりが伝わってくる。咥えてみた。太い男根は口いっぱいに広がり、亀頭を咥えるのが精一杯だ。舌先で亀頭を舐め回す。カリ首に舌をひっかけるように刺激したり、鈴口から舌を尿道に差し込むように舐める。興奮のあまり気づけば男根をきつく握り締めて、亀頭は口の中でさらに膨張し膨れ上がり固くなる。起きないように静かに咥え舐めていると我慢汁がどんどん溢れ出て、塩辛い液が口中に広がった。激しくびくつく男根は何度も喉奥にえぐり込もうとしてくる。玉も男根が跳ねるごとに縮んだり伸びたりを繰り返し動きまわる。何て興奮をそそる状況だろう。


しかし長時間咥え男が起きてもいけないし、人に目撃されてもまずい。しばらく堪能してから名残惜しいがそっと男の身体から手を離した。最後に右の太ももを軽く撫でて、愛おしくホクロを円を描くようにそっと指でなぞった。そして直ぐさま離れ、心臓の鼓動を全身に感じながら男の様子を伺った。大丈夫、まだ起きていない。どことなく寝顔が快感にゆがんでいる。眉間に軽く皺が寄り、口角からよだれが垂れている。自身の股間も激しく怒張し、興奮で荒くなった息を落ち着かせようと深呼吸をした。しばらくすると男が寝返り、誤って身体を滑らせ湯に顔を突っ込んでしまった。慌てて目を覚まし驚いた様子でもがきながら身体を起こす。しかしいくらか湯を飲み込んでしまったらしく顔を真っ赤に激しく咳き込み出した。



俺も驚いて大丈夫かと男に声をかけるが咳が止まらず答える余裕もない。男はよろよろと湯から這い出て、岩に脚を開き腰掛けて咳を収めようと努めた。その間も男の勃起は依然として治る気配は無く、咳き込んで力む毎に男根が跳ね上がる。あまり苦しそうに咳が続くため心配になってきた。もう一度大丈夫かと声をかけて、男の側に腰掛けタオルで自身の股間を隠し背中をさすり叩いてやった。しばらくさすり続けているとようやく咳も落ち着いてきた。それを機に俺は自身の勃起が悟られまいと湯に浸かった。男は意識がまだはっきりしない様で、勃起した股間を隠す事なく虚ろな目をして話だした。


「はぁはぁ、、、ああ、びっくりしたぁ、、、。」
「大丈夫ですか?ずいぶん眠ってましたよ。」
「そうみたい、、、。全然、気づかなかった、、、。」
「疲れていらしたようですね。溺れないか心配でみてたんですが。」
「すみません。要らぬ心配をかけて、、、。」
「いや、そんな事ないですけど、何事もなくて良かった。」


と半ば本心、残り半分は白々しい嘘を並べ立てて話を続けた。どうやら男根に触れた事には気づいてないようだ。


「どれくらい眠てしまってましたか?」
「だいたい30分近くかな。湯の中だし危ないかなぁと思って起こすか迷ったんですが、あんまり気持ち良さそうに寝てたものだから声をかけずらくて。」
「そんなに寝てしまったんだ、、、。このところ仕事が立て込んで疲れてて、、、。それで気持ちよくてつい、、、ゲホゲホッ」


再び強く咳き込むと変わらず男の男根はビクビクと動き回った。よく見れば我慢汁がぶらぶらと垂れ揺れている。咳が落ち着くとつうと岩に滴り落ちた。その様子に俺の興奮もさめることなく男に勝るほど痛く勃起する。男が枕にしていたタオルが溺れた拍子に湯船に入り浮かんでいたので、それを手にして軽く絞り男に差し出した。


「大丈夫ですか。今日はもう上がられた方がいいかと思いますよ。」
「ゲホゲホッ、、そ、そうですね、、、。」


そう言い男はタオルを受け取り立ち上がろうと腰をあげたが軽いめまいを起こして、ペタンとまた座り込んだ。


「本当に大丈夫ですか!?」
「、、、。あー、湯あたりしてしばらく立てそうにないや、、、。もう少しここで休も、、、。」
「そうした方がいいですね、、、。」


男はそう言って頭をうなだれるように下を向いて視界がはっきりするまでまばたきを繰り返した。そしてふと初めて自分が勃起していることに気づいた。男は握ってぼんやり眺めながら言った。


「なんか俺、勃起してる、、、。」
「本当ですね、、、。」


触れたことがばれた心持ちがして内心にさっと影がさす。不安もあるが、男の発言から気付いていたかどうか探るためにあえてそれ以上何も言わなかった。今までの様子から気付かれていたとは思えないが、、、。


「なんだか変なもの見せてすみません、、、。疲れマラだなぁ、、、。」


そう言いながら男は軽くしごいている。良かった、やはり気付かれてた訳ではなかったようだ。心の中でほっと胸をなで下ろす。


「うわぁ、我慢汁がこんなに出てる、、、。」


そう言いながら手を離すと、手に汁が糸を引いた。そうした男のあっけらかんな態度が可愛く、安心した俺は笑いながら言った。


「立派なちんこですね。」
「そうかなぁ、、、。比べた事ないから分かんないけど、家内には太くてきついっていわれます。」
「確かに見た限り太さは俺のと比べたら全然違うなあ。」
「そんなに違うものですか?良かったら見せて下さい。」
「え??何を??」
「あなたのちんこを。」

突然の思わぬ切り返しに一瞬たじろぐ。男はまだ寝ぼけているのと咳き込み意識が朦朧としてるのか、目がとろんとしている。あまり思考が回っていないようだ。疑いのないキョトンとした表情で見つめてくる。男のものを勝手に触った後ろめたさもあり、まだ勃起してるといえ、勢いに任せて応えてみる事にした。それに思わぬ流れがどうなるかという期待も込めて、、、。


「えー、、、まあ、、、良いですよ。何だか俺だけ一方的に見るのも悪いし、、、。」


恥ずかしくモゴモゴと言って立ち上がり男の右横に座った。


「こっ、こんな感じっす。」
「おーすごい、、、他人の勃起を見るの初めてだな、、、。」


男は俺が勃起してる事には無頓着に驚いた顔で股間を覗き込んでくる。男の顔が、近い、、、。すると突然右手で俺の男根を掴んできた。驚いて腰を引くものの、しっかりと握り離さない。


「えっ!!??ちょっと!!」
「まあ確かに太さは俺の方がふといかなぁ、、、?」


と男は左手で自分のものを握り太さを比べあっている。俺のものは男の大きな手のひらと太い指に握られはち切れんばかりに硬く勃起する。鼓動が早鐘のように耳裏で鳴り響く。何度かさすってくる。俺が緊張し黙って硬直しているのをみてようやく手を離した。


「あ、ごめんなさい。僕だけ勝手に触ってしまって。でもほら、、、太さは僕の方がふといけど、長さは負けてるよ。」


そう言い男は両手を後ろにつけて自分の男根を突き出した。俺に触るようにと目配りしている。むしろ謝まらなければならないのはこちらの方なのに、、、。しかしもうこの際だ。もう一度男の勃起に触れれる事に内心喜んだ。しかも本人公認のもとに許される、予想を超えた展開に興奮は最高潮だ。震える手で男の太く硬い男根を再び握り締める。熱くドクドクと脈をうつ感触が伝わってくる。男根全体が我慢汁でぬるぬるとしていて先程より滑りがいい。ゆっくり上下にしごくと男はビクッと身体を震わせて勃起を3度ヒクつかせた。俺はどもりながら感想を述べる。


「た、、、確かに長さは俺の方が長いけど、ほっ、本当太いなぁ、、、。」
「へへへ、、、ちょっと感じちゃいました。」
「はははは、、、。で、でも凄い精力ですね、、、。こ、これなら奥さんも、、、うん、喜ぶでしょう。」
「そうですね、きついと文句言いながらも毎度感じてくれるから嬉しいです。」


俺はさりげなく我慢汁が手に絡みつくように最後にもう一度だけ男のものをシゴいて、亀頭を強く搾るようにして手を離した。男はまたぶるっと小刻みに身体を震わせて勃起を跳ねさせた。歯をくいしばるように苦笑いしている。


「まずいなぁ。ちょっとイキそうでした。」
「す、すみません、、、。」
「いや、良いんですよ。僕から無理言ったんだから。」
「どうですか、もうだいぶ休まったんじゃないですか?」
「うん、、、そうだな、、、。そろそろ歩けそうです。あんまり帰りが遅いと妻が心配するし。」
「仕事帰りですか?」
「はい、出張帰りで早めにこっちに戻れたからその足で。」
「そうなんだ、じゃあ気をつけて帰って下さいね。」
「そうしよう。ありがとうございました。」


男はゆっくりと立ち上がり、うーんと背伸びをした。勃起した男根が腹につかんとばかりに反り上がりよく目立つ。凄い精力だ。萎える気配が一向にない。亀頭が我慢汁でぬらぬらといやらしく光っている。


「凄いね、、、。それ、、、。」


苦笑いして男のものを指差す。するときっと厳しい表情をして、がに股になって俺の方に体の正面を向けた。何をするかと思いきや、右手の親指を勃起に引っかけ、ぐいと引き下げた。そのまま親指を下に外し、勃起をパンッと腹に打ち付ける。太い棒と玉袋がぶんぶん激しく揺れた。どうだ、と見せつけるように征服したような面持ちで両手を腰に当てて、俺を目を細めて見下したような目線で見つめてくる。同時に腰をぐいと突き出し、勃起をくいくいと動かしている。俺は見入ってしまう。沈黙があって、瞬間気まずい空気が流れる、、、。と、ふいに、いたずらっぽくにっと白い歯を見せ、男はへへっと笑い、恥ずかしそうに頭をかいた。呆気に取られていた俺もついぷっと声を漏らし、大きな声で笑った。男も無邪気にガハガハと笑う。きっとこの男は思うよりお調子者なのだろう。そしてじゃあと言い軽く一礼してゆっくりとした足取りで露天風呂を後にした。中には人がいたため、やや前屈になってタオルで股間を隠す姿が可愛らしい。突き出た大きな尻もまた逞しく魅力的だった。 男の屈託のない笑顔が一人残された露天風呂に余韻を残す。



ゆったりと優しい旋律のピアノ曲が聞こえてくる。ひとつカコーンと桶の音が響く。俺は一連の出来事にまだ興奮がさめず、ひとまず湯から上がり側にあるチェアーに座った。握り締めていた右手をそっと開き、男のぬめりで艶やかに光る手をしばらく眺めた。一呼吸ついてゆっくりと陰茎を握り、男の我慢汁を潤滑剤として人が来ないうちにしごき上げた。先程までの出来事を思い浮かべると、どんどん込み上がってくる。あっという間に射精した。出し切りる瞬間、男の笑顔が鮮明に蘇り、興奮は絶頂に至った。普段は垂れるように精液が出るところ、2メートル近く辺りに飛んだ。足元の黒い石タイルに撒き散らした白濁の精液が鈍く光る。腰奥からジンジンと伝わる快感が強く、膝に力が入らない。肩で息を切りチェアーの背もたれにもたれかかった。しばらくは立ち上がれそうになく、静かに音楽を聴いた。相変わらず鈴虫は合唱を続けている。射精しても男根はいきり立ち天を仰ぎ、まだ僅かに精液を吐き続けていた。濃い精液がゆっくりと腹に落ちている。脱力して空を見上げると夜空には秋の大四辺形が明るく瞬いていた。


旅行帰り〜前編〜

  • by トーマ at 12月12日(土)20時17分
  • Number:1203231333 Length:10022 bytes

この話は、京都旅行の帰り、夜行バスで起きた出来事だ。バスが目的地について降り立つ時、妙にお互い恥ずかしく遠慮してしまった。去り際に、じゃあな、すまなかったな、と俺は大学生の彼に言った。向こうも顔を赤裸めうつむき具合に頷いてキャリーバックを引いて去っていった。夜の事を思い出したのだろうか。足早に去る前、彼の履いた明るいグレー生地の短いハーフ丈のスエットが立派なテントを張っていた。片手でTシャツの裾をぐいと引っ張り股間を隠す姿に心ときめいてしまう。去りゆく彼の水泳で鍛えた大きな背を見送りながら、せめて連絡先を聞いておけばよかったと後悔して、彼と反対の道に俺は歩き出した。ふと空を見上げれば、日が昇った朝の青空に、まだ白く細々とした三日月が沈み忘れたかのようにふわふわとさまよい浮いていた。



京都駅八条口バス乗り場に着いた。高速バスはあと15分程でやって来る。側の自動販売機でミネラルウォーターを購入した。21時を過ぎた八条通り、行き交う車のライトが交差する。反対車線の歩道には幾人も外国人観光客が大きなキャリーバッグを運び歩いている様子がみえる。京都駅を見上げると新幹線のプラットホームが見えた。のぞみ号が関東方面に向けて発車の合図のサイレンが聞こえたと同時にゆっくりと滑り出し発車した。風が吹くと心地いい夜風が体を抜けて行く。見上げると雲ひとつない夜空だ。街の明かりで気づかなかったが、三日月がほっそり輝いていた。




腕時計をみるともう数分でバスが来る。およそ10時間を超える乗車になる。軽くアキレス腱を伸ばしストレッチをして長時間の乗車に備えた。6月の京都は梅雨前の晴れた爽やかな天気が続いた。旅行では嵯峨野を散策した。祇王寺に寄り、青紅葉と苔むした小さな庭園、小屋のようなお堂に上がり何も考えず小一時間、庭園の青さを眺めてた。昼の日差しが風に揺らぐ青紅葉を透けて、苔に木漏れ日を落とす様子はいつまで見ていても飽きなかった。山鳩やホトトギスやスズメのさえずり、木々の葉の擦れる音、そうした非日常の和の空間が心落ち着かせてくれて、日々の忙しさを暫し遠くに押しやってくれた。いい旅だった。




バスが到着して乗車した。4列シート、前から5列目、進行方向右側の通路側の座席に座る。車内はクーラーが効いて涼しい。乗客がぼちぼち乗ってきてそれぞれの座席へ座った。まもなく発車した。バスは高速に乗る前に東寺の前を通過した。少しカーテンを開けて五重の塔を眺めた。ライトアップされた塔は堂々としていた。高々と空にそびえ、頂上の先端が丁度三日月を引っ掛けるようにすっと立ち上がっている。京都を去るんだなと、寂しい心持ちを一抹に感じつつ、カーテンをしめてシートを少し倒した。丸3日の滞在で疲れていたようだ。首にクッションを巻き、簡易座布団を敷いて寛ぎ始めると直ぐに眠気が襲ってきた。運転手が車内アナウンスで何か言っている。途中ほかのバス停に寄り乗客を乗せる、、、というところまでは聞いていたがその後記憶がない。俺は直ぐに眠り込んでしまったようだ。




がさがさという音がする、、、。人の動く気配で目が覚めた。周囲を見ると次のバス停に着いたようで、人がぞろぞろと乗ってきた。女性客は後方席に乗り、男性客は前の席に振り分けられ、俺の隣にも男が座ろうと乗ってきた。その男は背負っているノースフェイスのリュックから貴重品を取り出し、棚の上にリュックを載せようとしていた。




頭髪はスポーツ刈りで前髪が眉上まで伸び、サイドと後ろは5ミリほどに刈り上げている。顔は角張った輪郭をしたシャープな顔立ちだ。顎のえらがやや張っているが、髭がもみあげから顎下全体に連なって生えているためさほど目立たない。むしろ顔の輪郭に沿って大雑把に整えられた髭に好感が持てる。目は大きく二重。眉はあまり手入れをしていないようだが、太く力強い印象だ。鼻筋の中央が骨張り、やや鉤鼻である。唇は薄く、顎が引いていて頬骨のシルエットが少し出ている。顔全体としては好青年の二枚目といっていい。




体格はがっちりと鍛えて張りがあって重量感を感じさせる。太く喉仏が目立つ首には装飾の無いただの細いくさびのネックレスをしている。服装は上が半袖でブラックの生地。胸にヤシの木とビーチの風景がレトロ調の色彩にプリントされたシンプルなティーシャツだ。腕は太くシャツの袖が腕に隙間なく包み込む。胸筋も厚い。下は明るいグレーの短いハーフ丈のスエットだ。腰回りが特に大きく、スエットが体のラインに張り付くようにぴったりしている。膝下の脚はすね毛が生えて男らしい。ふくらはぎの膨らみが鍛え込んでいる事を物語っている。履物はアシックスの赤いランニングシューズを履いている。おそらく年下、体育会系の大学生だろう。



軽く伸びをするようにリュックを棚に上げた。脇が汗で濡れて黒く輪が広がっている。そしてシャツがまくれシックスパックの割れた肉付きのいい腹が見えた。ヘソ下のギャランドゥーが、緩く履いたスエットからはみ出たパンツの黒いラインのゴム下に広がり生える。また同時に股間がぐっと突き出され、柔らかそうな大きな膨らみが強調された。俺は寝起きながらドキっとした。そして男が窓側の席に座るために一度席を立ち通した。立ち並ぶと俺と背丈があまり変わらない。おそらく身長は172センチ位だろう。


「あ、どうもありがとうございます、失礼します。」


男は笑顔でお辞儀をしながら片手で前を切りながら席についた。俺も笑顔で応えた。それからバスは直ぐに出発した。消灯までは30分ある。男は始めスマホを操作していたがすぐに前座席のポケットに入れて、寝る支度に取り掛かった。靴を脱いでシート下に並べ置いている。それからスエットのポケットからアイマスクを取り出し目を覆った。しかし、しばらくしておでこにずらし上げて前方をぼんやり眺めていた。すると不意に小声で話しかけてきた。


「あの、すみません。」
「ん、はい?」
「あの、実はその、俺、もしかするといびきが結構うるさいかも知れないんです、、。」
「ああ、そうなんだ、それは隣で寝るにはちょっと困ったなぁ。」


俺は彼がそんな事を心配しているのが可愛くつい笑った。彼も恥ずかしそうに笑った。


「そうなんすよ。前に夜行バスで寝ていたら、休憩時間に運転手に乗客から俺のいびきがうるさいって苦情があったからなるべく気をつけて下さいって注意されて。」
「そんなに酷いの?」
「はい。恥ずかしいんですが。でも寝てるから自分じゃどうしようもなくて、もしうるさかったら起こしてもらって構いませんので、声かけてもらえませんか?」
「ああそうなんだ。うん、分かったよ。でも俺もたまに大きいいびきかく事あって、自分のいびきの音でびっくりして目が覚める事あってさ。ンガッ!!って。俺そんな時自分でマヌケだなぁて思うんだ。まぁお互い様だろ、俺もうるさい時は声かけてくれよ。」


彼はクスクス笑った。


「そうなんすね、いや俺だけかと思って心配してたけどちょっと安心したっす。」


俺はいびきをかく方ではなかったが、彼に話を合わせてあげた。その方が彼も安心出来るだろう。二人とも小声で話を続けた。


「大学生??」
「はい、ちょっと実家に帰らなきゃいけなくて。」
「そうなんや。結構体格いいけど、スポーツしてんの?」
「水泳してます。」
「そうか、頑張ってるんやな。」
「それなりにです。」
「まあいびきは気にせんでゆっくり休めよな。」
「うっす。よろしくお願いします。おやすみなさい。」
「おう、おやすみ。」


それからすぐに彼はシートを少し倒してアイマスクを付けて寝る姿勢になった。手を腹の上に組んでいる。消灯までのしばらくの間、つい彼の体を見つめてしまった。これはなかなか、、、。水泳で鍛えた体、目隠ししたあご髭をたくわえたイケメン、スエット、太い脚、すね毛。それから股間の膨らみがどうにも気になってしまう。しっかりと布下にその存在感がある。やや左側に膨らみがずれて盛り上がっている。ジッと見つめるも、パッと消灯となり、バスは暗くなった。残念に思い俺も彼と同じ角度にシートを倒して休んだ。彼の事が気にはなっていたが、徐々に眠気が勝り、いつしか再び寝ていた。



ガタンと大きな揺れで身体が揺さぶられ驚き目が覚めた。やや目覚めが悪く目をこする。寝ぼけてしばらく自分がどこにいるのか忘れてしまい、状況を頭の中で整理する。京都に行って、それから、、、。ああ、バスだ。夜行バスで帰宅の途中だ。どれほど寝ただろう。前方の青白く光るデジタル時計を見ると深夜一時過ぎだ。消灯から3時間が経っている。




そして隣からぐうぐうとうなるような声に気づいて横を見た。大学生の彼は熟睡していた。案の定大きないびきだった。しかし隣にいればうるさい程度で、周囲に迷惑になるような騒音ではなかった。口をだらしなく開けてごんごん眠ている。アイマスクがずれて頭の上に鉢巻きのように乗っかっている。頭を俺の方に傾けて今にも肩にもたれかかりそうだ。寝る前は遠慮して閉じていた脚が、力が抜けて開き、俺に左足が完全にひっついている。俺も七分丈のデニム地のパンツだったため、肌と肌が直に触れ、身体の温もりが伝わってくる。




彼の顔が近いため温かい寝息が俺の首筋にかかっている。俺は徐々に意識が鮮明になってきた。そうこうしていると突然、ゴーという音に包まれて彼のいびきがかき消された。前方のカーテンの隙間から順々に勢いよく光が車内を走り抜けてゆく。バスはトンネルに入った。まぶしさに目を細めたその時だ。俺は気づいてしまった。勢いよく差し抜けていく光に照らされた彼の股間が完全に勃起していたことに。それはスエットの皺でたまたまそう見えるとはとても言えない立派な突き上げだった。ハーフ丈の短いスエットをたくし上げ、左側にやや傾いている。明るいグレー生地のスエットは小刻みに差し込んでくる光に照らされ勃起の陰影が鮮明だ。亀頭の形がはっきりと浮き出て、鈴口の形までも分かる。そしてその下に裏筋がずっと下に続き、勃起によって窮屈になったスエットの残り生地に二つの大きな玉がぼってりと包まれている。




おいおい、ずいぶんラッキーな光景だな、、、。俺はもう一度彼の顔を見た。熟睡していびきも相変わらずかいている。トンネルの明かりに照らされて、彼の顔立ちがよく分かる。髭面の若い二枚目の体育学生。くさびのネックレスが光を反射して静かに彼をキラキラと照らす。寝顔が何とも愛嬌があり、益々興奮してくる。




トンネルを抜けた。再び車内は暗くなる。視界は一気に黒一色に染まる。しばらくして目が慣れてくれば、道路の街灯が僅かにカーテンの隙間から入りうっすら股間が見えてきた。彼はいびきをかいたまま、ついに俺の肩へ頭をもたげた。彼の刈り上げた髪が俺の頬に当たる。俺は周囲の乗客の様子を伺った。後方1列は女性と男性を隔てるために誰も座っていない。俺の座る席の向かいも乗車客はいず、前列から4人がけで座っている。斜め向かいの乗客も寝ているようだ。




俺はそっと彼の頭に鼻を埋める。整髪料のシトラルマリンの爽やか香りの中に、頭皮の男くさい汗の匂いが混じる。そっと彼の右頬に左手を伸ばして優しく撫でた。手にざらざらと髭の毛ざわりが伝わる。頬の温もりを手のひらで感じる。そして柔らかい唇を指でなぞった。口角から僅かに垂れたよだれで指先が濡れる。よく見えないぶん、無防備に眠る彼が、愛おしく感じてくる。




そして一度手を離して数度深呼吸をした。目線だけ彼の股間に落とす。相変わらず塔のようにそびえ立つ。目を閉じて彼の頭に寄りかかった。彼は左手を腹の上に乗せている。俺は右手を脱力するように、手のひらを仰向けに彼の太ももに乗せた。手の甲に太ももの張りとスエットの肌触りが感じられる。俺は徐々にその膨らみへと手をずらしてゆく。布地が上に突き上げられた所まで手を近づけた。再度彼のいびきを確認する。大丈夫だ。しっかり寝ている。むしろ先ほどよりいびきが大ききくなている。俺はまず手の甲をそっとそれに押し当てた。


旅行帰り〜後編〜

  • by トーマ at 12月7日(月)19時07分
  • Number:1204192224 Length:10828 bytes

しっかりと、確かに、勃起に触れた。さらに圧をかけて押してみる。勃起はびくともしないと言わんばかりに勃ちはだかる。俺はこめかみの辺りに鼓動が張り裂けんばかりに脈打つのを感じた。様子を伺い今度はそっとスエットの上から根本を握り締めた。硬い。そして大きい。布とパンツの厚さがあるにしても、太さも十分ある。次に先端を包むように握ると、亀頭の弾力のある張りが感じられる。そしてそのまま裏筋をつたうように手のひらでなぞり降ろし、開いた脚の間に鎮座する玉袋を包み込んだ。汗でしっとり湿るスエットに包まれて心地よい肌触り。まるで小動物でも手に乗せたかのような柔らかく温もりのある玉袋。軽く揉むと、ふわふわと繊細な感触。玉も立派な大きさで、片玉それぞれMサイズほどの鶏の卵位の大きさはあるのではないだろうか。




それから再び亀頭を刺激してみた。親指の腹を亀頭に乗せて握り締め、親指でこねくり、握った4本指で裏筋を撫で押す。するとビクッとはねた。次に人差し指の爪で亀頭を優しく引っ掻く。爪に布の繊維がザラザラと感じる。鈴口やカリ首の段差を中心に引っ掻けば、元気よく中ではねて動き回る。しばらくそうしていると、スエットの先端がじっとりと濡れてきた。手を離し目を凝らすと、突き上がった勃起の先端のスエットが、そこだけ十円玉位の円を描いて黒っぽくシミになっている。我慢汁が溢れてグレー生地によく目立つ。パンツを超えてシミになる位だから感じているのだろう。




一度手を休めて彼の様子を伺う。起きたとは思えない。いびきも先ほどと同じリズムだ。やはりどうしても直に触りたいという欲求が出てきた。まず、彼の太ももに左手を静かに添えた。そして丈の短いスエットの左裾から徐々に手を忍ばせた。スエットがストレッチ性でよくのび、無理なく手が入る。すぐにボクサーパンツの裾があり、指先でめくり上げて更に中へと手を進めた。とん、、、中指と人差し指の先に硬いものが触れた。




いよいよだ。さらに進めてついに握った。熱い。布に包まれた股間は蒸れて生温かい。竿の次に玉袋を握った。思ったよりも毛深い玉だ。握り包んだ瞬間、ぎゅっと玉が驚き縮み上がった。そのまましばらく動かず包んでいるとゆっくり緩み、手にいっぱい玉の重みが乗ってくる。大きな柔らかい玉はいつまででも握っていたい心地好さを感じ、しばらく手の中で転がし遊んだ。



それからさらに彼が起きない事をいいことに、そのままぐっとスエットを持ち上げて、裾から勃起を外へと引っ張り出した。以外にも簡単に取り出せて、俺は興奮が止まらない。もう目も暗闇によく慣れてはっきりと見える。亀頭はいやらしく濡れて光る。勃起はうわ反りでへその方に先端を向いている。握ると勃起から彼の脈がよく伝わる。相変わらず肩にもたれかかりいびきをかいて寝ているため、股間に顔を近づけれないが、十分満足だ。スエットの裾から誤って生え出た勃起はその異質さがエロさをより強調する。一見ただの筋肉質な薄着の青年が座席に座り寝ているだけなのに、スエットの左裾をたくし上げ、そこに現れてはならない存在が剥き出しになっている様は異常に興奮させた。また乗客がいるなかで、この背徳的な行為がさらに自分を興奮させる。彼には申し訳ないと頭で理解しながらも、やめれない自分を責める。




直に拝めて満足し、直ぐにスエットの中に戻した。今度はスエットの腰ゴム側から右手をボクサーパンツの中に差し込む。ギャランドゥーを辿り、陰毛の縮毛を撫でる。勃起を握りしめる。しばらく静かにゆっくりと上下にシゴいて堪能した。すると彼が急に竿を握った右手をスエット上から握り押さえた。同時に左腕を俺の右腕に絡め、逃げれないよう掴まえられた。そして彼が耳元で囁いてきた。


「ずるいっすよ」


驚いてとっさにスエットから手を引き抜こうとしたが、押さえつけられて動けない。ばれてしまった。もう遅い。そういえばいびきの音が小さくなっていた気がする。夢中になって気が付かなかった。俺は硬直し凍りついて何も言葉が出なかった。だが、ずるいとはどういう意味だ?しばらく沈黙があって彼から話し出した。


「俺、起こしてって言ったけど、そっちを起こして欲しいとは言ってないよ。」
「、、、。悪い、、、。すまなかった、、、。」
「いや、怒ってないっすよ。めっちゃくちゃ気持ちいいし。」
「、、、。君は、、、いつから起きてたんだ?」
「ついさっきっす。すげーエロい気分で目が覚めたらお隣さんがパンツに手突っ込んでるから。」
「すまない。本当に申し訳ない、、、。」
「違うんです。俺、一方的に触るのがずるいって言ってんです。」


そういうとゆっくりと俺の股間に右手を伸ばしてきた。前のホックを下ろし、勃起した俺のものを引っ張り出した。そのままじっと握り離さない。囁くように耳元で話しかけてくる。


「お兄さん、ゲイっすか?」
「、、、。おう、、、。まあ、、、。」
「そうか、、、。まあそうじゃなかったらこんな事しないっすよね。」
「君は、、、違うのか?」
「俺、分からないっす。」
「、、、?、、、どういう事だ?」
「最近なんす。男の人とか女の人に興味持ち出したの。」
「、、、。」
「それに恥ずかしいっすけど、まだ誰ともセックスした事ないんす。だから人にこんな風に触られたの初めてなんすよ、俺。」
「そうだったのか、、、。すまなかった。」
「うん、、、。でも、悪い気はしないっすよ。それよりも、、、。」
「、、、。、、、ん?」
「それより最後まで、、、責任取ってくださいよ、、、。」


そう言って彼はスエットとボクサーをケツ下までずり下ろし、下半身を露出させた。スエットに引っかかった勃起がばしっと音を立てて腹に打ちつく。そして体制をぐっと俺に向け右足を足に絡ませて抱き着きついてきた。そして勃起を俺のズボンに押しつけてくる。硬い棒が太ももに突き当てられる。鍛えた太い足が重い。


「ジッとしといて下さいよ。」


何をされるかよく分からないまま彼がしようとする事をじっと見届ける。ゆっくり腰を振ってズボンの上から太ももに勃起を擦り付け始めた。俺にきつく抱き着き、周囲にバレないよう喘ぐ声を殺して快感を味わっている。彼の吐息が顔にかかる。次第に彼から俺の頭を抱き込み、顔と顔がぐりぐりと当たりだす。鼻と鼻がゴツゴツと触れ合い、お互いの額から流れる汗が絡み合う。俺は次第に緊張が解けて興奮してきた。そっと彼の唇に舌を入れる。彼も応えてディープキスをした。俺は左手でむき出しのでかい彼の尻を掴み揉む。お互い息を切らして興奮する。俺はそっと腰を振って押し付けてくる彼の勃起に右手を伸ばした。


「確かに俺が悪かったけど、何も1人でする事ないだろう。」
「はぁ、はぁ、、、。だって、仕返ししたかったんすよ。」
「俺に擦り付けてイクのがか?」
「お兄さんのズボン汚してやろうと思って、、、。」
「、、、バカだなあ。そんなの仕返しでも何でもないよ。」
「だってよぉ。」
「勝手に断りなく触ってごめんな、、、。じゃあ改めてさ、お前を気持ちよくさせてもいか?」
「、、、。してくれるんすか?」
「おう。もちろんさ。責任取らせてくれよ。、、、。な?」


そのまま黙って静かに頷いた。俺はこのあどけない可愛らしい大学生が愛おしく抱きつく。彼もしっかりと抱き返してきた。鍛えた筋肉の弾力が抱き着き甲斐がある。握った勃起を音を立てない程度に静かにシゴいた。左手でシャツの中に手を入れて乳首をつまむ。うっと低いうなり声をあげてよがる。声を出さないようキスをして舌を絡める。俺はしばらくそうしたあと、股間に顔を近づけ咥え込んだ。立派な男根だ。我慢汁でぬめる怒張は塩辛い。また汗と僅かに尿の蒸れた匂いが交じり合い、匂いフェチの俺にとって最高だった。俺はこいつの初めての性体験の相手になるわけだ。ここでは多くはしてやれないが、精一杯気持ちいい思いをさせてあげようと念入りにしゃぶりついた。亀頭を中心に舌を使って舐め回し、吸い付く。同時に左手で玉袋を揉みしだいた。音を立てないようにするのは難しく、思うほど吸い付けなかったが、それでも十分感じてくれたようだ。俺の頭を強く抱え込み、込み上げる度に、太く逞しい脚を内股に閉じて堪えていた。その時、再びバスがガクンと大きくバウンドするように揺れた。座席は大きく上下に揺さぶられ、竿が喉奥にドスンと突き刺ささり、根本まで咥え込んでしまう。突然の事で嘔吐き咳込みそうになるが、彼にとってはそれが極め付けだったようだ。小さな震える声で


「もう出るっすよ、、、。」


そう言い終わるがいなや、俺の口の中で果てた。掴んだ玉が手から飛び出し一気にせり上がる。陰茎がぐんと一段大きくなり、口いっぱいに膨れ上がる。絶え間なく射精した。バスのなかに臭いが漏れてはまずい。嘔吐きを耐えて、一滴溢さず飲んだ。しかし次から次へよく出る。あやうく口から溢れ出そうなほどビクビクと出し続けた。彼も射精中は身体中硬直させて、発射するタイミングと共に激しく震えていた。出し切って脱力すると座席にもたれかかった。飲み込むのに時間がかかりしばらく口を離せない。いかんせん、大量だった。射精後も萎える事なくいきり立つ。ようやく喉にはりつくような濃い精液を飲み終えた。鼻にきついイカ臭いにおいがぬける。ストローを差した容器の最後の一滴を吸い出すように、吸い付くようにしてポンと亀頭から口をはなした。ううっとうなり身体を激しく震わせた。いつの間にかすねまでずり落ちたスエットとボクサーを履かせてあげると彼も腰を上げて応えた。彼の顔の側に頭を並べて、耳に口が触れる距離まで近づく。


「どうだったか、気持ちよかったか?」
「はあ、はあ、、、。うん、、、。よかったっすよ。」
「お前凄い量出すな。飲むの大変だったぞ。」
「、、、。どうっすかね。」
「すげーよ。それに、まだこんなに勃ってるぞ。」


俺はスエットに手を突っ込み、まだ硬直したままの陰茎をわざとにぐりぐりと強くシゴいてやった。彼は座席から跳ね上がるように身をよじらせた。


「ああ、それだめっすよ!!」
「ふふ、ごめんごめん。どうだ、気持ちいいだろう。」
「はぁ、はぁ、、、。気持ちいい、、、。」
「そう言ってくれるなら良かったぜ。」
「、、、。俺も、、、お兄さんのイカせたいっすよ。」
「、、、。いや無理するな。お前まだ気持ちに整理ついてないんだろう。」
「でも、やっぱり俺ばっかりやられっぱなしじゃないすか。」
「だからそれは俺が悪かったよ。でも関係ないって。」
「、、、。じゃ、、、分かったっす。」
「すまなかったな。」
「、、、。そのかわり、握ってていいすか。」
「俺のモノをか?」
「そうっす、、、。仕返しにお兄さんの握っておくっす。」
「本当変な意地だなあ、、、。まあそれでいいならいいぞ。、、、。ほら。」


俺は彼に勃起を突き出した。彼はそっと握ってきて、静かにシゴいてきた。正直俺も随分興奮して直ぐにでもイキそうだった。


「まずい、、、。出そうだ。」
「ずっとそれ我慢して下さいよ。それが俺の仕返しっす。」
「ったく、、、。そういうことか、、、。やなヤツだなぁ。」
「我慢して下さいよ。」
「分かったよ、、、。」


俺はそのまま好きに触らせた。俺も彼の勃起を感じていたく、スエット越しにそっと手を伸ばした。相変わらず硬直している。抵抗せず握らせた。直に触るよりスエットに包まれた状態で触る方が、むしろ肌触りも良く、直接見えないからこそ、エロさが際立ち良いかも知れないなぁ、、、。そんなことを思いながら撫でていると、再び俺の肩に頭を乗せてきた。


「 あったかいっすね。人のちんこって。」
「、、、。」
「なんか、、、分からないけど、、、お兄さんのちんこ良いっすね。」
「そんな風に言われると気恥ずかしいな、、、。」
「すげー、、、。ヌルヌルっすね。」
「、、、。まあな、、、。」
「イッちゃダメっすよ。」

俺は答えなかった。しばらくはシゴいてイカそうとしては手を止めて寸止めを繰り返した。何度かイキそうになり歯をくいしばりうなり声をあげる。彼はふふっと笑い満足していた。しかし次第に何もしなくなってきて、握ったまま再びすうすうと寝息を立てて眠てしまった。直ぐにでも出したいがバスの中だから堪えた。俺はそっと自分のものをしまい、彼の萎えてきた股間をスエット越しに静かに撫でた。まだ僅かに芯が残っているが、柔らかい陰茎も、勃起した時に比べてふにふにとぬいぐるみでも抱いているような癒される心地だ。それから一度手を離し、そっと彼の左手を握って頭にもたれて一緒に寝た。握った彼の手は俺の我慢汁でじっとりと濡れていた。繋いだ手をずらし、甲をスエットの股間に乗せる。しかしそのまま彼もぎゅっと手を握り返してきた。俺は何故か初々しい、不思議な心の充足感に満たされてきた。目的地までそのまま手を取り合い、暗闇に包まれたバスに揺られながら穏やかに眠りについた。